March 28, 2007

今週のお姉ちゃんチェック

『白銀のソレイユ−Successor of Wyrd<運命の継承者>』(SkyFish)


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TECH GIAN誌で連載されていた「北欧神話系伝奇アドベンチャー」の完結編。
メインヒロインはヴァルキリーの少女ですが、主人公におねえちゃんがいます。
村上珠子おねえちゃん(CV:草柳順子)。


琉平の姉で、父親の意志を継いで考古学を専攻している大学院生。
弟想いではあるものの、ハチャメチャな性格で琉平はいつも振り回されている
弟とは別の方法で、ベルセルクが引き起こす事件や遺跡に関する情報を調べ、鴻埜教授の行方を追っていたが、突如帰国。
何の予告もなく琉平達が通う学園の臨時講師として赴任する。

「好きなもの」はリューヘーちゃん!だそーです。リューヘーちゃん!
村上珠子(たまこ)おねえちゃんだから……タマ姉か?

もう一人、おねえさんチックなヒロインとして鳳条刹那さん(CV:甲賀忍)が登場。
見た目からしておねえさんオーラが漂っていますが、幼馴染みヒロインのそばにいる謎を秘めている女性。
「キツイ物言い」が特徴的だとか。見逃せませんね、一部の同志には。



『最高の年上誘惑レッスン ママと叔母とピアノの先生』(秋月耕太/フランス書院文庫)


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あの姉祭りにも協賛して下さっている、姉萌え同志の官能小説作家・秋月耕太先生の最新刊が出ています。
せっかく先生自らの紹介がありますので、詳しい内容はそちらをお読みいただくことにして、全姉連としてはこの1文だけ抜き出してみたいと思います。

28歳、32歳、36歳……最高のトリプルレッスン開幕!

ただの年上モノではありません。三十路が過半数。与党・三十路党です。
優しくされたり、誘惑されたり、恥ずかしがらせたりと、年上好きの欲望をしっかり受け止めて解消してくれる秋月先生ブラボー!
ご自身がかなり強度の姉属性なので(今月は特にテンションが高かったご様子。ピークはこのあたり?)、
「本当は年上好きでもないのに書いたんじゃないの?」みたいな疑いはゼロですからご安心を。



『まんがタイムきららCarat』5月号


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姉4コマ『アットホーム・ロマンス』(風華チルヲ)連載のキャラットは毎月28日発売。
今月は一体どんな展開が……と、先生のブログを見に行ってみれば、ド修羅場中とのこと!
方々のアンソロジーやら何やらで、お忙しいようです。
(我々にとっても期待作なアレのアンソロジーも描いているとかいないとか?)

芳文社も、『ひだまりスケッチ』、『ドージンワーク』のアニメ化などで気が大きくなっている→単行本化する作品も増やしてくれる、の図式になってくれないかと密かに期待中。

関連リンク:
「アットホーム・ロマンス」とは?


『ツバメしんどろ〜む (6)』(茜虎徹/カドカワコミックス ドラゴンJr.)


元祖「ドキドキ姉コミック」の第6巻。
久々です。第5巻が昨年7月末というから、実に8か月ぶり。

なぜか周囲に集まってくる女の子たちにモテモテ&ドキドキの敦河だが、ツバメお姉さんのほかにも気になる女の子・岬麻凛が現れた。彼女を見てるだけで「原始の心臓」が共振を起こしたように高鳴って……!?

こらこら、敦河君!
あんな優しいおねえさんがいながら、よその女の子に気を取られている場合じゃないっすよ!
『ツバメしんどろ〜む』は基本設定はいい線行ってると思える作品だけに、もっとも〜っとシスコン・ブラコン全開でやってくれれば、我らの歴史に残る漫画になるはずなのですが!


PS2ソフト『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!キラキラ★Happy Festa!』


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今年1月から放送されていたテレビアニメ『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』のゲーム化。
アニメ版の方は、姉目当てで見ていた訳ではなかったのですが、1回だけむっちー(3人のやんちゃな弟持ち)のおねえちゃんっぷりが炸裂したシーンがありました。
あれはまさに『きょうだいゆ〜とぴあ・むつきストレート!』
…学園モノではなく、家族モノとして外伝的に1話作ってみてくれたりとかできないですかねぇ。
ゲームの方は、特に姉ゲーではない様子…

March 26, 2007

フランス書院の新雑誌 『コミックレヴォリューション』に…

フランス書院から新雑誌が創刊(「編集部発 最新情報」2007.3.23より)

誌名は『コミックレヴォリューション』。
略してCレヴォとでも言っておきましょうか。
ん、どこかで聞き覚えがありますが、デジャブでしょう。

編集部曰く

 4月10日(火)、フランス書院が美少女コミック界に革命を起こします。  萌えエロをコンセプトに、今流行の最先端を走るクリエイターを集合させた隔月コミック誌『コミックレヴォリューション』が創刊されます。

表紙、巻頭カラーはみさくらなんこつ。センターグラビアはあずまゆき、しんたろー、YUKIRIN、ミヤスリサ。
執筆陣には水城たくや、井ノ本リカ子、BENNY'S、KEN+、つつみあかりなどの人気作家。
さらにひなたもも、神保玉蘭、丸ちゃん。など若手作家が登場します。

つ、つつみセンセだ……

創刊が4月10日と迫っているのに、フランス書院公式サイト上での情報はこれだけですが、とりあえず買って読んでみろ、ってこと?
隔月刊、ということは、発売は偶数月か。
別冊ヤングマガジンも偶数月発売だったよなぁ…

March 21, 2007

今週のお姉ちゃんチェック

『ましろぼたん』(Fizz)

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雪景色が印象的な学園ラブコメ。
いとこのお姉ちゃんが登場します。
柿崎藍理お姉ちゃん。

主人公の母親の姉の、娘。主人公が子供の頃は『藍理姉ちゃん』と呼んでいたらしい。
唐突かつ強引な性格だが、人を惹きつける人柄のせいか周囲の人々の助力を得られることが多い。
主人公のことは弟のように思っていて、可愛がろうとする(子供扱い)。
ナイスバディの持ち主で、薄着でマンションを徘徊したりするのに、干してある下着を見られるのはイヤという良く判らない基準を持っている。
妹のことは溺愛しており、時に親のようであり、親友のようでもある。
生活能力は低く、料理も苦手(作るには作れるが、味の保証は無い。真白が料理を覚えたのは自分のためでもあるのかもしれない)。
現在、イタリアンレストランでウェイトレスとして働いている。

「小さいころは、藍理姉ちゃーん、って甘えてくれたのにね。
 もうあたしのこと、姉ちゃんって呼んでくれないの?」

いとこではあるものの、
「主人公のことは弟のように思っていて」
「小さいころは、藍理姉ちゃーん、って甘えてくれたのにね」
な上に、藍理おねえちゃんとは同居なので問題なし。

溺愛の文字は見えても、妹を溺愛
ま、妹を可愛がるお姉ちゃんを見ていて和む姉属性も多いはず。
だから、その辺はいいんですけどね。
けど!
この相関図で、主人公から藍理おねえちゃんに向かう矢印に「密かな好意」を書き忘れている(と信じたい)のはどうでしょうかっ!?

…でも、ちょっと許したくなる、このポーズ



『EVE 〜new generation X〜』(TYRELL LAB.)

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人によっては「懐かしい…」の言葉が漏れるであろうタイトル。
昨夏に発売されたPS2版に追加要素を組み込んだものだそうで。

姉弟関係のヒロインはいませんが、「カッコイイおねえさん」なら登場します。
どうしても一人だけ選べと言われれば、弥生さん派と答えておきます。

アダルティーな姉御肌エージェントが活躍するアドベンチャー好きなら、避けて通れないであろう1本。



『姉レイプ〜高慢な姉の濡れた美唇』(アンダーリップ)

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付き合った女性の髪型が忘れられず、似たような髪型の女性をつい追ってしまう、というのはよくある話ですが、かつて姉になった女性の髪型も忘れがたいものでして。
この作品のヒロイン・香坂ナツキお姉ちゃんの、“ツインテールではないが、左右2つにまとめて垂らしている”(誰か名称教えて!)に反応してしまうのは…やっぱりタマ姉の影響なんだろうなぁ…
『絶対妹至上主義』の円ちゃんにまで反応したなんてことは、全姉連総裁として口が裂けても言えませんが!

さて、本作は2006年11月10日にダウンロード販売されたゲームのパッケージ版。
『姉レイプ』などと物騒なタイトルが付いていますが、おねえちゃんにひどいことをして楽しむゲームではないとか。(S派な弟は注意)
逆に、おねえちゃんに色々と教えてもらう型のようです。
どっちかというと、サンプルCGにも「弟、もてあそばれてる?」なものも。

香坂ナツキお姉ちゃん(CV:和葉)

主人公・貴志の姉で学園上級生。 文武両道で性格良しの面倒見良し。 難点は男の趣味が少し変わっているのと、 味覚オンチ(料理はヘタではない)。 貴志にだけはやや厳しく接するが、それも愛情の裏返し。 だがその愛情も、やがてとんでもない方へ……。 とにかく面倒見は良く、貴志のピンチなどは大抵救ってしまうし、 怒った後は必ず優しくしてくれる

最後の一文が泣かせるじゃありませんか!

おねえちゃんに絞ったゲームで、価格3000円未満、ボリュームは控えめの1本。
軽く楽しみたい弟向けでしょう。


ところで、これが『弟レイプ』だったりすると、微笑ましい感じがしてしまうのは私だけでしょうか?個人的な性癖のせいでしょうか?

『ねぇ姉?ど〜する!? 〜ナミとミナと時々ボク』(Luchs)

『ねぇ姉?ど〜する? 〜ナミとミナと時々ボク』(Luchs(ルクス))



『姉さんが突然2人に分裂しちゃった!?』



あれからもうすぐ4年。再び「分裂お姉ちゃん」の文字を見ることになろうとは…
おねえちゃんという生物は、分裂しやすいものなのか?


実の姉であり、担任でもあるおねえちゃんが分裂し、
『ちょっとワガママ、でも元気いっぱい、お色気も十分』の「ナミ」おねえちゃん
『ちょっと天然、でもとってもHな癒し系』の「みな」おねえちゃん

になってしまうストーリーの模様。

登場おねえちゃんは…

『ナミ』(CV:一色ヒカル)

『みなみ』よりもさらにワガママぶりやムチャぶりが上がった感じ。
主人公からの呼ばれ方『ナミねえ』
凶暴豪快・髪はまとめて結っている
口より先に手が出るタイプで、主人公はいつも被害を受けている。
感情表現が不器用で主人公に対しても素直になれずついつい手が出てしまう
しかし、内では結構がさつでわがまま。料理も苦手。

凶暴で結構、がさつで結構。
二人に分裂するなら、片方はこうでなくては。
一色ヒカルお姉さんなのも注目ポイント。


そして、もう一方の分裂おねえちゃんは…

『みな』(CV:みる)

天然系おっとりお姉さん。それだけにHにも抵抗が無い。というか積極的
主人公からの呼ばれ方『みな姉さん』
穏やかで優しい・髪は下ろしている
やや天然で無自覚に主人公を誘惑している
『なみ』と違い、気持ちを素直に表現してくる。

天然系おっとりなのに、Hに積極的かっ!
もう今から手に負えない予感で一杯。
ナミねえに心地よくいたぶられ、みな姉さんに甘く癒してもらうコンボと理解してOK?


ストーリー紹介の最後に、

さらに、謎多き隣のお姉さんまで加わって、てんやわんやの大騒ぎ。
姉分裂の謎とは?その謎を知る隣のお姉さんの正体とは?

とあり、おそらくそれはこちらのひそかさんかという推測が立ちますが……
マッドサイエンティスト?


原画はせんどりくん=山根正宏氏
長いことZyxの看板絵師かと思っていましたが、いつの間にか。

発売予定は6月末とのこと。
これも監視していく必要がありそうです。


(水瀬ゴメスさん、タレコミ多謝)

March 16, 2007

祝!TVアニメ化決定告知『君が主で執事が俺で』(みなとそふと)

【君が主で執事が俺で】応援バナー

ゲーム発売前からアニメ化を告知するゲーム(しかもPCゲームで、ブランド処女作で)も珍しいと言いますか。

ともあれ、我々にとって意訳すれば
「鳩ねぇテレビデビュー決定告知」も同然!
アニメ化自体はゲーム発売のずっと先だそうで。

TVアニメ版「君が主で執事が俺で」は ストーリーの内容やキャラクターを 製作陣にゲーム本編をプレイして頂いて十分把握してからの スタートとなっておりますので

この辺に、今までのでタカヒロ氏もアニメ化に関しては色々と思うところがあったのだろうなぁ…と勝手に推測したりなど。
(アニメ製作するなら原作を体験してみてよ!という思いは至極当然なんでありますが)

March 15, 2007

姉ゲー『僕と極姉と海のYear!!』(しゃんぐりら)

姉ゲー『僕と極姉((5)ねぇ)と海のYear!!』(しゃんぐりら)

しゃんぐりら

来ましたよ、久々の「多人数・オール姉ヒロイン」型が!
最近は1〜2人のおねえちゃんオンリーな小中規模ソフトばかりで、やや物足りなかったところ、本作は5人姉妹のヒロイン全員がおねえちゃん!
多けりゃいいってもんじゃないことは分かってますが、たくさんのおねえちゃんに囲まれたい願望はわがままな弟なら持ち合わせて当然であるゆえ、時にはこうして多人数型もプレイしたいのであります。
しかし、姉5人クラスは久しぶり。『姉汁』の3姉妹以来かも知れません。

私立海南学園に通う主人公宛に届いた祖父からの手紙により、生まれ育った海辺の町に向かう羽目になった所から物語がスタート。
海の家の運営を任された主人公の元に現れた美女5人。
彼女らは、幼少の頃に隣に住んでいた5人のおねえちゃん達だった……!

…てなストーリー。
実姉でも義姉でもない点が非常に惜しい、が、ここは我慢。
気になる5人のおねえちゃんズは…


菜波 栞(長女)

大人っぽさと幼さが共存する天然ボケなお姉さん
おっとりした性格で主人公を包んでくれる。
しかし会話がかみ合わないこともしばしば。
心をえぐるような毒舌の持ち主でもあるので注意しなければならない。
いつも響香に怒られている。
「り〜くちゃん♪一緒にお風呂入ろっか♪昔みたいに洗ってあげるわね」

「長女=おっとり天然」の文法をきちんと守った正統派。
天然ボケをかまして次女に注意されしゅんとする可愛いシーンが既に脳内に浮かんでます。
悪意の無い毒舌はアクセント?


菜波 響香(次女)

ストレートな性格のエロかっこいいお姉さん
派手な外見からは想像できないが看護士の肩書きを持っている。
面倒見がよく、頼れる姉なのだが、陸と芽生のことをセクハラの標的として苛める悪い癖も…
普段は家族の司令塔だが、酒が入ると要注意!!
「んふふー、遠慮しないでいいのよ♪クリ坊も芽生のオッパイ揉んでいいわよ」

エロかっこいい…… 頼れる姉…… セクハラ…… 酒癖悪い……
お、俺、今から響香おねえちゃんの弟になる!いや、なった!
全姉連と付き合いの長い諸弟ならばお気づきの通り、総裁はこういうお姉ちゃんが大好きです
脳天気な遊び人風にも見えながら、実は看護師だったり(ちなみに、外見がエロかっこいいからといって看護師が似合わないなんてことはないのは姉業界じゃ常識)、五姉妹を束ねる姉御肌なのも注目点。


菜波 晶(三女)

元アメリカ陸軍特殊部隊員だったお姉さん。
幼い頃から面倒見がよく正義感溢れる性格で、陸を一人前の男に育てようと構ってくれる
普段は冷静な判断のもとに行動するのだが、不器用な性格と極度の負けず嫌いが原因で失敗することも…
※彼女の背後にだけは立つな!
「うぅ…そ、そんな罰ゲーム承諾できる訳ないだろ!!
 くっ…誰がチキンだって…やってやろうじゃないか」

どんな経歴だよ!
…とのツッコミはさておき、姉妹の中で最もクールかつ頭の切れる人っぽくありながら、性格とセリフを見れば、いじられキャラであることは明白…な気がする。
体育会系のボーイッシュなおねえちゃん好きなら彼女でしょうか。

菜波 こころ(四女)

外見は幼い頃の印象と変わらないが、性格は全く変わってしまっていた彼女。
淑やかで笑顔の優しい女の子だったのだが、過去に何があったのかは謎…。
人を寄せつけないオーラをまとい、海の家を任された陸を大いに困らせる存在。
なぜか源氏とは仲がいい。
「忘れてもらってて構わない… こっちも、お前のことなんか忘れてたからな……」

トラウマを抱えてしまった綾波系おねえちゃん?
こういうおねえちゃん、キャラクター紹介だけでは実態がよく伝わらず、損をしてしまいがち。
こればかりは、実際にシナリオを読んでみないと分かりませんね、はい。


菜波 芽生(五女)

陸の一つ年上で一番歳が近いお姉さん。
姉たちに囲まれて育ったせいか、昔から子供扱いされるのが嫌いな彼女にとって陸は格好の召使的存在になる。
通っている学校ではチア部に所属し親衛隊が出来るほどだが、天性の外面パワーによるものという噂も…
「アンタねーっ、わたしにものを頼むなんて百万年早いわよ!のど渇いたからさっさと牛乳汲んできなさい!!」

姉アンテナの鋭い弟ならばこの紹介文を読むだけで、どんな弟でもこの外見を見れば、ある一人の姉貴の記憶をまざまざと蘇らせてしまうハズ。
踏まれても踏まれても真っ直ぐ伸びる麦のように、力強く踏まれたい生きていきたい弟ポリシーの持ち主のため、この姉貴は生まれてきたに違いない。
そんな予感を抱かせる五女。


以上、現時点での公式サイトではストーリー及びキャラクター紹介のみ。
発売予定は、2007年6月です。

March 13, 2007

今週のお姉ちゃんチェック

『超劇場版 ケロロ軍曹2〜深海のプリンセスであります!』

超劇場版 ケロロ軍曹2

ペコポン最強の女ソルジャー・夏美ねえちゃんファンの貴弟ならお待ちかね。劇場版ケロロ軍曹の新作が今週末から各地で封切りであります!
吾輩、姉情報諜報員として先週試写会に極秘潜入し、全編観て参りました。

夏美ねえちゃんファンはすべからく、万難を排し、いかなる犠牲を払ってでも鑑賞すべし。

主役が夏美ねえちゃんであると言い切っても過言ではない内容でありました。
もう最初から最後まで登場しっぱなしであります。
「え?こんなに夏美ねえちゃん出してくれちゃっていいの?」と確かめたくなるくらいに。

南の島でのリゾート中、深海の王国にさらわれてしまった夏美ねえちゃんを救い出そうと…というストーリー。
助けに行くケロロ小隊側よりも、さらわれた(と言ってもプリンセスとして迎え入れられた)夏美ねえちゃん側が話の中心。
家族や仲間の絆がテーマとなっており、子どもにも大人にも楽しめる内容。

・おへそ出しっぱなしなドレス
・冬樹弟の「ねえちゃんは僕たちのねえちゃんなんだ!」という魂の叫び
・姉弟の熱い抱擁シーン

…と、見所満載であります!

夏美ねえちゃん鑑賞目的との開き直り上等であります。
なっちを観ているだけで幸せになれる冬樹君なら、即劇場へ進軍あるのみ。
一定割合で大きなお友達も来ているはずなので、安心せよ。



『コミック版・姉☆孕みっくす』(コミックアンリアル2007年4月号(Vol.6))


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Lilithの姉ゲー、『姉☆孕みっくす』が、今度は漫画に!
しかも原画家・奈塚Q弥先生直々の漫画です。
同作は、もう2年前(2005年2月)発売のゲームで、ストーリー面でもうちょっと我々の気持ちを分かって欲しかった…という評価なんですが、絵およびキャラクター設定は良かった作品。
Lilithの動画ブランド・PIXYではアニメ化され、今度は漫画化。
ここまで来たら、原作ゲームの続編を…とも思ってしまうわけですが。
『姉☆孕みっくす2』はタイトル名だけ引き継いだ、別の作品。こちらは総合的に見て、良い姉ゲーです。)

はなちゃんさんのタレコミに感謝。



『お姉さんの誘惑』(ひろせみほ/笠倉出版社)

コミック発売予定表を眺めていて、これまたベタなタイトルで…と思わずにいられなかった一冊。
成年コミック。
表題作が1本収録されているだけかなとも思われるので、全編姉かどうかは不明。
著者・ひろせみほ先生のサイトもありますが、更新はほとんど停止中の様子。
えーと…生後間もないお子さんの居るママ!?

過去の作品群にも「おねえさん」的なタイトルが多く、人妻アンソロジーまで手掛けたことがあるそうで、我々の気持ちを分かってくれるママのようです。(勝手に自分のママ扱いすんな)
女性的な絵柄なのも、個人的にポイント高し。



みんな気になる事は同じのようで、私も地下鉄の吊り広告を目ざとく見つけておりました、『AneCan』
書店の女性誌コーナーに割り込む勇気は無く、公式サイトでチェックはしたものの、別に
「弟の目を引くコーディネート術」とか「姉らしさ全開☆Aneメーク」
が載っているでもなく、取り上げるほどではないかとも思ったゆえ、


25歳以上のみなさま、お待たせしました!


「あーあ、ねーちゃんもついにAneCanを読むお年頃かぁ…」
「……あんた今なんか言った?」
と唇をつねってくる姉を想像して遊ぶにとどまりました。


男性ファッション業界じゃ「お兄系」流行りだそうですが、ならば次は「弟系」で決まり。
『FINE弟BOYS』『弟'sCLUB』が創刊されたらお伝えします。

March 07, 2007

2002年〜2007年の妹ゲー&姉ゲー&母ゲー対比(睦月堂工房さん)

タイトルから比較する2002年〜2007年の妹ゲー&姉ゲー&母ゲー対比。(睦月堂工房さん・2006年3月6日付)

ご存じの方には恒例の、タイトル名から妹/姉/母ゲーの本数をカウントする睦月堂工房さんの企画。
その2006年版(及び2007年の一部)が発表されています。

あくまで「タイトル名」のみのカウントなので(睦月堂工房さんの記述にもその点の分析がありますが)、これだけで一概に多い少ないは言えないことは前提にしても、依然として姉ゲーは安定上位
2005年のあの大ブームの反動を恐れていたものの、結果的には上々。

ちょっと嬉しかったので、結果の数値を利用して、勝手ながらグラフを作成してみた。

グラフ


あ、明らかに第三勢力が………!
いや、もう肌で感じ取っていたことなんですけど。
これが数だけじゃなく、質を伴っていることも分かっているから、なお恐ろしい。
もはや「妹」「姉」「母」という近親3大ジャンルは、互いに肩を並べたと言っても過言では…。

March 06, 2007

今週のお姉ちゃんチェック

今週のっっっ!


……あれ、今週はこれと言ったおねえちゃん作品が見あたらず。


先週発売の文庫本で一冊取りこぼしたものがあるので、とりあえずそれを。

『ドラゴンシャドウスペル〜咲かずの百華の法定式(マトリクス)』(著:原口美奈子 イラスト:高野裕紀+フライトプラン/ファミ通文庫)

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先々月から度々話題に出ているPS2用RPG、『ドラゴンシャドウスペル』(フライトプラン)のノベライズ。
ゲーム本編中では、「弟のこととなると人が変わったように心配性になるタツキおねえちゃんの出番が泣けるほど少ないとの噂は聞き及んでいるところ。
こちらのノベル版では、それよりは出番が多いとか。(だいさくさん、タレコミ多謝)
表紙イラストも、弟に色目を使うタツキおねえちゃんが目立ってますし、せめてこちらで期待するしか?



これだけではナンなので、先週分のおさらいを。

『OVA ToHeart2』 第1巻

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いやもう、終始タマ姉×雄二ストーリーで大満足。
メイドロボ・イルファに夢中な雄二に嫉妬して、可愛い弟を取られまいと家庭内ストーキングに走るブラコンタマ姉の揺れ動く想いを綴った第1話。
とにかくタマ姉出ずっぱり。いろいろな表情が拝め、作画も良好。
必殺・おねえちゃんアイアンクローだって見られちゃいます。
コメンタリーも大変楽しげでありますよ、隊長!


お、そういえばジャケットイラストのポーズが、上のタツキおねえちゃんと同じ。


『キミキス-various heroines』(東雲太郎/白泉社ジェッツコミックス)


これはけしからん。
幼なじみおねえちゃんがチュッチュチュッチュと…。
その上、摩央姉の態度・仕草・表情が、年上にあこがれる男子高校生の気持ちを惑わすものばかり。
『Swing Out Sisters』でシスコンの弟心をギュッと掴んだ東雲太郎先生だからできるこの作品。
原作のゲームと関係なく、オリジナルの漫画だと思っても全く遜色ない1冊でした。



『アットホーム・ロマンス(風華チルヲ/まんがタイムきららキャラット4月号)』

「姉プレイ」
竜太朗のマザコンが限界まで達したその時、ブラコンの極地にいる暁子ねえちゃんが発した言葉。
姉プレイが具体的にどんなものなのかは語られていないが、ここに集う諸弟ならば今さら何を、である。
えーと、基本は「裸で添い寝」で。(バックナンバー参照<参照のために単行本化を願って、今月もちゃんと葉書出しました)



『SWEET SWEET SISTER』(J・さいろー/コアノベルズ)


アマゾンから届き、開封して一言…「こんなに厚い本なのか!」
もうちょっと平均的な分量の本だとイメージしていました。
届いたばかりということもあって、未読…。



最近妙に気ぜわしくて、毎週のチェックぐらいしか更新してませんが、活動縮小とかそういったことではありませんので。
夏コミ新刊に向けて準備も始めました。

あ、あと「女市」という単語をあまりにも使いすぎたせいか、Google先生にあらぬ疑惑を持たれ、検索結果が軒並み村八分あるいは格下げになってしまいました。
ここ数日、検索で飛んできてくれる人の少ないこと…
よって、しばらくは可能な限り「おねえちゃん」などで代用してみます。

しかし、このサイトで「女市」を禁止されたら、何もかも書きづらいことこの上なし!