2009年1月 1日

2009年1月期の姉アニメチェック

姉ましておめでとうございます。
今年もよろしく姉がいします。


番組改編期~。
てことで、1月期の新番組チェックです。



『RIDE BACK -ライドバック-』

「美少女&メカ」モノ。月刊IKKI連載(終了)。http://www.ikki-para.com/comix/rideback.html

怪我のためバレエの道を断念したヒロイン・尾形琳(CV:水樹奈々)が、バイクに似た人型ロボット「ライドバック」に出会い、やがて戦いの渦に巻き込まれていく、というストーリー。
そのヒロインは実の弟持ち。家族構成は祖母と弟のみ。
しかし、キャラクター紹介上でブラコンといった説明はなく、しかも主な登場人物が大学のライドバック部部員のようで、家族内部のストーリーは限定的か?



『黒神 The Animation』


突如現れた謎の少女と、彼女を追う謎の男。殺し合いに巻き込まれた主人公・慶太は左腕を切られるが、クロと名乗る上位元神霊のその少女は彼の命を救うため、左腕を交換して、ある契約を結ぶ…といった、「超伝綺ロマン」。
ヤングガンガン連載、原作・林達永(イム・ダリョン)、作画は朴晟佑(パク・ソンウ)という、共に韓国の先生方。
日本の姉ゲーや姉コミックに共感する海外の同志は、全姉連でも何人かいらっしゃるのですが、今回は逆に日本の我々が海外作品を試す番だな……と思って原作本を読んだところ、第1話から早々にKO。
幼なじみであり、母を失った主人公の保護者役でもある佐野茜お姉さんが登場するのですが、その役柄に相応しい性格。
ネット上で第1話が無料公開されていますが、茜お姉さんの基本的な人となりを知るにはちょうど良い導入です。
弟同然の主人公に対する保護欲があって、彼のためを思ってちょっと口うるさい面もあり、2話以降では弟独占欲まで垣間見せる小姑要素も顔を覗かせたりと、人間臭いのが素敵。
これで彼女を演じるのは大原さやか様というから、もはや非の打ち所がない。
幼なじみ系ファンには理想形の一つとして見ておきたい一本。



【3姉妹部門】

『みなみけ おかえり』


もうおなじみ、南さんちの3姉妹アニメ『みなみけ』第3期。
春香姉さまのファン(総裁含む)はまさに「おかえり!」気分で放送開始を待ち望む気分です。



【4姉妹部門】

『明日のよいち!』

剣術の使い手であり、ござる調の言葉遣いをする主人公・烏丸与一が山を下り、同じ流派の斑鳩道場に居候することに。そこでは、いぶき・あやめ・ちはや・かごめの4姉妹が住んでいたのだった…といった、ラブコメ作品。
4姉妹は上から高2・高1・中3・小4。で、主人公は高2なので、長女・斑鳩いぶき姉さん(CV:佐藤利奈)がギリギリ同い年。
ただ、バラエティ溢れる個性を持つ4姉妹の長女として、そして道場の師範代として、母親のような目で一家を見守るしっかりもので器量よしのお姉さま要素十分。主人公にも身内同然に接して、時には教え諭すこともあり、精神年齢的にはかなり上。でも時々主人公に妬くようなお茶目お姉さんな面も。
アニメ版の出来の良さは先行上映で見てきたこともあり、保証します。


【5姉妹部門】

『宇宙をかける少女』


軌道暦311年。人類がその生活圏の中心を宇宙に移し、無数のコロニー群が宇宙空間に浮かぶ時代。
 少女「秋葉」は、宇宙開発に名を轟かせる獅子堂財団、獅子堂五姉妹の三女。コロニー生まれのコロニー育ち、スクールコロニーに通っている。そんな、ごくごく普通の少女である秋葉は、ある日ふとしたことから「レオパルド」と呼ばれる、人工知能搭載型(ブレイン)コロニーと出会う。
 人の心を持つと言われるその人工知能は、性格が悪く、利己的で、悪口ばかり言っている、人間の悪い所ばかりを集めたようなブレインコロニー。秋葉に対しても横柄で、召使いのように扱おうとすることに秋葉は反発を覚える。しかし、レオパルドにはある目的があった……。

ということで、獅子堂5姉妹が中心となるお話の様子。年齢は22歳、20歳、17歳、14歳、12歳。中心的なヒロインは3女の秋葉ちゃん。従って、主人公視点で姉要素を楽しめるのは長女と二女の二人か。

まず長女。獅子堂風音お姉ちゃん(CV:田村ゆかり)。
獅子堂財団の総帥。
眼鏡が象徴する冷静沈着クール姉かと思えば、「意外と短気で、売られた喧嘩は買ってしまうタイプ」。
長女キャラ=完璧、のセオリーをわずかに外してきました。
頭に血が上った姉を妹たちがなだめる構図?

続いて二女。獅子堂高嶺お姉さま(CV:ゆかな)。
「高嶺」のお名前で、気の弱い弟ならひぃっ!と恐怖やら悦びやらが混じった悲鳴を上げてしまいそうですが、秀才・理知的・冷静沈着だとか。
やはり長女の暴走を二女がたしなめる型の構図なのか。楽しそう~。