2013-04-29 23:46

今週のお姉ちゃんチェック

今週の平日は大型連休の狭間で、姉作品の発売は特になし。
心のスキマを埋めたくなる頃に、田口ケンジ先生&サンデーさんから嬉しい更新予告があります。

『DCD』8巻&『姉ログ』1巻同時発売を記念して、ヤミ姉とモヤ姉のコラボコミックを5月3日(金)に掲載予定!! 

そうなんです!
あと半月ほどで、日本姉大賞2012受賞『姉ログ』第1巻が書店に並びます。
「姉萌えは正常だと世間にアピールする姉部の陰謀!?」とモヤ姉が震える日も近い。


DCD7巻の帯漫画にとどまらず、今度はWEB上で姉コラボ漫画掲載だそうです。
週刊連載と月刊連載を掛け持ちして、単行本が同日発売で、さらに描きおろしまで準備とは、恐れ入ります。

2013-04-21 22:12

今週のお姉ちゃんチェック

『IS〈インフィニット・ストラトス〉 8』弓弦イズル・著/CHOCO・イラスト/オーバーラップ文庫)

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千冬姉 IS BACK!

日本姉大賞2011』で圧倒的支持を得て、姉業界の社会現象になった千冬姉が新装版の表紙を飾って帰ってくる!
BDのジャケット絵に千冬姉を登場させてくれなかった恨みは少しだけ晴れました。
ただ、新刊での出番は表紙イラストだけだった、みたいなオチがありそうで怖いんですが。(イベントで先行入手した人いたら、どうでした?)

しかし、そんな不安を打ち消して余りある情報が!
ISのコミカライズ(サンデーGX)作画担当は結城焔先生に決定
結城焔先生と言えば、強力な姉びいきの先生。

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千冬姉VIP待遇に期待!
結城焔先生を抜擢したからには、原作者も編集も承知の上でしょう。
先生の嗜好を知らなかったとは言わせないよ!

2013-04-14 22:27

今週のお姉ちゃんチェック

『うちの姉様 7』(野広実由)

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ついに最終巻ですか。
東大首席だけど天然マイペースの変わり者お姉ちゃん。
彼女に振り回される小学生の弟妹と周囲の人達を描いた4コマ第7巻。
『リコーダーとランドセル』に続くアニメ化......なんて期待していたんですけれども。
初掲載は2007年5月だそうで、足掛け6年の長期連載おつかれさまでした!

『雪影 -visual renewal ver.-』(SilverBullet)

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2006年に発売された(もうそんなに経った!?)『雪影』のビジュアルリニューアル版が発売!
天涯孤独となって親戚に引き取られた主人公は、冬休みの間だけ雪深い田舎町の実家に帰省する。
そこには、身に覚えのない「姉」を名乗る謎の女の子が暮らしていて......というストーリー。

一見すると地味で、あざとさも感じられないこの作品。
姉弟イチャラブでドタバタ、みたいな姉ゲーではありません。
しかし、姉目当てでプレイした姉ゲーマーには忘れがたい記憶を残す名作なのです。

本当に姉なのか分からない、素性すら知らない女の子をヒロインに据えておいて姉ゲーだとは信じられない話ですが、これは事実。
『雪影』が姉ゲーマーに支持されるのは、作品の中心テーマが何よりも姉弟関係に置かれていたからでしょう。

本作の当時のレビューは、全姉連会報第5号に掲載していますので、参考までに。



『ナイものねだりはもうお姉妹』(Aries)

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ナイものねだりはもうお姉妹 180px×180px

タマ姉だよね?(いきなり言っちった!)

それぞれ姉妹が住むお隣同士で繰り広げられる純愛系ラブコメ。
ストーリー紹介で主人公の境遇を読んだ時点で姉ゲーと認識!

姉2人と住む主人公の雨宮武蔵は長男であり姉2人にコキ使われるごく普通の男子。

その「ごく普通」になれなくて泣いている男子が大量にいるんですが、それはさておき、主人公をコキ使ってくださるお姉さま2人をチェック。
長女の雨宮七海お姉ちゃん(CV:一色ヒカル)。

ナイものねだりはもうお姉妹 180px×180px

雨宮家長女。 成績優秀で容姿端麗。 雨宮ヒエラルキー頂点。
武蔵のことをいつも見守り、毎日お弁当を作ってくれる。
武蔵が何を口にしその日何をしたか一発で見抜ける弟ソムリエ。
普段色々と押さえ込んでいる分、妄想力も高い。
自然体で武蔵と接し自由な性格の美咲のことを羨ましいと感じることもある。

長女お姉ちゃんキャラとして申し分ない!
完璧超人、世話焼きで家事も得意、弟思いで弟のことならすべてお見通し。
「弟ソムリエ」は伊達じゃない。
本当は弟のことが大好きだが、長女としてベタベタしたい気持ちを隠している、という設定もあり、ブラコン要素も完備。


次女のお姉ちゃんは雨宮美咲お姉ちゃん(CV:桃井穂美)。

ナイものねだりはもうお姉妹 180px×180px

雨宮家次女。雨宮家の参謀。
自分の興味の無いことには関心を示さないが好きなこと(ゲームとアニメ)には情熱を燃やす。
早起きは大の苦手だが学園で唯一の皆勤候補。
帆花を弟子とし日々間違った性教育を施している。
誰からも信頼され淡々と物事をこなす七海のことを尊敬している反面羨ましいと感じることも。

上のお姉ちゃんと対照的に、こちらは肩肘張らず付き合えるお気楽系。
「自宅ではズボラで無気力だが武蔵とは気が合うのでよく話してくる。たまに服を着ていないことも。」とあり、隙だらけのお姉ちゃん。
複数の姉が登場する場合、上の姉の方が威厳や権力の面で有利なら、下の姉の方の強みは弟と年が近くて友達意識が強いこと。

店頭のポスターなどを見るたび、いつも「タマ姉?」と思っていましたが、内容面でも立派に姉ゲーしているようですね。


『ポルノ作家麻由華と、淫熟未亡人と堅物編集者とウブ義姉』(CATTLEYA)

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新人編集者の主人公が『ポルノ作家麻由華と、淫熟未亡人と堅物編集者とウブ義姉』に囲まれるお話。
このジャンルきってのトップブランド・CATTLEYAさんの作品なので、ヒロインの熟れっぷりは半端ない。
我らのためのお姉ちゃんヒロインも、この作品の中では(おそらく)最年少。
だが、そのお姉ちゃん度は並の姉キャラをも凌駕する。
竹本真咲お姉ちゃん(CV:御苑生メイ)。

熟女のCATTLEYA最新作 ポルノ作家麻由華 2013年4月26日発売です

丈彦と同居している義姉(親同士が再婚)。 大学の研究室で研究漬けの生活を送り続けていたため、世間知らずで異性への免疫もほぼ無い。 生活全般にはやればできるしっかりものタイプだが、つい弟に甘えてしまう甘え上手な一面もある。

麻由華の小説のファンだったが、彼女の本性を知ってからは反目し、弟の身を案じてなんとか二人を引き離そうと苦心する。
その過程で自分でも意識していなかった弟への思慕を意識してしまうように。
十分グラマーだが、他のヒロインと比べると普乳・普尻の普通のスタイル。

「麻由華先生に何かされそうになったら、すぐにおねーちゃんをよぶんだよ?」

襲われそうになったら「おねえちゃぁぁぁんん!!」と叫ぶと、ガッシャーンと窓ガラスから飛び込んできて助けてくれるんですね。
しっかり者だけど甘え上手なお姉ちゃん、いいっすねぇ。
それに、「弟への思慕」という表現がいい。
CATTLEYAさんの作品だからこそ光る言い回し。
お姉ちゃんは一人でも他のヒロインはみんなさらに年上なので、他でありがちな"消化試合"の必要がないのもCATTLEYAさんのいいところです。


『恋せよ!! 妹番長』(Latte)
【↑タイプミスではありません。】

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幼い頃に生き別れた達【←タイプミスではありません。】。
十数年後に再会した彼女らは、番長【←タイプミスでは(略)】になっていた!?
というストーリー。

こういうガッチガチの妹モノでシャレの分かる感じの妹ゲーには、いい姉が潜んでいることが多い。
これ、10年近くお姉ちゃんチェックを続けてきて会得した姉ライフハック。

わんさか妹が登場する中、主人公とは双子の姉にあたるお姉ちゃんが登場。
武神にして暴君の、乃神焔晶(のがみ ほむら)お姉ちゃん(CV:榊るな)

Latte最新作『恋せよ!!妹番長』応援中!

主人公の双子の姉。 父親の血を濃く受け継いだ、生まれながらの暴君。 執念深く、疑り深い性格で、自分以外は信用していない。

姉は「暴君」と呼ばれるくらいがちょうどいいと思っている弟くん達には、この時点で大幅加点。
しかし、これはほんの序の口。
キャラクター紹介のモードを切り替えると、そこには隠されたブラコン姉が......!

一人称:お姉ちゃん
チャームポイント:溢れ出る弟への愛
極度のブラコンで、主人公へのスキンシップは日常茶飯事。
普段はお姉ちゃんお姉ちゃんしているが、夢は弟である主人公の膝枕で眠ることと甘えたがりやな一面も。

来たよ! これだよ、これ! 僕らが望んでいるのは!
暴君姉の険しい顔とは180度違う、ブラコン姉のだらしない顔がそこにあった。
ひたすら妹に構い構われる弟にヤキモチを焼き、妹ばかりのこの世界でただ一人の姉として孤軍奮闘する焔晶お姉ちゃんを全力で支持したい。
姉も妹もいける両刀遣いの男子ならぜひ押さえておきたい物件です。

『ひとつ飛ばし恋愛』(ASaProject)

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「妹の友達」や「幼なじみの幼なじみ」など、身内を一つ飛ばした関係のヒロインとの恋愛にテーマを置いた恋愛モノ。
もちろん全姉連で取り上げるからには当然います、「姉の友達」ヒロイン。
でも、「姉の友達」の紹介は省略。
三枝メグお姉ちゃん(CV:守田羽糸)。


ASa Project 『ひとつ飛ばし恋愛』 応援バナー企画

主人公の姉。 腹黒い性格で人をいじるのが大好きなドS。 いつもヘラヘラしていて、お調子者かつお茶目な女子。

このお姉ちゃんにいじられまくるだけで終わるルートとかありませんか?
ありませんか、そうですか......
サブヒロインとして出番は多いようですが、個別ルートはなさそう。
姉至上主義者には根本的に厳しいか?

2013-04-06 22:02

今週のお姉ちゃんチェック

姉ゲーは1週間前倒しチェックなので、4月19日発売予定分です。

『ヤンデレお姉ちゃんの弟飼育日記』(HEAT-SOFT)


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これは、己の姉萌えレベルを試される1本になる。

弟を愛しすぎてヤンデレ化するお姉ちゃんは、これまでも何人か見て来ましたが、今度のお姉ちゃんはかなりガチ。
弟が他の女の子と話をすることすら許さない、といった精神的な拘束じゃなく、どうやら物理的に拘束するようで......。

お姉ちゃんたちに祝われる、平和な誕生日の朝。
それは、部屋にとりつけられた
鉄格子の存在で、終わりを告げた――――

出だしがこれですよ?
どこにでもありそうな家庭の部屋にガッシリはめられた鉄格子の背景が怖すぎる。
飼い犬だって首輪は付けても犬小屋に鉄格子は作らない。
「お姉ちゃんになら飼われてもいい!」なんて軽口たたいてスンマセンした。

この鉄格子で主人公を監禁し始めたのは、彼を愛してやまないヤンデレ双子姉妹。
長女は有明いそらお姉ちゃん(CV: 木野原さやか)。

「弟のことが性的に好きだなんて。  私って本当に、恥知らずで汚れた、最低の姉だわ......!」

ひんやりと冷気をまとった、ミステリアスな姉。
妹の咲耶とは双子の姉妹。

文武両道家事看護、
やることなすことパーフェクトな完璧超人......

だったはずなのに。

クールな仮面の下に隠していたのは
弟と視線をあわせるだけで身悶え、表情は固まり、息の止まる
極めつけのブラコンの顔だった。

弟を(性的に)好きな自分を
『人間失格の雌豚以下のミジンコより下等なクズ虫』と
呼んではばからないネガティブさん。
趣味はぬいぐるみ(※腹話術)を使ったセルフ自虐。

ちなみに職業はナース。
あだ名は『霊安室の白い天使』。

弟と視線をあわせるだけで身悶え。病気ですね。いい病気。
ブラコンであることを自虐的に語る姉ってのは珍しい。

次女は有明咲耶お姉ちゃん(CV: mahilo)。

「愛ってそういうものですよね?  互いがいなければ、呼吸さえままならない......ふふっ」

しっとりと大和撫子めいた、優しげな姉。双子姉妹の妹。
微笑みひとつで貢物が山となる、現代のかぐや姫。

が、実は弟以外のことがほぼ全てどうでもいい
「only you」を地でゆく、愛がダダ漏れのお人。

弟の世話をすることが生きがいで、
"主人公が自分なしでは生きていけない体になること"
を常日頃から夢見ているロマンチストさん。

『どんな形であっても』
弟が自分を必要とし、その心に自分がいることが喜び。

ひっそりと、弟に話しかけられた回数を
懐のメモ帳でいちいちカウントしている。それは幸せの数。

弟ひとすじ、愛情いっぱい、大の世話好き(ただし弟に限る)。
理想的なブラコンお姉ちゃんですね。
しかし、ヤンデレ化する姉の紹介だと思って読むと、背中に冷たいものが走る。

こんなヤンデレ姉妹に完全拘束された世界で閉鎖的に展開する模様。
姉たちが姉自身の欲望に溺れるだけなのか、それとも弟の幸せも願える姉になっているのか。
本作が姉属性人に受け入れられるかどうかは、ここにかかっていよう。

『終奏のオーグメント』(地雷ソフト)

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2012年9月発売『追奏のオーグメント』のファンディスク。
当時の全姉連の記事はこちら
サブキャラにとどまっていたブラコン姉さんに専用ルートができました。
「溺愛」を付けるほどのブラコンヒロインをサブ扱いとはもったいないと思っていましたが、ついに。
実はもう昨年半ばから姉ゲーに回す時間の余裕がなくてスルー対象となっていましたが、姉ルートが保証されているなら優先順位は上がるってなもんです。

2013-04-02 23:02

今週のお姉ちゃんチェック

最近の『姉ログ』(田口ケンジ/週刊少年サンデー連載)で、日本姉大賞が何とかかんとかと聞き、そんなネタが載っていたっけ?と、よくよく読み返してみたら、第32話1ページ目の1コマ目にドーンと載ってるじゃないですか!! ギャー!!

『姉ログ』第32話

こんな太字を見逃す自分にびっくりですが(モヤ姉の胸と香澄ちゃんのアホ毛に目が行ったか)、ともあれ
「日本姉大賞?何それ?ネタ?→カタカタ、カチッ→実在すんのかよ!」
と驚いてくれた人がいたら全姉連にとっても嬉しいことです。

その『姉ログ』第1巻の発売が5月17日に決定!!
そして、今日は『DCD』第41話が更新です。



『あねぐるみ』森繁拓真/まんがタイムオリジナル連載)


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お姉ちゃんと同じ学校に通い、学校でも何かと姉に振り回される......なんて展開は、アニメでも漫画でもラノベでも定番ですが、時代はついに会社へ舞台を移した!

大注目作家の初4コマ登場!遊びゴコロは姉ごころ!
同じオモチャ会社に勤務する姉と弟。
花型部署の敏腕課長の姉に対して、
総務で下支えをする弟が何かと振り回され笑いが巻き起こります。
「となりの関くん」が大ヒット中の作者が贈る
遊びにこだわる4コマ作品です。

同じ会社に勤める姉弟の姿を描く社会人姉漫画。
公式立ち読みページを読めば分かる通り、そこにあるのは、奔放な姉と耐える弟の図。
学校だろうが会社だろうが、姉と同じ組織に入ってしまった弟というものは、得てしてこうなる運命なのか。(うらやましい)

ところで、作者の森繁拓真先生は、漫画家で『海月姫』の作者の東村アキコ先生のリアル弟だったんですね。
森繁拓真先生の『いいなりゴハン』。

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昔から姉はいつも僕(弟)に指図する。
漫画家になった今、今度は漫画の企画・内容、そして取材に行く店まですべて指定してきやがった!!!
姉の名は「東村アキコ」。
漫画界最強の姉を持ってしまった弟・森繁拓真が贈る、いいなりグルメエッセイ!

すべて姉のいいなりでグルメエッセイを描くというコンセプトにグッと来た!
響きがいいねぇ、「姉のいいなり」。
リアル弟達よ、キミは「姉のいいなり」になっているか?