2007年4月15日

みなとそふと『君が主で執事が俺で』体験版公開

みなとそふと『君が主で執事が俺で』体験版公開

ダウンロードのために、土曜日でありながら平日と同じ時間に起きるという暴挙に出た総裁。
「こ、これで期待裏切ったら、承知しないんだからねっ!」


そして、期待は裏切られたのでした。
良い方に


■鳩ねぇの出番多し!

大まかなストーリーは貴弟も予習済みかと思いますが、このお話、主人公と鳩ねぇが家を飛び出して来る所から始まります。
すなわち、本作は上杉姉弟の愛の逃避行と解するのが相当かつ妥当でありまして、自然、久遠寺家にたどり着いた後も「姉弟二人がどうなったか」との視点が中心。
確かに、圧倒的風格のヒロイン・森羅様が名実ともに主に君臨していましたが、我が全姉連的には上杉姉弟の物語と思いこむことも十分可能。

■姉がブラコンなら、弟もシスコンで

鳩ねぇといえば、「私は上杉美鳩。ブラコンです。よろしくお願いします」のセリフで世の弟心を一気にかっさらいましたが、
弟まであんなシスコン君だったとは…
二人だけの姉弟において、姉はブラコン・弟はシスコンでは、もう入り込む隙がありません。
この関連の名台詞が体験版内だけで既に散見されるのでお楽しみに。
それにしても、弟クン自身シスコンであることを公言してはばからないのが新感覚。
おねきゅーの未空クンはシスコン呼ばわりされて「何だとコンチクショー」とキれるのがお約束で好きだったのですが、
弟自らが「悪いけど俺シスコンなんで」的発言でウケを取るのは、姉しよでもほとんど見られなかったシーン。

鳩ねぇもブラコンに関しては負けていません。
弟溺愛型でありながら、過去の姉しよシリーズでは見られなかったタイプのおねえちゃん。
(一人しか姉が登場しない場合、姉しよのように性格をデフォルメしたヒロインは使いづらかったのでしょうが)
無闇な溺愛ではなく、健全なレベル(もちろん当連基準で)での愛し方で、くどさは全くなし。
弟には甘いが、反面他の人に対してはちらちらっと黒いところが見え隠れしたような気が。
この辺りも含めて、鳩ねぇが本編ではどう立ち回ってくれるのか、注目の要素です。



以上のように、『きみある』を姉ゲーと見なしている貴弟なら、ぜひ押さえておきたい体験版になっています。
もはやこれは、鳩ねぇ体験版ですから!

2007年4月 9日

自称姉ゲのプロが選ぶ…

「自称エロゲのプロ」が選んだエロゲ入門 全16タイトル(アキバblog/とらのあな本店)

なかなか気合いの入った店頭企画で…。
一般的な有名作・名作を取り上げながら、よりにもよってヘビー級に『お姉ちゃんの3乗』を持ってくるのは、かなりのプロの仕事と見た。
(今さら、とらのあなで新品で売れるゲームでもないだろうにねぇ…)

確かに、『おねきゅー』はビギナーにとってヘビー級的作品であろう。
しかし!我々姉属性にとってはどうか!

…やはり、ヘビー級だと思うのですよ。

「今から姉ゲーを始めてみたいが、おすすめは?」と弟ビギナーに聞かれたならば、おねきゅーを挙げるのは比較的後の方にするはず。
さもないと、かなり歪んだ姉弟観を植え付けられてしまうから!
そう、私が良い例です。こうなりたくなかったら、おねきゅーは後にしろ!


自称姉ゲのプロが選んだ入門コーナーを作ったら、どうなるだろう。


ビギナー級
『To Heart2』(アクアプラス)
『True Love Story Summer Days, and yet...』(エンターブレイン)

ライト級
『姉、ちゃんとしようよっ!』
『姉、ちゃんとしようよっ!2』(きゃんでぃそふと)

ミドル級
『秋桜の空に』(Marron)
『ナースにおまかせ』『姉汁』(アトリエかぐや)


ヘビー級
『お姉ちゃんの3乗』(Marron)
『Crescendo~永遠だと思っていたあの頃』(D.O.)


こんな感じでしょうか。かなり暫定的にランク付けしてみましたが。
あくまで「入門編」ということで。