2006年1月31日

義姉ノスタルジックアドベンチャー『雪影』(Silver Bullet)

義姉ノスタルジックアドベンチャー『雪影』(Silver Bullet)

まず始めに、“義姉ノスタルジックアドベンチャー”は私が付けたコピーじゃありません。
メーカー公称のジャンル名です。

舞台は雪深い田舎町。
両親を失い天涯孤独となった主人公は都会の親戚に引き取られるが、冬の休みには実家に帰る。
両親を亡くしたあとに現れた、「姉」を名乗る少女の待つ実家へ…

…というストーリー。
雪女的な雰囲気をまとう、平山深雪お姉ちゃんは…

「お姉ちゃんは、あそこで待ってるわ。ずっと。」

両親を亡くした修二の前に現れ、突然姉を名乗る女性。
以来、上山の修二の実家で冬の間だけ帰ってくる修二を出迎えるようになる。
優しく、おっとりしており、しかし気丈な面も持つ。
修二に対しては何かと甘く、過保護。
どういう訳か、あまり外に出たがらず、周囲との接点を避けている節がある。
そういった面も含めてミステリアスな面が多く見受けられる。
修二との関係は、冬の間だけ再会することで、姉弟の絆をより強く深めていくことに。

謎を秘めたお姉ちゃんのようですが、素敵な姉であることは間違いないようで、添い寝シーンからも窺い知れます。

発売は3月24日予定。

(瀬川さん、情報ありがとうございます)

2006年1月29日

ArkShell新作『マエバリ帝国の逆襲』に重度のブラコン姉

ArkShell新作『マエバリ帝国の逆襲』に重度のブラコン姉

ユニコーンAのレーベルの一つ・ArkShell新作に重度のブラコン姉さんが登場するとの情報をキャッチ。
そのお姉さんの名は、組原胡桃お姉さん

重度のブラコンという闇を背負う少女

主人公の。近所のレストラン「アルタム」でマネージャーを務めている。
本来は才色兼備の出来るオンナなのだが、重度のブラコン
弟以外の異性に興味がなく、弟にきわどい誘惑を仕掛ける。
性格はどことなく掴めない感じだが、実はかなり押しが強い。が、それを感じさせない。
天然のおねだり上手。
料理が致命的に下手で、厳重に禁止されている。

「弟以外の異性に興味がなく」、って所が泣かせるじゃないですか!
重度のブラコンが闇ってどういうことよ?とのツッコミはともかく、被庇護欲全開の我ら姉属性にとって、お姉ちゃんの愛を独占したいと思うのは当然の気持ちなワケでして。
前張りという着衣特化型のゲームのため、姉萌えにどこまで詰め寄れるのか、「きわどい誘惑を仕掛ける」点で、痴女キャラに成り下がってしまわないかが注意点。
今後見守っていく一本にします。
幼馴染みにして元彼女の芹沢みなみちゃんは肉体派世話焼き女房型、姫咲桜子風紀委員長はツンデレお嬢様クールビューティーで頭が上がらない、と他のヒロインも姉属性好みかと。
発売は2006年4月予定。

ちょ美さん、情報ありがとうございます)

2006年1月26日

今週のお姉ちゃんチェック

『みこ×もの』(パティスリ~)

タイトルそのまま巫女モノです。
ヒロイン5人と主人公で6人家族だが、血のつながりはなく、妹一人以外は正体が龍だったり天狗だったりする人外キャラ(但し外見は女の子)です。
ストーリーはほのぼの系の様子。

さて、巫女モノで長女と来ればおっとり天然お姉さんの法則通り、長女の叢雨園子お姉さん(CV:飯田空)は母性がにじみ出ている姉。

直人にとっては母親みたいな存在だが、本人はあくまでも姉と
言い張っている

普段はおっとりしていて穏やかで優しい性格のお姉さんだが、
時々拗ねてみたり素でボケたりと可愛らしい一面を見せる。

姉弟の中で最も歳を重ねた長女姉はこうでなくては!と思わせる紹介。
今は公式ホームページもない『アネもネ』の長女・壱美お姉さんと姿がダブります。
(壱美お姉さんは、つつみ先生の単行本『姉の淫腔』で会えますヨ)

そして、総裁の趣味に最も近い姉・叢雨東亜子お姉さん(CV:彩世ゆう)が気になるわけでして…

その正体通りウワバミで、無類の酒好きでいつもお酒を飲んでいる。
園子に次ぐ古参で園子とは古い付き合い。
巨乳で普段から色気を振りまいていて、明るくてサバサバした性格。
人をからかうのが好きで、直人に対してもHなからかいを良く仕掛けてくる。
それでもイヤミな性格にならないのは、根底にはみんなに対する愛情が
流れているのをみんなも知っているから。

あー、こういうお姉さんが大好きだ!
姉ストライクゾーンはとにかく広い総裁ですが、この辺が私のミートカーソルです。

もう一人、外見は幼いが、正体は妖狐で、年齢もずっと上という叢雨あゆ姉さんも注目。

外見上の年齢は逆転してしまったが
今でも直人たちの姉でいたがり、
そのようにふるまおうとしているが
ほとんどは空回りしている。

どの辺がポイントかといえば、幼な姉ボイスの第一人者・まきいづみさんが演じていること。
とりあえずサンプルボイス1番は聴いておけ。

『波の間に間に~さざなみ診療所~』(ブルームハンドル)

小さな孤島にやってきた落ちこぼれ医師=主人公と、島民が登場するストーリー。
一人、独り身でやって来たので姉は居ませんが、ママがいます。但しスナックのママ。でも姉気味。
その名は片瀬玖美姉さん

島唯一のスナックのママ。その気っ風の良さと色香で、
島の若い男の大半は彼女に夢中になっている影の実力者。
サバサバした性格で、大の悪戯好き。 (中略)
とにかく酒好きで騒ぎ好き。面白そうな事にはすぐ首を突っ込みたがる
困ったおねーさん。

またしても酒好きおねーさん。
退屈な田舎島のムードメーカーか。賑やかなお姉さんの様子です。
妹と仲が良くて、面倒見の良さそうな一面もありそう。

可愛い未亡人・向井裕美子さんも興味をそそられますが、こちらは全ママ連の方で予約済みと思われるので、ここではリンクのみにとどめます。



『つま恋』(H+)

「ぼくの部屋の押入れには、人妻がいる。」

憧れのお隣のお姉さんが、夫と喧嘩して出戻って来たところを押し入れにかくまい、見返りにHの手ほどきをしてくれる…というストーリー。
あの、ウチも押し入れの一つや二つならいつでも空けるんで、こんなお姉さん住んでくれませんかね。

ヒロインのお姉さんは人妻ということで、そちらの属性も強めならば見ておくべき一本か。
正ヒロインの夏目春美お姉さんは、


夫と喧嘩をして、幼馴染である主人公を頼り帰ってきた隣のお姉さん。
宿代&口止め料の替わりにHの手ほどきをしてくれる事に…。
天然系お姉さまで包容力がある。

お姉さんとしての魅力を残しつつ人妻の色香をまとい、なおかつ幼なじみ。ぜいたく。



『春恋*乙女~乙女の園でごきげんよう。~』(BaseSon)


最後にお嬢様学園純愛AVGを一つ。
主人公は男です、念のため。
学園一の超御嬢様で、剣道部主将を務める不動如耶[ふゆるぎ・きさや](CV:手塚まき)先輩が気になります。

「ごきげんようでござる」

何故かツボに入りました。
/Si/さん他からタレコミをいただいた、同じく武道少女・『プリンセスワルツ』の深森静お姉さん(CV:三咲里菜)を眺めたりサンプルボイスを聞いていたりしたせいもあることは否定できません。

気品があり、楚々とした立ち居振る舞いをするが、気位が高くワガママな部分も。
剣道部の主将を務めており、武士のような話し方をする。
剣道の腕前は天災レベルで、公式戦ではここ数年は負けたことがない。
好き嫌いのはっきりした性格で、自他共に厳しい性格。
プライドが高く、侮辱されることを嫌うが、単に負けず嫌いなのかも。

性格に合わせて、キャラクターデザインも凛々しく決まっています。

2006年1月22日

『2005下半期リリスベストセレクション』特典ゲームが……

『2005下半期リリスベストセレクション』
特典ゲームのタイトルは…『姉×姉えぶりでぃ~ボクはおもちゃ?』

総裁の今年の姉始め、『姉☆孕みっくす2』が、期待以上の姉ゲーで楽しめたこともあって、現在リリス再評価の動きが進行中。年が明けてから、リリスの姉ゲーしかプレイしていません。今度の全姉連会報にはリリス特集を組みかねない勢い。
最近のリリスの姉ゲー傾向の強さから、きゃんでぃそふと・アトリエかぐやに続く第三の勢力ではないかとさえ思いつつあります。
(余談。テックジャイアン誌でのアトリエかぐや特集によれば、『姉汁』を最後に姉ゲー路線からは一線を退くかも知れないとか。本当ならば、少々残念。)
正直言って、リリスさんは毎回ホームランをかっ飛ばすようなメーカーではなく、「あれ?」といった作品も時に顔を覗かせるのですが、そこは2000円の価格帯とDL販売の手軽さ、新作発売の頻度でカバー。

そんなリリスの選りすぐりHシーン作品集・リリスベストセレクションの2005下半期版の告知がありました。
今回の特典ゲームのタイトルが『姉×姉えぶりでぃ~ボクはおもちゃ?』
またも真っ向勝負の姉ゲー!今年もリリスは姉ゲーで突っ走ってくれる予感。
線画には『姉×姉』の部分にあたる姉と思われるお姉さんが2人。
この2姉におもちゃにされちゃうってことね?OKOK!
「シチュエーション特化型エロエロADV」のコピーに夢膨らむ~。
総集編と言っても、いつも通りの2000円帯のハズなので、『姉×姉えぶりでぃ』目当てだけでも突撃できるでしょう。

姉ゲー傾向仕掛け人と思われる、企画の笹@氏。
今年も趣味に走ったゲーム作りをお願いしますよ!

2006年1月18日

今週のお姉ちゃんチェック

『CLEAVAGE~恋人はお姉さん』(青橋由高 他/フランス書院美少女文庫)

昨年2月に発売された姉ゲー『CREAVAGE』(Empress)のノベライズです。
著者は3人で、あの名著『あねらぶ~彼女は三姉妹!』の作者であり、姉祭り2005で『あねらぶ番外編』をお寄せ下さった青橋由高さんもその一人。正ヒロインの瑛里華お姉さん担当だそうです。
青橋さんが姉属性の心を掴む作家であることは、上記姉祭りの作品だけでも十分にお分かりの通り。
ご本人のブログでも紹介がありますので、参考までに。

『いじケア~ノエル君のご奉仕日記』(TinkerBell)

きゃしゃで、か弱い主人公が、修行のため送られた貴族の家で使用人として働く中、幼なじみのツンデレお嬢様やメイドさんたちにあれこれされてしまうストーリー。
ヒロイン4人が、従姉・メイドのお姉さん2人・叔母さまという、完全年上仕様。
まず、正ヒロインのステラお姉さんは、貴族のお嬢様らしいキツめの性格で、ツンデレさん。
主人公の初恋の人であり、イジメられてきた幼なじみとのことで、実に いじられ まくり
そして、メイドさん二人も魅力的ながら、やはり三十代後半というジーナ叔母さまに注目せざるを得ないワケです。
おっとり系の奥様で、母性愛担当。ママ属性のお子さんならこの辺とかたまらないんじゃないですか?

主人公の性格からも、最初から最後までいじめられ・いじられ続きの受けゲーなのは間違いない様子。
体験版ダウンロードも可能なので、気になった貴弟は。



『凌辱性奴会』(黒姫)

お姉ちゃんを無理矢理……というのは総裁のポリシーには合わないのですが、少数ながらそういった趣味の姉属性の方もいるので、そんな弟さん向けゲーム。
主人公は、学園に通う金持ち放蕩息子。ヒロインは3人。従姉であり生徒会長の二条可憐お姉さんと、同学年で生徒会副会長の桐生マリカ、その妹の桐生ミキ
この中では、当然に可憐お姉さんに目が向くところ、その姉は主人公の兄に思いを寄せているとか。そんな………
桐生姉妹は、姉は妹を思い、妹は姉を慕っているとかで、むしろこちらの方が見ものなんじゃないかと。

こういった事情なので、手を出す場合はよくよく注意の上…

2006年1月 4日

姉始めは『姉☆孕みっくす2』(LiLiTH)

2006年、正月。
皆さん、リアルお姉ちゃんと、あるいはバーチャルお姉ちゃんとの姉始めはちゃんとできましたか?
総裁は4日より通常営業モードに切り替わるので、今日慌てて姉始めを済ませました。
えーと、誰が良いかなーと目に付いたのは『姉☆孕みっくす2』(LiLiTH)

そうです、年末ギリギリに発売されたリリスの姉ゲーで、昨年2月の『姉☆孕みっくす』の続編のあれです。
「2」のタイトルが付く続編ではあっても、前作とは設定もヒロインも全く違うゲーム。
前作では、お姉ちゃんも弟も少々姉弟愛が足りず、厳しい結果だっただけに、今回はリベンジなるかお手並み拝見とばかりにプレイスタート。


……
………

合格ッ!

もう十分合格ですよ。良い良い。お姉ちゃん好きのツボをモリモリ突いて来ます。
まず、お姉ちゃんが2人に増員され、優しいお姉さんタイプ+ちょっといぢわる姉貴タイプの2つの味が一度に楽しめるこの幸福感…!
優しいお姉さん=はるか姉さん(CV: 紫苑みやび)は、母性を兼ね備えながら甘ったれな面も有していて、いいお歳なのに可愛さ一杯。沙希姉に優しくしているとふくれるヤキモチ焼きな面が弟泣かせ。

はるか「聡司ちゃん、沙希ちゃんの面倒ばっかり見るんだもの。お姉ちゃん寂しいわよ~」

姉貴型のお姉さん=沙希姉さん(CV: 春日アン)は、とにかく弟を子分扱い。口より何倍も手が出るが、変に照れずに弟への愛情を表現できる姉。弟のことを「弟」と呼ぶ、初めて出会うタイプの姉です。新鮮。

沙希「弟はあたしの子分っ。これはもうずっと、一生♪」

主人公は当然シスコンですが、姉弟のタブーに葛藤する健全な青少年。お姉ちゃんのことなら何でもまめにこなす、年季の入った弟職人です。

と、以上のように、登場人物は姉ゲーとして魅力的に仕上がっています。

テキストの方も、姉萌え好みの言い回しが多くて満足。媚びたような臭さも無く、こういうのは好きです。「妊娠」とか「赤ちゃん」のキーワードも忘れてはいません。あと、姉弟みな血縁ありです。
ストーリーの柱は、前作同様「お姉ちゃんと子作り」に流れるようになっていますが、それほど設定に引っ張られることもない様子。あくまでさわりの部分だけを見ての感想ですが。

2000円(DL版1800円)のソフトなため、圧倒的なイベント数やテキスト量というワケには行きませんが、逆に言うと変わりばえの少ない日が続くよりも濃縮された数日を楽しめて良いとも。ボリューム感は少なくとも価格以上にあります。

実はまだはるか姉さんに一回可愛がってもらっただけに過ぎません。
しかし、ここまででもう前作の負けを取り返した気分。
もし『姉☆孕みっくす』のイメージで敬遠しているとしたらもったいない。
迷っている位だったら、飛び込んでみていい1本です。
新年から当たりの姉ゲーを引き当てて幸先の良い2006年の姉始めとなりました。