April 22, 2009

今週のお姉ちゃんチェック

さあ、今週は姉ゲーラッシュ。

この激戦時期にみなとそふと新作の体験版も一般公開されました!
ため息が出るほど山盛りのキャラクター数もさることながら、当代一の姉萌えライター・タカヒロ氏らしい姉弟キャラを何人も仕込んでくれていることが何よりも嬉しいわけで。
メインヒロインのモモ姉さんはいわずもがなとして、きみあるからの引継ぎで揚羽様英雄君姉弟は見過ごす事など一切できない、全姉連的重要キャラ。
そして、サブキャラにとどまりながらも、同じく見過ごせないのが板垣4姉姉弟妹(きょうだい)。
長女のサディスト亜巳姉さんが怖すぎて怖すぎてゾクゾクします。
辰子姉さんは温厚そうなのに。
弟・竜ちゃんは、コワモテに見えても姉に頭が上がらないという、「タカヒロポリシー」にきちんと従った性格設定。
姉弟全員がお互いに好き合っている設定もみなとそふと作品ならでは。

発売日も8月28日と公式にアナウンスされました。
早期予約キャンペーンも始まったようですよ!




『桜吹雪(はなふぶき) ~千年の恋をしました~』(SilverBullet)
(注:音声が流れます)


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大物の匂いが漂う本格作。
天涯孤独となった主人公が、諸般の事情でセレブ学園に進学。そこで出会う少女達とのストーリー。

メインヒロイン4人の中で一人輝くキャラクター。
胸焼けするほど激甘な超弟スキー天蕗雪花(あまふき せつか)お姉ちゃん(CV:御苑生メイ)だ!
激甘な超弟スキー。
ふふふ…何回読んでも言い響きの言葉だ…。


主人公の後見人であり、且つ腹違いの姉、
且つ主人公の最大の天敵。二年主席。
黒髪ストレートで楚々として美しい、
一歩下がって男を立てる古き良き時代の遺物。
男のロマン。
名門・天蕗家の一人娘であり、やわらかい物腰と
人当たりのいい微笑に魅了された信者すれすれの
信奉者は数知れない。
恋愛すると溺れちゃってベッタリになってしまう、
意外とダメな才女。

どういう意味で主人公最大の天敵と称されているのかは不明。
文字通りの悪い意味ではないでしょう。照れ隠し的な意味合いを感じますが、果たして。
まあ、主人公の事はさておき、基本的に品行方正な良くできた女性と見せかけて、もしかしたらお腹がちょっとお黒いのではないかとか、弟が絡むと裏の顔が見え隠れしているんじゃないかとか、そんなことが人気投票コーナーのセリフの付け方から予想できます。
個人的には、心の底から純真で汚れを知らないお姉ちゃんよりも、こんな人間臭い面も併せ持つお姉ちゃんの方がキャラクター的には好き。

263MBの体験版もダウンロード可能となっています。



『姉ったい注意報!?』(ナタデココ)


4月発売・多人数姉ゲーの双璧だったはずが、2009年5月29日に発売延期。
じらし作戦とはなかなかやりおる…


『姉ニモマケズ お姉ちゃんズは刺激的!』(白濁系)


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一方こちらは予定通り今週発売。
5人の姉と1人のママンに囲まれ、日々悶々と煩悩と闘う末っ子・六郎の実姉攻略作戦。
各キャラクターのファーストインプレッションは過去の記事を見てもらうとして、現在ダウンロード可能な体験版をプレイしたので、その簡単な感想を。
特段変な世界設定はない、ごく普通の家庭が舞台。
5人の姉の下に生まれた奇跡の弟・主人公六郎もまた、人並みの煩悩を持った男に過ぎない。
お姉ちゃんズは皆仕事をしていて、六郎は家事担当の様子。
姉たちを家事で支える弟主人公の図は、姉しよに通じるものがありますナ。
お姉ちゃんに「紅茶が飲みたい」と申しつけられたらササッと献上し、部屋の模様替えを手伝ってと言われたら駆け付ける。弟としての習性は一通り身に付けている人物の様子。
お姉ちゃん側は、弟の事を気安く呼びつけたり構ってくれたりします。
します、が…体験版の範囲では、ブラコン要素の存在は確信できず。
分かりやすく「弟好き好き光線」を出してくるお姉ちゃんも、弟可愛さ余っていぢわるしてくる姉貴も、はっきりと確認できませんでした。
あくまでプロローグ段階までの話ですけどね。
でも、最初の顔見せでその片鱗ぐらい覗かせてくれないと心配にはなってしまいます。

そして場面は夕食後。
風呂上がりのすっぽんぽんが似合い過ぎる、体育会系の四女・ 晶姉が登場。
ここで「素っ裸は正義」と思うか、パンツ一丁くらいの姿がむしろ姉らしいと思うかはプレイヤー諸弟にお任せするとして、その後に起こる展開は少々弟を選ぶかも。
その感想如何で、「姉マケ」をプレイする価値があるかどうかが分かれるでしょう。

そんな訳で、体験版はプレイしておいて損はないです。
各お姉ちゃんの紹介を見ているだけでも和みます。
ああ、どうしてコイツには5人も可愛いお姉ちゃんがいるのに、自分には一人もお姉ちゃんがいないのだろう、と寂しくなる危険も覚悟の上で>負け組同志各位


『お姉ちゃんチェ〜ンジ』(REDZONE)(注:音声が流れます)

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お姉ちゃんのいる家庭に生まれただけで余裕で勝ち組なのに、贅沢言うなよっっ!

と、持たざる者の叫びを発したくなる設定なのがこの作品。
厳しい姉を持つ弟と、甘甘の姉を持つ弟。
それぞれが自分の姉に関して不満を持ち、互いに相手の姉に憧れる弟2人が、ある時「お姉ちゃんを交換しよう」と持ちかけ、お姉ちゃんチェ〜ンジ生活が始まる、という弟貴族達のストーリー。
体験版をプレイしてみた結果も踏まえて、お姉ちゃんチェック。

水沢雪菜お姉ちゃん(CV:緒田マリ)は厳しい方。


他人に厳しく自分にはもっと厳しい性格。
可愛いモノが好きだが、苛めたくなる。
家事は得意だが、料理は味よりも栄養のみの味気ないものが多い。

厳しい、って言うから、はじめは品行方正でお堅い方の厳しさかと思えば、要は暴君系・尻に敷くタイプの姉貴でした。

雪菜「可愛いもんですか、こんなクソガキ!」
涼輔「あ〜、ひでぇっ!弟に向かってクソガキだなんて、よくもまあ言えるよなこの馬鹿姉貴!」
雪菜「よくも姉に向かってそんな暴言を吐けるわね。なるほど……命はいらないってわけね」
涼輔「み、見たか晴秋! これがうちの姉貴の正体だ! お前が言うように、全然優しい姉貴なんかじゃねえんだよ!」

字面だけ追えば反目し合っているように見えますが、総裁にとってはこんな打ち解けた仲の良い姉弟はないわけで、これもまた理想型の一つ。


さて、もう一方の春日陽子お姉ちゃん(CV:早乙女綾)は甘い方。

砂糖菓子みたいにだだ甘で、怒ったことが無い。 しっかりしているつもりだが、あくまでもつもり。

プレイしてみると、こちらのお姉ちゃんは「あらあら、うふふ」系。
後半のお楽しみタイムでは、一緒にお風呂に入って背中を流してくれました。あらあら、うふふ。

「お姉ちゃんチェンジ」というねじれがあるとはいえ、姉と弟の関係が中心テーマのようなので、姉ゲーとして没頭できそうな気はします。

DL版の方はすでに販売中、パッケージ版は今週発売で3150円。



『M お姉ちゃんの集中恥療!』(TAILSKID)

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主人公は記憶喪失者で、「女装系抵抗するけどやられちゃう受け身のオトコのコ」。
彼が入院先でおねーさん系ナースと女医さんに「てってーてきにいぢられまくる」ADV。
姉弟の「姉」ではなくとも、おねーさんナースにいぢられまくると言われては、かつて何人も年上の白衣の天使に手厚く看護された経験者には避けて通れない道。
付け加えれば、「うりうりー」と口走りながら患者にちょっかいを出すようなおねーさんが登場するとなれば!

まずは、春日井A子おねーさん(CV:榊木春乃)。

アッパー系からかい責めの看護婦

Hダイスキ、痴性にあふれまくりのイッてるナース、主人公の「フィアンセ」を名乗る。
ご近所のおねーちゃん的な性格、明るく楽しく気持ちよくがモットー。
肩に下げた安楽注射器を振るい、今日も今日とて奮闘する。

メインヒロインである事をいい事に、院長のぽちを差し置き、我が物顔で振舞う。
ナースらしからぬ性格な彼女の、それでもここにいる理由とは……?

これは頭のおネジがゆるいおねーちゃんのようで。
「からかい責め」の言葉は生まれて初めて見ましたが、いいたい事はバリバリ伝わってきます。そして、総裁はそんなおねーちゃんがダイスキです。

もう一人、主治医の東雲ぽち先生(CV:御苑生メイ)。

甘やかし系非情責めの主治医

舞台である病院の院長で主人公の主治医。
治療の名の下Hな行為に明け暮れる。
母性溢れる性格、赤ちゃん言葉での甘やかしに自信アリ。

甘いおねーちゃん医師であることは分かった。
「母性溢れる」「赤ちゃん言葉」で。
しかし、「非情責め」とは一体なんぞ…?

以上の他、もう一人「壊れ系無邪気責めのロボ少女」が登場しますが、それよりも美少女容姿で黒ストッキング標準装備の主人公クンが人気出てしまいそうな気が。

病院を舞台に、基本的におバカなノリで、主人公受け身がちなM属性向け姉ゲーということで理解しました。
DL版2940円、パッケージ版3150円の低価格帯ソフト。



『はらみこ』(Selen)


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幼なじみの姉妹が住む神社に居候中の主人公。
そこへさらに火事で焼け出されたもう一組の姉妹が同居することになって…という出だし。
公式のストーリー紹介を見ると、

主人公・天野晴人は、両親の海外出張のため、幼なじみの家である朱山神社に居候して赤峰学園に通っている。
幼なじみの美少女姉妹・神坂舞と由宇との、人も羨むような同居生活をしている晴人だったが、ずっと兄弟姉妹のような関係でいたため、どちらかと恋人として付き合うような状況に発展することはなかった。(後略)

最後の部分ですよ、大事なのは。
単なる幼なじみ設定では所詮赤の他人な訳で、恋愛感情がどうこうと言い出しそうなところを、兄弟姉妹のような関係でいたために恋人関係に至らなかったと言い切るこの姿勢。
本当の姉弟モノに迫る話が読めるかも知れません。

登場ヒロインは、2組の姉妹。
神坂舞お姉ちゃん(CV:手塚まき)が筆頭キャラの模様。

主人公の一つ上の幼なじみ。
神社の娘で、巫女として仕事を手伝っている。
成績優秀・運動神経抜群・容姿端麗……などなど、『才色兼備』という言葉がよく似合う女の子。
真面目で責任感が強く、何事にも一生懸命に取り組むなど、非常にまっすぐな性格をしている。
ただ、融通の利かないところがあるため、少々とっつきづらいところが。
そのため、学園では舞に憧れている生徒も多いが、気軽に声をかける者は少ない。
周りからは、『高嶺の花』というイメージを持たれている。


そんな高嶺の花の女の子と姉弟同然の関係という優越感。
紹介文のバックに見える画像とサンプルボイス1番は、世話焼きお姉ちゃんそのものといった感じ。

2組の姉妹と同居となるので、姉−弟の関係だけでなく、姉−妹の関係も見られて(キャラクター紹介を見る限りではその点も意識されている様子)楽しめるのかと。

『あねけん』高野うい/一迅社4コマKINGSぱれっとコミックス)


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アニメ研究部・略してアニ研部員の大谷地満と、その姉で漫画家志望の睦お姉ちゃんが主人公の4コマ。先行している『あにけん』のスピンオフ作品。
この作品を知ったのは最近なので、この機会にまとめて初回から読んでみたくてうずうずしております。

投稿者 Sousai : April 22, 2009 11:31 PM | トラックバック









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