July 28, 2009
今週のお姉ちゃんチェック
まずは今週の土下座コーナー。
7月25日に、タマ姉抱き枕カバー付きの『電撃G's Festival! COMIC Vol.7 2009年 09月号』が発売されていました。
チェック漏れしておきながら、自分はちゃっかり近場の書店で見つけて押さえたという…。
本当にスミマセンでした。
かくなる上は、うちのタマ姉にお仕置きを喰らってくるので許してください。
◆
『アットホーム・ロマンス』(風華チルヲ/まんがタイムきららキャラット連載)
最終回まで、この号を含めてあと2回!
いまだに連載終了が間近という実感が湧きません。
そんな個人的な思いとは無関係に、姉と弟の物語はいよいよクライマックスへ。
暁子姉ちゃんと竜ちゃんは2人どこかへ旅立つ……みたいな風の噂を聞きましたが、果たして!?
◆
中学生日記「家族の歩き方」(8月1日(土)19:15〜19:45)
今、教育テレビが熱い!
今週の『中学生日記』は、家を出た母を追って旅に出た中学生姉弟のお話。
昨年9月に放映された回の再放送です。
総裁も見逃していたので、良い機会。
◆
「儚くて懐かしい、暑い夏のちょっぴり不思議な物語」だそうで、海辺の町を舞台にした「不幸に負けないADV」。
正ヒロインは主人公・空の前にいきなり現れた海という女の子ですが、第2順位におねーさん登場。
結城陸おねーさん(CV:渋谷ひめ)。
空の生まれた頃からの幼なじみ。友人や恋人の粋を超えた関係がある。母親同士が旧友であり、幼い頃から何かと交友があり、殆ど姉弟のような関係。
性格はさっぱりしており、男女関係なく人に好かれる。空はそんな陸に振り回されてばかりだが、決してまんざらではなく、一度として不満を漏らしたことはない。
昔からいじめられている空を助けるのは陸の役目で、空にとってはお姉さん的な位置だが、陸本人は対等な友人だと思っている。
姉弟関係は友人や恋人の粋を超えた関係であると、ちゃんと分かっている好例。
数年前までは本当にひどかったからなぁ。
「今日からはもう姉弟じゃなくて、恋人同士ね」なんてセリフがまかり通っていた時代がウソのようです。
ただ、今でもたまに見かけるので油断禁物。
◆
平凡な生活を送る主人公の前に突如現れた戦闘型ロボっ娘が巻き起こす、ラブ&バトルの日々を描いた作品。
実の姉ではないものの、すでに十年以上居候しているお宅のお姉さんであり、相関図には「だだ甘姉」「猫かわいがり」の文字で主人公と結ばれ、発売前人気投票で第1位を勝ち取った須藤深春お姉ちゃん(CV:佐本二厘)は実力十分の予感。
琥太郎の幼なじみ。従姉妹でもある。
実の姉弟ではないが、
琥太郎が須藤家に居候を始めた十年前から、
深春は主人公に対し、姉として接してきた。美人で成績優秀・スポーツ万能と
才色兼備で人当たりもいいのだが、
人間関係にはどこか距離を置いている節がある。昔からとらえどころのない人だが、
琥太郎に対してはだだ甘で、しかも人前で抱きついたりなどを平気でする。琥太郎もよく訪れる宏典の実家の喫茶店でアルバイトをしており、
店内のピアノを爪弾いている姿もよく見られる。琥太郎の最初の師。
キャラクターデザイン、性格設定とも上手にまとめられた模範的お姉ちゃん像。
サンプルボイスは2番が聴き所です。深春お姉ちゃんの小姑素質が見て取れます。
んん…?
ほんの少し気になる部分がありましたが、まあ、多分大丈夫だと信じたい。
げっちゅ屋では特典ドラマCDとして「心細くなった弟にお姉ちゃん分これ一本!深春ビタミン供給します!」が付くとか。
一部試聴してみると……このお姉ちゃん、甘えさせ上手と見た。
July 22, 2009
今週のお姉ちゃんチェック
『東京マグニチュード8.0』が2話目から姉アニメに変化してきました。
弟の面倒見を押しつけられたようで不機嫌だったはずのお姉ちゃんが、大地震後は……。
大災害後の異常な状況を描きながら、話の中心は姉と弟が生き延びよう、家族の再会を果たそうとする姿。
萌えはなくとも姉弟愛はあります。
テレビ西日本、新潟総合テレビ、テレビ熊本、サガテレビは今週から、さくらんぼテレビ、テレビ長崎でも8月から放送開始の模様。
(オンエア情報1、情報2)
◆
『万葉 こころの旅〜悲劇の皇子と姉を追って〜』(NHK教育 2009年7月26日(日)15:00-15:20)
歴史的ブラコン・シスコンであり、悲劇の姉弟である大伯皇女(大来皇女)と大津皇子に思いをはせる番組。
時は飛鳥時代。
謀反のかどで自害させられる直前、大津皇子はただ一人の肉親であり、絆の深かった実姉(しかも同母姉)・大伯皇女の元へ、男子禁制を犯してまで会いに行く。
姉弟最後の逢瀬のあと、今生の別れと覚悟して見送る姉の悲痛な歌。
わが背子を大和へ遣るとさ夜深けて暁露にわが立ち濡れし二人行けど行き過ぎ難き秋山をいかにか君が独り越ゆらむ
そして、今は亡き愛する弟を思って読んだ歌。
うつそみの人にあるわれや明日よりは、二上山を弟世(いろせ)とわが見む
もう少し詳しい経緯や歌の解釈は、ネット上にいくつも見つかりますので、人名や上の句などで検索を。
姉弟お互いの愛情深さが伝わる話が読めるはず。
夏休みの自由研究やレポートがある生徒さん学生さんは、「歴史に見る姉弟愛」とでもタイトル付けてまとめるのがよろしいかと。
リポーターの里中真智子先生の作品『天上の虹』について、歴史専門の我林先生に尋ねたところ、以下のような回答を頂きました。多謝。
『天上の虹』は少女コミック版と漫画文庫版で出版されております。
作品自体の主人公は持統天皇で、姉萌えメインではありませんが、『天上の虹』で描かれる大伯皇女はかなり姉萌えです。
大津事件での姉弟のエピソードは11〜12巻になります。
それ以外にも、姉が斎王に選ばれて離ればなれになることに激怒したり、その後伊勢神宮の姉に会いに行って、添い寝してもらったり(10巻だったかな)、嫁さんもらう時に、姉の面影がある人選んだりと、思わずニヤニヤしてしまうシーンがあります。
大津の死後も、20巻では、太安万侶(古事記の編者)を大津の隠し子とするフィクション設定のもと、甥っ子萌えになる大伯お姉ちゃんが見られます(笑)
これは夏休みの読書感想文の課題図書に。
◆
『聖徒会長ヒカル〜淫魔に占領された学園〜』(catwalkNERO)
今週は「お姉ちゃんのような」とか「姉御肌」などの言葉が付く年上ヒロインが結構見つかったんですが、やはり血を分けたお姉ちゃん、あるいはずっと一緒に育ってきたお姉ちゃんのような存在とは一線を画すものがありまして。
この作品には、しっかりと実の姉弟であることが明記されたキャラクターが登場します。
妖魔を打ち倒すために立ち上がるヒロイン達の闘いを描く本作。
触手でいっぱいというか、そういうジャンルです。
筆頭ヒロイン・泉ヒカルお姉ちゃん(CV:鈴峰りお)の紹介。
日本刀を使う妖魔ハンターであり、聖マリス学園聖徒会長。
退魔の戦士の中でも、エリート中のエリートとしてその名を知られる。
正義感が強く、曲ったことが嫌い。
少しドジなところもあるが、そこがまた魅力でもある。
両親を妖魔に殺されていて、唯一の肉親である弟ショウを溺愛している。
はい、最後の一行頂きました!
悪を日本刀でなぎ払うというカッコイイお姉ちゃんはブラコンさんでありました。
一方、弟・ショウ(CV:奥川久美子)の紹介文。
ヒカルの弟。男らしさとは無縁の華奢な体つきをしている少年。
姉であるヒカルより二つ年下でマリス学園基礎課程に通っている。
幼い頃に親を亡くし、姉と共に暮らしてきた。姉のことが大好き。
ヒカルを脅す為に妖魔に捕らえられた後、妖魔の手先となった琴音に凌辱を受けたり、
ヒカルやその友人と交わらされたりする。
当たり前と言えば当たり前の、お姉ちゃん子なショウ君。
しかし、物語の中ではかなりつらい目にあってしまうようで。
このゲームの性格上、致し方ないことなのか?
姉弟ハッピーラブラブエンドが用意されていることを願うのみ。
◆
『ちゅぱしてあげる 〜スポーツクラブのおねえさん〜』(アトリエかぐや・Honky-Tonk Pumpkin)
アトリエかぐや、搾取系の新作はスポーツクラブが舞台。
ナース、家庭教師ときて、今度はスポーツでいい汁かこう! ってことですね。
メインヒロイン4人中、3人は明らかに我々向けのおねえさん。
頼まれなくても年上率を高くしておいてくれるかぐや様は偉い。
1人目は、主人公の住むマンションのオーナー・榎田麗子おねえさん(CV:青井美海)。
ナースモノなら女医さんの立ち位置にいるようなヒロインか。
マウスオーバーすると見られる表情の変化が素敵。
2人目は、元・お隣のおねーさんで、スポーツクラブ会員の相場さくらおねえさん(CV:茶谷やすら)。
正ヒロインの雰囲気を漂わせ、「年上なのに妙にカワイイところがある」という王道設定。
こういうフツーに可愛いおねえさんが一番危険なんだよ! 分かってるよ!
3人目、インストラクターの中塚なつきおねえさん(CV:青葉りんご)。
「あっさりした性格で気さくで開放的」と、さばけた人柄で、個人的には「ぼ、僕のお姉さんになってください」と求愛したくなるタイプ。
迫力のあるバスト持ち。
4人目は、なつきおねえさんの妹で、中塚曖璃さん(CV:芹園みや)。
主人公との上下関係は不明。ツンデレ風に見えるのは気のせいか?
姉とは正反対の体型で、逆に目立つというか…。
そういう訳で、今回もこってり絞られることが見える1本。体力には要注意。
◆
ある田舎町、二人の幼なじみと奇妙な共同生活を送る主人公の、分校の音楽部を舞台とした学園モノ。
気になるヒロインは2人。
まず、「家族同然の仲」の年上、雨宮歌音おねーさん(CV:水瀬沙季)。
一見してしっかり者。……しかし本当は恐怖の天然娘!!主人公より年上の幼馴染。
メガネに7・3分けというその容姿から、しっかり者に見えるが実際はドジっ子。
どこか捕らえどころの無い性格をしている、いわゆる「天然さん」。
主人公や澪のことを本当の家族以上に信頼している。
確かにこの容姿でドジっ子おねーさんは普通ない。
委員長タイプだよなぁ…。
何かで失敗して涙目のお姉ちゃんに頼られたい弟向け?
そして、分校の先輩で、音楽部部長の大上律子先輩(CV:柚原みう)。
性格も行動も破天荒 だけど能力は一級品!自分の決めた道は絶対に曲げず、道理を蹴飛ばしてでも道を作る恐るべき音楽部部長。
その辺の男なんかよりよほど男前な姉御で、頼りになり、何をやらせても第一級。
学ラン羽織って中指押っ立ててますよ、この姉御。カッチョエエ。
抱かれたい女性ランキングで上位を争うタイプですな。
全体から見ると、年上率は高くないとはいえ、方向性の違う2人のおねーさんの出来次第で十分姉ゲーになりうるか。
体験版のダウンロードも用意されていました。
◆
今週もいろいろありましたが、個人的に最大の姉イベントは静様のライブ!
ここに集う同志も、何人か来ていそうな予感。
楽しんで来ましょう!
July 14, 2009
今週のお姉ちゃんチェック
フランス書院美少女文庫『好き好き大好き 青橋由高フェア』開催中
すっ、好きなのは青橋先生の生み出すお姉ちゃんであって、青橋先生自身のことを愛してる訳じゃないんだからねっ!(そこは突っ込まんでよろしい)
美少女文庫で姉モノ第一人者の青橋先生の電子書籍のフェアが開催中です。
『あねスポッ! お姉ちゃんと体育祭』や『好き好き大好きお姉ちゃん』といった名作姉ノベルも今月中に電子書籍化されるとか。
もう紙の書籍の方で買って読んでるわ! って弟さんが多い気もしますが、今まで手つかずに来た弟さんは、この機会に読んでみることを強く推奨。
青橋先生の美少女文庫で「姉」が付くタイトルは全て当たりですから!
ここにはタイトル名が出ていませんが、『いちゃいちゃラブラブお姉ちゃん』もかなり強力な姉ノベルですからね?
なお、「青橋由高 独占特別インタビュー その1」も掲載されています。
青橋先生の創作活動の裏側が窺える興味深い内容。
年間60〜80万円に上る書籍代とか、資料収集にかける手間とか、さすがプロ作家。
しかし、あの甘甘お姉ちゃんを創作する力の源は才能? あるいは煩悩?
◆
『あきそら 2』(糸杉 柾宏/チャンピオンREDコミックス)
黄色い楕円マークは付いていなくても、実質的にはすでに成年コミックの糸杉先生最新刊が今週17日発売予定。
相変わらずソラ君があっちこっちで頑張っているとか。
タレコミ情報によると、今度はアニメ化?
だ、大丈夫なんだろうか……キスシスとは訳が違うような。
◆
『おねいちゃんW』(憧明良/茜新社TENMAコミックス)
公式サイト上にも著者サイト上にも紹介がなかったので(成年コミック系の出版社サイトは一般的に更新が遅い)、判断に迷っていたらamazonに載っていました。
双子の美人姉たちに可愛がられて可愛がられて毎日がムフフの生活に、同級生のツンデレちゃんとロリちゃんが加わって学校でもムフフ×2の生活にいそしむ…中学生の弟。
COMIC TENMA掲載大人気シリーズ「おねえちゃんW」が、100ページ超える大幅な加筆修正と描き下ろしカラーコミックも収録してついに単行本化!(中略)
アネ魅力だけでなく、ツンデレ、妹、ロリっ娘の魅力もギュウギュウに詰まってます!!
収録作品
「おねいちゃんは○○○○が好き」
「おねいちゃんW」
「おねいちゃんW in summer」
「お風呂だいすき」
「見たい・知りたい・さわりたい」
「おねいちゃんW 彼と彼女と彼女と姉と・1」
「おねいちゃんW 彼と彼女と彼女と姉と・2」
「おねいちゃんW 彼と彼女と彼女と姉と・3」
「おねいちゃんW 彼と彼女と彼女と姉と・4」
「おねいちゃんW」シリーズが中心なのはよ〜く分かりました。
表紙を飾っているのが双子の美人姉ってことでOK?
姉100%ではないようなので、その点はあらかじめ知っておいたほうがいいのかも。
July 07, 2009
今週のお姉ちゃんチェック
7月7日は、
タマ姉のお誕生日!
帆波ねぇやのお誕生日!
木ノ下貴子さんのお誕生日!
紐緒結奈閣下のお誕生日!
柊かがみんのお誕生日!
(各リンク略)
毎年毎年祝いきれません、7月7日は。
来年から7月7日を3日くらい分けたらどうでしょう?
こんな記念すべき日だからこそ、大きなイベントでも起こしたいんですけどねぇ。
起こしたいという気持ちだけで終わってしまうのは何のせいか。(一昨年のアレは結構頑張った方)
自分は頑張れなくても、あの先生なら更新してくれるはず…
やっぱり来たー!
ホントにバブルだと思います。
でも、それでいて粗製濫造って訳でもないんだよなぁ。
で、つつみ先生も夏コミ当選されていたようです。何を出されても必ずや伺わせていただきます。
そして、木ノ下貴子さんといえば、Pia☆キャロットへようこそ!!シリーズ最新作の「4」が発表されました。
G.O.やG.P.には全く興味が持てずにスルーしていましたが、今回はビビッと感じました。
正統を継ぐ「4」というナンバリングもそうですが、持ち上がりヒロインに朱美さんが選ばれていたことが大きなポイント。
しかも主人公の従姉の設定付き。
今回はやってくれそうな気がします。
◆
7月期の新番組が始まっています。
チェック漏れしたところでは、『NEEDLESS』に姉弟キャラが登場しているとのこと。
そして、完全に忘れておりました、『うみねこのなく頃に』。
館のメイドさん、紗音さんと嘉音くんは一応は姉弟。
ブラコン・シスコン要素はなくても、互いを思いやる姉弟愛はあります。原作では。
紗音さんのCVが釘宮さんでした。くぎゅう声の姉キャラを見る日が来ようとは。
それにしても、えらいスピードで駆け抜けた第1話でしたが、全く知らない人でもついて行けたんでしょうかねぇ。
なお、ほぼ全作品をチェックしている、恒例のピエールノトーシローノートさんのトコのアニメ新番組姉度予想 が更新されているので要チェック。
◆
週刊少年ジャンプの新連載『あねどきっ』(河下水希)については、今さら取り上げる必要もないほど周知されているようで、総裁もチェックさせていただきました。
主人公は13歳の中学生・落合洸太。父親が仕事で急に長期不在となり、そこへ身元不明の謎の美少女17歳・萩原なつきが押しかけてきて、訳の分からないまま同棲生活が始まった!? というストーリー。
押しかけ型だったか!
「あね」って付くから、本来の意味のお姉ちゃんを期待したんですが、ちょいとずれました。
見知らぬ他人のおねーさんとのドキドキ同棲生活よりも、パンツを見られるぐらいどうということもない姉弟同居生活の方が好きなもので。
(だからってパンチラが嫌いって意味じゃないんだから、勘違いしないでよね!)
しかし、実の姉でないことをフォローする要素もあって、4つ年上の余裕をこれでもかと見せつけ、13歳というプレ中二病の男子をもてあそぶ悪女でもあります、なっちゃんは。
扇風機をお色気アイテムに変化させたあの行動は、るり姉(TLSS)を彷彿とさせる憎い表現。
とかく同級生や下級生との恋の駆け引きで退屈なラブコメではなく、年下の男の子を翻弄する年上おねーさんがヒロインの漫画ということで、全姉連としては大歓迎。
アニメ化はいつ?
◆
『える・えるシスター』(邪 武丸/一迅社REXコミックス)
全姉連は、美しき姉弟愛を至上とするサイトです!
でも、姉妹愛も良いと思います。
『える・えるシスター』については、以前小耳に挟んで気になっていたのですが、今週第2巻が出るとのことで、良い機会だと1巻を先に買ってみたのです。
まあ、『けいおん!』の唯ちゃん憂ちゃんみたいな仲良し姉妹をちょっと強調したくらいかなと思っていたら、そんな生ぬるいモノじゃありませんでした。
ヤヴァイよこのお姉ちゃん!
いやいや、まだこれはまともなレベル。
この2ページ先は、妹ドン引きの衝撃告白が…!
妹・ふたばは、2つ年上の大好きな姉を追って櫻宮学園に入学。
2年ぶりに再会した姉・一菜は、以前と変わらず才色兼備で品行方正な生徒会長だったが、より過激なシスコンに変貌していたのだった! という話。
総裁も今まで、弟のお風呂を覗き見てハァハァしたり、弟の汚れ物を狙うような行き過ぎた姉を見てきましたけどね、それと同類なんです。妹の貞操は常に危険と隣り合わせ!
姉マニアに受けるギャグって、お姉ちゃんのぶっ飛んだ行動や思考回路にあると思うんですよね。それがこの漫画にはあります。
ちなみに、タイトルの『える・えるシスター』は、L-size Little Sisterの略で、妹のふたばちゃん(表紙絵右手)が身長180cm近いことに由来するもの。
この子だけでも十分にお姉ちゃん子なんだけどなぁ。姉の方のシスコンがぶっ飛びすぎて、そこがまたイイ。
弟や妹を愛し過ぎてしまった姉を見るのが何より好きな貴弟にこの1冊。
◆
先月『お姉さんじゃダメかしら?』を出したばかりのいとうえい先生が描く、コミックハイ!連載のブラコン・オムニバス漫画の第1巻が7月10日発売。
ブラコン、は姉→弟だけでなく、妹→兄の意味も含んだ言葉として使われているので、100%姉弟漫画なわけではないのですが、兄妹モノも遠くて近い親戚みたいなものですから。
コミックハイ!サイト内のいとうえい先生に10の質問では、「近親系の物語が好き」とのことで、単なる年上好きとは一線を画す姉漫画家と認定。
(その点から言えば、『お姉さんじゃダメかしら?』はバラエティに富んでいて良かったものの、もっともっと実のお姉ちゃん比率を高くして欲しかった!)
いとう先生の困ったところは、女装させた弟が可愛いってことでしょうか。
最近は、男の子だからこそ可愛く描く傾向が業界に広まってしまって、いつ覚醒してしまうか戦々恐々だというのに!
将来、全姉連が自然消滅して、そして日弟協なるサイトが生まれていたら、それは…。
July 01, 2009
今週のお姉ちゃんチェック
先週発売の『鬼うた。』
がいろいろな意味で話題騒然となっているようで、これだけ反応があるのも珍しい。
聞き及んでいる範囲で話を総合すると、予想以上に病んでいた、ってことなんでしょうか?
改めて言うほどのことでもありませんが、全姉連のチェックには何の保証もありません。
ここで推奨されていたからと言って火傷を負っても、それは自己責任で…。
(そんな場合は、たいてい総裁自身も痛い目に遭っています)
ただ、退屈な駄作ではなく、きちんと心してかかれば良作との話とも聞いてますので、プレイ前の心構え次第なのかも。
現在精神的にいっぱいいっぱいで、小弟は全く手を付けていないんですが(むしろ避けておいた方がいいような)、ドラマCDだけはチェックしました。
公式サイトにアップされていたサンプルは、本当にサンプルに過ぎなかった。
弟のことになると正気を保てないヤバい姉の姿がそこにっ!
約15分間ノンストップのスーパー弟タイム発動!
途中で、ハル姉があーくんへのありがたい教材として『アッ●ホーム・ロマンス』『キ●シス』『姉、ちゃんと●ようよっ!』(伏せ字は音声に準拠)を持ち出した時は耳を疑いました。
やはりハル姉、ただ者ではない。
◆
『アットホーム・ロマンス』(風華チルヲ/まんがタイムきららキャラット連載)
ということでハル姉御用達、ブラコン姉とシスコン弟のバイブル、『アッ●ホーム・ロマンス』連載のキャラット最新号が出ています。
今月はノー・姉プレイ。姉弟間で会うことすらかなっていません。こんな回が来ようとは。
弟は独り立ちに向けて奮闘中。それを、そっと見届ける暁子姉ちゃん。
嗚呼、やはりアキコという名は往年の野球漫画の姉のように陰から見守る運命なのか!?
同級生の告白イベントを越え、「過剰家族愛マンガ」のフィナーレまであとわずか!
<関連リンク>
ハイテンション読者ページマンガ『アヴァンギャル堂!!!』連載のコミックブレイド最新号も今週発売。
まだ見ていませんが、また姉マニアしか分からないネタとか仕込んでいないか心配です。
◆
ハル姉御用達作品『Kiss×sis』の月末恒例・ボイスドラマ7月編がアップ。
今月のキーワードは「生着替え」「先っぽはダメ」です。
そういえば、ぢたま某先生の『ファイト一発!充電ちゃん』のアニメが始まっていました。
AT-Xの契約をしていないので見てはいませんが、原作はかつて読んだことがあって、確か後半になれば、いいお姉さんキャラがいたような?
◆
MUJIN COMICSから2冊同時にウチら寄りの新刊が。
『シスコン』(矢島Index/ティーアイネット・MUJIN COMICS)
兄妹×姉弟の5話ストーリーが収録の様子。
過去の単行本にも姉モノ・妹モノが見て取れるので、結構近親好きな作者さん?
『近親双姦』(蛇光院三郎/ティーアイネット・MUJIN COMICS)
「美母の過剰スキンシップ」「高飛車な叔母」と、平均年齢高めのストーリーもの4話と、「イジめられ放題だった横暴過ぎる双子の姉」が登場するストーリーもの3話からなる単行本。
イジメ・カッコワルイ。でも、姉によるイジメは、そこに愛がある限りイジメではありません。お姉ちゃんなりの愛情表現です。
イジめられ放題だった、という言い方は、弟による逆襲を予感させますが、だとすれば下克上系が好みの姉スキーさん向けかと。