2006年5月31日

今週のお姉ちゃんチェック

『叔母の寝室』(PUZZLEBOX)

フランス書院から刊行されている鏡龍樹先生の作品が原作。
若々しくて妖艶な、葉川鞠乃叔母さん(CV:深井春香)から誘惑されて…がメインの様子。
シナリオ担当のこごめさくら氏のコメントによれば、

さて、本作「叔母の寝室」は、ジャンル分けするなら、
年上ものということになるのかもしれませんが、
自分としては、『叔母もの』というジャンルを
確立するくらいの意気込みで書いた一作です。

姉ではなく、ママでもなく、叔母にこだわる意気込み。
確かに「叔母萌え」は今までほとんど手つかずの領域でした。
感覚としては、姉以上ママ未満的な位置?
いや、そんな単純なものではないと思いますが。

叔母ものを中心に据えながらも、実はしっかり従姉のお姉さんが登場しているので、姉派の貴弟も安心。
そのお姉さんこそ、葉川玲那お姉さん(CV:金田まひる)

主人公を「健ちゃん」と呼び、実の弟のように
感じていた
が、ある日、主人公と鞠乃との痴態を
目撃したことにより、心の中にある感情が芽生え
はじめる・・・。

いやいやいや、従姉であっても「実の弟のように」思っていただけるだけで、小弟は恐悦至極に存じます。
実姉どころか従姉さえ与えられなかった身の上を嘆く日々を送る総裁にとっては。

2006年5月30日

ドラマCD『姉、ちゃんとしようよっ!2』vol.3 7月28日発売決定

ドラマCD『姉、ちゃんとしようよっ!2 vol.3 』7月28日発売決定


番外編ノベルやドラマCDの脚本を書かれている佐々宮ちるださん@la Dolce Vita・アマイセイカツより。

ドラマCDは2巻で終わりかなと漠然と思っていたんですが、嬉しい誤算で第3巻発売決定のようです。
実はもう収録済みとかで、発売は7月28日。例によってソフトガレージより。

初代『姉、ちゃんとしようよっ!』が2003年6月27日でしたから、早3年。
続編が出て、ノベライズも次々とされ、OVAも出て、ドラマCDも3巻目。
正直言って、「姉6人に囲まれるゲーム」なんてキワモノだろう(俺は買うけどな)と思っていたあの頃からは考えられない、息の長い作品になりました。

詳細な内容については、追々発表されていくようです。
もちろん今度も佐々宮先生のシナリオですので、どんな話でも安心して待てるというもの。
時節柄、横須賀方面の女生徒がチラッとネタにされたりとか、そんなことを想像してみたり。

2006年5月23日

今週のお姉ちゃんチェック

『つよきす~Mighty heart~』(プリンセスソフト )

『姉、ちゃんとしようよっ』シリーズを輩出したきゃんでぃそふとの第3作『つよきす』のPlayStation2版が、遂に今週リリース。
『つよきす』、そして乙女姉さんといえば、泣く弟(こ)も黙る2005年・日本姉大賞受賞の栄誉に輝く姉ゲー・姉キャラであり、その姉度については今さら語るまでもなく。
7月からはアニメ版も始まることですし、何となく乗り遅れてしまった貴弟は今がチャンス。

そのアニメ版。
キャラクターデザインが原作と違和感ありすぎとか幼すぎといった声をちらほら聞いたのですが、TVアニメとして見た場合、この位が適当、いや、なかなか良い線行っていると思いますよ。
ゲームはゲームに、アニメはアニメに合ったデザインってありますし。
ToHeart2に関しては、まあ、その、あれでしたが。
ともあれ、つよきすアニメは夏の楽しみの一つであります。

『キミキス』(エンターブレイン)

あっちでこっちでキスしまくりという、破廉恥極まりないゲームがプレステ2で。
思えば自分も高校時代に、授業中の教師に隠れてよくキスしていたっけ。
木の匂いのするキスだったり、唾液を送り込みすぎて相手をふやけさせたり。
そんな甘酸っぱい思い出を、ぜひこの1本で上書きしたい。
特に!この!破廉恥な姉臭漂う摩央お姉さん(CV:池澤春菜)に優し~く。
学園モノなので先輩にあたりますが、幼なじみの年上という前提があるので、「姉」です。間違いなく。

ここまで煽っておいてなんですが、どうしても世間の盛り上がりに付いていけない自分。
原因は分かってるんです。
TLSSの流れを汲んで、勝手に身内キャラは姉だと思いこんで期待していたのに、ド直球の妹キャラの存在が明らかになって、冷水をぶっかけられた気分になったから。
TLSSのるり姉があんなに大傑作の姉だったので、次もきっと姉に違いないと勝手に思いこんでいた私が悪かったんですがね。
当時既に四方を姉属性の同志に囲まれていたため、るり姉スゲーの大合唱=世界の共通認識と思いこむのもやむを得なかったとはいえ。

あ、こんなお馬鹿の勘違いに惑わされず、摩央姉とチュッチュすると心に決めた弟さんは迷わず突貫あるのみ。

『タクティクスブリッド』(BLIP)

「本格派ロボットタクティカルウォーRPG」。
女性ばかりの軍隊に配属されてロボットでドンパチするゲームの模様。(この方面のゲーム、全く経験がないもので)
キャラクター云々より先に、世界観が目を引く。
主人公の属する統合世界政府に反対する勢力が、

<イコン・ガザ共同体>
アフリカ中央~南部。
中東とヨーロッパロシア、シベリア、中国にまたがる巨大国家。
その内実は徹底した女権主義で、男性は抑圧され、
女性は女性であるというだけで優位にある。

「人類皆姉弟」のユートピアが見えた気がした…!
こんなステキな国、攻撃しちゃダメ!みんな仲良く!

さて、気になるお姉さんはこちら、アルピーヌ・ミラマお姉さん(CV:佐本二厘)

フランス系。
頭脳明晰でいざというときに頼りになる
優しいお姉さん。
龍之介を弟のようにかわいがるのだが、
その実、からかったり、強引に誘惑した
りの連続

龍之介は圧倒されっぱなしで、なかなか
自分から積極的になれない。

でもって、このお姉さんが金髪なのよね。弱いのよね、金髪。

ギャルゲーの時まで頭使いたくない主義なので、個人的には手を出すつもりはないんですが、お好きな方は体験版から入ってみては?

『姉、ちゃんとしようよっ!2』テーマ曲『ねぇ、…しようよ!』がカラオケに

カラオケDAM・6月配信曲に『姉、ちゃんとしようよっ!2』テーマ曲『ねぇ、…しようよ!』

なぜに今?

それはともかく、これは行かねばなりますまい。
つかみの一曲、中締めの一曲、そして締めくくりの一曲の合計3曲くらい歌う覚悟で。
いまだに『二人の時』(コール付き)の合唱で締める集団に属する私ですが、そんなことはもう関係なく。

しかし、『ねぇ、…しようよ!』が配信されるなら、『きゅーぶdeおねえちゃん』も配信してもらわないと釣り合いが取れないと思うのですが、如何に。

(奈々氏さん、タレコミありがとうございます)

2006年5月20日

アトリエかぐや新作『Schoolぷろじぇくと』にママの影

アトリエかぐや/Berkshire Yorkshire新作『Schoolぷろじぇくと』に包容力たっぷりの寮母な先生

アトリエかぐや/Berkshire Yorkshireといえば、『ドキドキお姉さん』以降『姉汁』に至るまで姉ゲールネサンスの旗手だったわけですが、新作『Schoolぷろじぇくと』からは、やや年下への回帰を図ったようで、寂しく思うのも事実。
しかし、ほら、同じ作物ばかり連作していると畑の地力が弱るみたいなもので、ここらで年上路線をお休みして、またいつの日か我々を枯死させる狂気の、いや狂喜の姉ゲーを引っさげて帰ってきてくれると信じて待つことができる…そんな気分で見守っていたのです。
だから、新作についても敢えて触れる必要はないだろう、、、と思っていたら、本日更新のキャラクター紹介末尾に、寮母で担任の先生という魅力たっぷりのお姉さんが!

芦沢すみれ ~「やっぱり男の子の力は違うわね♪」

この寮の寮母さん。
おっちょこちょいで頼りがいに難を
感じるが、持ち前の包容力で、
『何とかなる』力を持つ担任の先生。

ああ、かぐや姫はまだ我々アネスキー達を解放してくれないのですか…
すっかり油断していました。

それに、大きな声じゃ言えないけど、他のヒロインは明らかに年下志向なのに、特に抵抗なく受け容れられちゃってる自分がここに。
この3年ほどの間、choco chip先生の絵が徹底的に脳に刷り込まれて、もはや条件反射の域に達したのではないかと。
恐ろしい子……!(どっちが?)

アリスソフトの妻シリーズ最新作『妻しぼり』

アリスソフトの妻シリーズ最新作『妻しぼり』

『妻みぐい』『妻みぐい2』で、魅惑の奥さま方につまみ食いされた記憶も思い出に変わりつつある今、思いがけず続編の報。
既にストーリー及びキャラクターも紹介されています。

「今度の妻は、お見合い相手とその姉とのダブル同居?」

と、全姉連的にも見逃せない内容。
癒しの奥さまで、過剰な世話焼きという葵咲良お義姉さん(同棲だろうが既に義姉扱い)から立ちのぼる甘い匂いは、まさに『妻みぐい』譲り。

総裁のような長男ズには「姉のいる女性と結婚して義姉を作る」しか残された道がないので、この『妻しぼり』はうってつけの結婚シミュレーション!
見える見える、見えるぞ……っ!
本妻そっちのけでお義姉さんに溺れる未来の自分の姿が!
あははははははははははははははは!(病院の紹介は結構です)

2006年5月17日

今週のお姉ちゃんチェック

世の中全部が25日や月末が給料日じゃあるまいし、月の最終週にあんなに集中させなくても…と思う今日この頃。
私は毎月今頃が最も潤っている時期なのに。

で、今週は1本だけ。

ヒロインは全員姉!実姉もあり!
でも「学園姉凌辱AVG」なので、弟を選ぶ姉ゲー。
『理詠子~謀略の連鎖~』(West Vision)
WestVisionブランドのサイトが見つからないため、Getchu.comより)

弟溺愛系で、弟に対し過保護すぎるくらいだが、厳格な姉(実姉)の理詠子お姉様と主人公は二人姉弟。
そこへ、親の再婚によって降って湧いた義姉が3人登場。
理詠子お姉様は、弟に色目を使う邪魔な姉妹だと目の敵にして、最愛の弟を使い酷いことを…
といったストーリー。

今週は一本だけということもあって、体験版(とりあえず聖封さんdRabbit.netさんまるちいんさいどさんにリンク)をプレイした感想を。

最初に登場するのはもちろん理詠子お姉様なのですが……ゾクッとする怖さのお姉様。
これは…姉しよ1の要芽お姉様の序盤の雰囲気に近いお姉様だ…。

そして、新たなお姉ちゃんズ3姉妹が登場。
長女は優しく真面目なお姉さん系、次女は開放的遊び人お姉さん系、三女は可愛く控えめなお姉ちゃん系。
この中で一人挙げると、三女のお姉ちゃんである柚姉ちゃんは、同級生だが誕生日差だけの姉。
「末っ子の妹に弟ができた事によるお姉ちゃんデビュー」という、この世界では時々見られるシチュエーション。
新米お姉ちゃんの喜びや初々しさに好感が持てます。
「姉は年を重ねて姉にならず。弟を持って姉となる」の格言をよく表すお姉ちゃん。

他の義姉2人も、新しくできた弟にそれぞれの視線を注いでくれる一方、気になる実姉の理詠子お姉様が、本当に弟大好き溺愛系なのか、やや不安な印象。
姉が黒幕の凌辱モノだと、どうしても割を食ってしまうパターンが多いわけで、それを回避してくれていればいいのですが。

体験版では9割方が和やかな雰囲気。でも、製品版ではおそらく……なんでしょうなぁ。

試験的に姉コミック(主に黄色い楕円付き)のチェック。
とかくこの世界はハズレが多い(=姉コミックとみせかけて実は…)ことをくれぐれもお忘れ無く。

『アネアネみっくす』(秋月ひろずみ/メガストアコミックス)


あと、/Si/さん@地獄日記から通報を受けていた、
『やめて!お姉ちゃん 』(幸田朋弘/セラフィンコミックス)

こちらのブログによれば、表題の「やめて!お姉ちゃん」は、妹思いの姉モノ?

2006年5月14日

桜子ママと添い遂げてみた2006年母の日

狙ったわけでもなく、偶然なんですが、2006年・この母の日に桜子ママと添い遂げることになりました。

これまでも幾度となくママキャラと懇ろな間柄を築いて参りましたが、さすがに実母とは初体験。
姉に関しては、血縁だとか義理だとか、さほど気にしない私も、この「ママ」という種族に関しては話が別ということが判明。
実母と義母の間には厳然たる違いが存在しました。
はて、何故に?と考えてみるに、おそらくこの自分にも実母が存在するからではなかろうかと。
現実で実母が存在すると、それがどういう存在であるかをいやが上にも知ってしまっているため、ゲーム中の設定とはいえ「実母」の響きが重い。
逆に、私が実姉と義姉の差に頓着しないのは、リアルで姉の存在を知らないからとも。
リアル姉持ちで実姉主義の皆さま、そのお気持ちを垣間見た気分であります。
総裁同様、実姉がいない故に実姉と義姉の違いがピンと来なかった貴弟なら、参考になるのでは?

参考リンク:
今ならよく分かる、実姉持ち派「実姉がいる事と姉萌えとは無関係」75%の結果。
(でも、実姉持ちの弟の前では、今後も下を向いてぶつぶつ言い続けます)

2006年5月 9日

喫茶☆サクライへようこそ!!『人妻コスプレ喫茶2』

期待の更に上を行く内容に、心地よく打ちのめされています『人妻コスプレ喫茶2』

今さらクオリティに関して何も言うことはないと思うのですよ、アトリエかぐやブランドは。
あとは、どれだけプレイヤーの趣味嗜好に合致するかの問題で。
そして、今作『人妻コスプレ喫茶2』に関して言えば、ママスキー、ヅマスキー、そして我らアネスキーの年上トライアングルに一歩でも踏み込んでいれば、何のためらいもなく突撃すべき1本。

大黒柱・桜子ママについてはその手の方面で既に絶賛されているので、全姉連としてはやはり夏姫お姉さんに大注目。
このお姉様、もとは二つ上の先輩で、今や人妻で若奥様という設定ですが、関係はほぼ姉と弟
主人公の方から姉だと思いこまなくても、夏姫お姉さん自身が姉と弟の関係で接してきてくれるので、無理なく姉萌え可能。

「エッチな弟分を持つと、姉貴はタイヘンよね~」
「……ダメ。さすがに疲れたわ。肩揉め、優しい弟」
「それともぉ?これから先もずっと隠れてヤりたい?お姉ちゃんは、それでも構わないけどー?」

こういうお姉ちゃんに弱いのよね、総裁は…

前作『人妻コスプレ喫茶』に比べ、ゲーム全体に流れる雰囲気は、ぐっと明るく、カラッとしたものに変わりました。(前作が暗いというワケではないのですが)

私のギャルゲー遍歴の中でも大きな位置を占める『Pia☆キャロットへようこそ!!』シリーズ。
1,2,3いずれも年上比率が高く、2の葵さん(GBA版のサイトしか見つからないし!)、3の貴子さんなぞは今でも心の姉。
それなのに、最新作G.O.と来たら、姉ゲーの伝統をほとんど残してくれなかったことに失望し、泣く泣く縁を切ったばかり。
そこへ来て、この喫茶サクライの年上天国ぶりときたら、今度は嬉し泣き。
これはもうPiaキャロの続編であり、Piaキャロを超えたと言ってしまっていいんじゃないでしょうか、本作は。

2006年5月 6日

『人妻コスプレ喫茶2』ただ事ならぬ気配に恐れをなしつつ…

大型連休中とは言え、前回の更新から一週間ほど間が空いてしまいました。
たまっていた姉ゲーを楽しんでいたりしたこともありますが、なにより、姉魂に火を付けるような話題が少なかったのも事実。
姉ゲー情報に敏感な貴弟なら既にお気づきの通り、ここ最近は人妻・ママブームが勢いに乗っている最中なのであります。
これが一過性のものなのか、あたかも景気循環のような萌え属性変動の波なのか、それは定かではありませんが、妹ブームへの回帰変動よりはずっと好ましい状態。
姉原理主義者と言いながら、ママ・ヅマでも全く問題なしの私ですから。

従って、当然のように『人妻コスプレ喫茶2』も押さえてあるわけで、システムオールグリーン状態にある今日この頃、
全ママ連@RENNOS界隈では、尋常ならざる反応が見て取れます。
先日、キョルノフ閣下と直接会談したときは、冗談抜きで萌え尽き症候群にかかっておられました。
桜子ママのことを話す閣下は、熱っぽい言葉と共に、どこか抜け殻のようで。
「ガチで凄い」ということは、私も体験版で身をもって理解しているので、心してかかりますよぉ…