2010-04-29 03:41

フランス書院 美姉文庫創刊 ?!

姉ノベルで定評のあるフランス書院美少女文庫が、装い新たに


「美姉文庫」を創刊!!
?


フランス書院さんならば、いつかやってくれると信じていた!
姉さえいれば他に何も要らないという読者の声が高まりすぎて、遂に美姉文庫が創刊です!?


ええと、正確には、お姉ちゃん好きに贈る姉ノベルフェアが期間限定で開催されるそうです。
「全商品ポイント3倍 姉関連書籍を先行配信いたします。」とのこと。
4月28日から、『隣りの5人姉妹。』『三姉妹とドキドキ・家族計画 』の配信がスタート。
その後も続々と姉ノベルが電子書籍化されていくようです。


このフェアを記念して、全姉連総裁から創刊の辞が届いているようです
...ええ、私が書かせてもらいました。
気軽なコラムを書いてくださいと頼まれた記憶はあれど、まさか「創刊の辞」扱いだったとは!
気の赴くままに書き連ねた美少女文庫の姉コラム、よければご一読の程。


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コラム内で取り上げた2作品は、いずれも5月中に電子書籍化とのこと!

2010-04-27 23:58

今週のお姉ちゃんチェック

『青春ポップ!』北河トウタヤングチャンピオン烈コミックス


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各方面から捕捉漏れのご指摘ありがとうございます。
単行本が出たら必ず買おうと思っていた作品だったのに、見落としていました。

高校1年生・後藤朔太は、曲しか知らないインディーズロックバンド「インセスト」にはまっていた。
遂に「インセスト」のライブに足を踏み入れ、ステージで見たボーカル「イヴ」は、なんと十年前に親の離婚によって生き別れた実の姉だった......!

というストーリー。
我々にとって重要なキーワード「インセスト」をバンド名にしているのが意味深ですが、メインヒロインが実の姉である時点でもう姉漫画認定です。
他に登場人物として、バンドメンバー、朔太に想いを寄せる同級生、近所に住む妹同然の幼なじみなどがそれぞれ存在感を持っており、開かれた世界で姉弟が描かれています。

「イヴ」こと詩織姉さんは、10年のブランクを感じさせないほどすんなり姉弟関係に収まったのに対し、朔太の方は憧れの存在が実の姉だったという事実をなかなか消化しきれずにいるのが対照的。
かつて一緒に暮らしていたとはいえ、思春期の10年間を失っていたのは大きいのではないかと思えば、それは弟だけの話のようで、詩織姉さんの方はすっかり姉弟二人暮らしになじんでいて、昔話をして懐かしむほどの余裕っぷりです。
姉の自覚も十分で、

「朔太が元気で暮らしててくれてお姉ちゃんすっっっごくうれしかったんだからね!」

のセリフに代表されるよう、一人称がすべて「お姉ちゃん」。
お姉ちゃんが自分のことを「お姉ちゃん」と呼ぶ。
当たり前過ぎるこの事実が、姉マニアには結構効きます。
そんな言葉の理屈よりも、感動の再会シーンが姉ハグ(*1)だったことが、何よりも彼女の姉としての立場を表しているのではないかと!

『青春ポップ!』第1巻より

(*1)弟に夢中になるあまり、発作的に自らの胸に弟の頭を埋めさせる抱き方。姉の独占欲と姉弟の上下関係を象徴する行為。弟に大きな困惑と喜びを与える。


このほかにも水着姿での姉ハグとか、バスタオル一枚の姿を見られても恥ずかしがらないとか(でもすっ裸は恥ずかしいらしい)、添い寝とか、弟とのスキンシップは積極的なお姉ちゃんの様子。

ただ、世界の中心がこの姉弟であることは間違いなくても、ここが姉弟だけの世界ではないことは確か。
朔太を過剰に慕うお隣の妹キャラ(朔太はあまり相手にしていない)、朔太に密かな好意を持つ同級生(朔太は気付いていない)、姉に好意を持つバンドメンバー(姉は気付いていない?)など、姉弟二人だけでは片付けられない人間関係を見せているので、その辺はあらかじめ覚えておきたいところ。
この人間関係が今後のストーリーとも絡んで、見せ所になってくるように思われます。


まだ少し戸惑いの残る朔太の弟心が、この先どのように変化していくのか。
詩織姉の弟を思いやる気持ちは、どのような形で表れていくのか。
いよいよ本格的なストーリー展開が予想されるこの続きが楽しみです。

『FUTA・ANE ふたあね bitter&sweet』(bootUP!)


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『あねいも2』で人気を博したbootupから、その流れを汲む新作が今週発売。
『あねいも2』は二組の姉妹に囲まれる作品で、姉・妹のどちらも出来が良かったのですが、今回は『あねいも3』とはせず、妹を省いてお姉ちゃん一本に絞った完全な姉ゲーに進化。
よっぽど姉ヒロインの人気が高かったんでしょうなぁ...。

新作の主人公は、双子の姉・美琴姉と春奈姉をもつ弟。
数年前に両親を亡くし、姉弟離ればなれになりそうなところを、理解ある親戚に救われ、3人でずっと生活を続けてきた。
学園に入ってから二年目のある日、同級生から告白され、戸惑いながらも受け容れてしまう。
その戸惑いの原因は、二人の姉への禁断の想いだった...

というストーリー。
要は、今まで意識してこなかった姉への好意に、同級生が火を付けた所から話が始まる模様。

登場するお姉ちゃんは、前述の通り双子姉妹の二人。

上のお姉ちゃんは大人しく控えめなタイプの山城美琴お姉ちゃん(CV:木村あやか)。

【FUTA・ANE ~ふたあね~ bitter&sweet】2010年4月30日発売です!

主人公の姉で、春奈の双子の姉。

とても面倒見が良いしっかりとした性格で、すでに他界してしまっている両親に変わって家事を中心に春奈と優一の面倒を見ている。

家事は得意中の得意。
努力家で、何事にも一生懸命。
ただし機械との相性は最悪らしく、かなりの機械オンチ。

弟である優一のことは、とても大切に思っていて、時には厳しく、そして優しく、姉として何かと世話を焼いている。

いつも笑顔を絶やさない穏和な人柄だが、時々、思いも寄らぬ大胆な行動を取ることも多い。
さらに怒らせるとやっかいな性格で、ニコニコしながら怒気を発することで、優一や春奈を震え上がらせることもしばしば。
また、あまり面には出さないが、 妹の春奈に負けないくらい ヤキモチ焼きだったりする。

美空学園を卒業後、大学に進学せずに家事に専念。 家計を少しでも楽にしようと、昼間を中心にパートとして働いていたこともあるが身体を壊したことが原因でそれ以降は家事に専念して両親から受け継いだ家を守っている。

大学も行かずに、母親代わりとして家事の面倒を見ている美琴を春奈と優一は気遣っているが、本人はそんなことまったく気にした様子もなく、笑顔で毎日を過ごしている。

一読するだけで温和なイメージが湧くお姉ちゃん。
良妻賢母型で、弟のことも愛情込めて見守ってくれている様子が目に浮かぶよう。
この姉ハグしているシーンを見てくださいよ!
弟やっててヨカッタと思えるワンシーン。
これだけで十分に勝利を確信しました。

こんなに優しいお姉ちゃんでありながら、「ニコニコしながら怒気を発する」とか「ヤキモチ焼き」とか、人間くさい面がアクセントになっているのも素敵。


そして、もう一方の姉、山城春奈お姉ちゃん(CV:本山美奈)はサバサバした姉貴型。

【FUTA・ANE ~ふたあね~ bitter&sweet】2010年4月30日発売です!


主人公の姉で、美琴とは双子の妹。

美空学園卒業後、姉である美琴の強い進めもあり大学に進学した。現在、千原大学の2年生。

双子とはいえ二卵性のためか、性格はかなり違って 大人しく控えめな雰囲気の美琴とはうって変わって 非常に活発で、さばさばとしている。

社交上手で交友関係も広いが、ややシャイな部分があり、愛情を素直に表現できない 所がある。特に弟である優一には、ついつい意地悪な言動や暴力的な行動を取ったりしてしまうが、本当は姉に負けないくらい優一のことを大切に思っており、何だかんだで優一の面倒を見たり、助けたりしている。

昔から恋愛ごとには苦手意識があるらしく、男性との交際歴は皆無で、恋愛アレルギー気味。家事関係は姉に任せきりのせいか、料理はもちろんのこと、掃除洗濯ともに苦手。そんなこともあり姉の美琴には頭が上がらない。
また、大学に進まずに一人で家庭の面倒を見ている美琴に負い目に感じている部分もあり、姉の助けになればと、船上レストランでアルバイトをしている。

かなり大雑把かつ無防備な所があり、家の中で下着姿&風呂上がりにバスタオル一枚姿で歩き回ったりしている。
そのたびに慎みが足りないと弟の優一に注意されるが、 本人に直す気は毛頭ないらしい。


来ました来ました、「家の中で下着姿&風呂上がりにバスタオル一枚姿で歩き回」るような、慎みのないお姉ちゃんが!
弟の前では無防備でガサツなお姉ちゃんへの憧れ、一人っ子とか男兄弟しかいない負け組なら分かってくれる人多いと思うんだけどなあ。
縞パン見られても平気な関係っていいよね!
パンツが見たいんじゃないっすよ?
そういう遠慮のない関係がうらやましいんですよ?
(でも、見られないよりは見られた方がいいというか、その辺は否定しません。)
弟への愛情表現が素直じゃないために出てしまう意地悪や暴力も、僕らには心地よく変換できる回路があるので、問題無し。
むしろ、弟への愛に裏打ちされた行為なら、どんな痛いことでも受け止められます!


どちらの紹介も期待感高まる素晴らしい文章。
姉属性の心を理解している良い仕事です。
僕らの姉魂を大いに満足させてくれそうな一本ですが、前作まではストーリーも充実していて、看板に掲げた「純愛」もウソ偽り無い仕上がりでした。
見ているこちらが照れるくらいの純愛路線の姉ゲーは、意外にも最近では貴重。
ダダ甘とはまたひと味違う「お姉ちゃんとの純愛」生活は、この大型連休をすべて費やしても決して後悔しないものではないかと思うものであります。


『ToHeart2 向坂環 ドキドキティッシュボックスカバー』(コスパ)

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(注:黒い部分は消しではありません。)

いついかなる時もティッシュが必要な、戦う男子必携のティッシュボックスにタマ姉の彩りを。
ティッシュが欲しい!
そんな時、いつでもタマお姉ちゃんがそばでそっと見守っていてくれる癒しのアイテム。
たとえば風邪をひいた時とか、花粉症の時とか、そういう時とか。

TVアニメ版『kiss×sis(キスシス)』が、第3話にしてかなりエンジン全開。
こんなレベルの作品が毎週見られるこの幸せ。

そんな気分でいたら、うっかりドラマCDの存在を忘れておりました。


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すでに発売中!


2010-04-20 23:21

今週のお姉ちゃんチェック

4月22日発売のコミックハイ2010年5月号で、風華チルヲ先生の新作『ももかコミカライズド』の連載がスタート。


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少女マンガ家を目指す姫咲ももかは、少女マンガ誌に持ち込んだはずが、なぜか萌えマンガ誌でデビューしてしまう? 一方、ももかの憧れの同級生は萌えマンガ嫌い。正体を隠して頑張る、ももかの恥ずかしさと大胆さ溢れる青春ラブコメディ。「マンガ家漫画」の最終兵器がついに発進!!


女子高生の漫画家を主人公とした、「萌えバクマン。」(著者談)とのことで、家族愛漫画『アットホーム・ロマンス』とはまったく路線の違う新たな作品の模様。
姉はすべて描き尽くしたというチル先生が、コミックハイという新天地での新連載。
姉キャラがメインではありませんが、『アットホーム・ロマンス』でチル先生のファンになった貴弟なら読んでみたい漫画です。

まったく年上が出ないわけではなく、「姉魂っ」のトークライブでも紹介されていた28歳行き遅れ女性編集者(※チル先生は今「行き遅れ」「行かず後家」に過剰に反応します)の存在がもっとも気になるところ。

そして、事あるごとに言われた言葉を皆さまにも。
「アンケートはがきを出して!」
だそうです。



『DCD』第6話配信田口ケンジWebコミック クラブサンデー連載)



『DCD』単行本第1巻(AA) 5月18日発売決定おめでとうございます!
予想よりもずっと早い発売の報せに驚きもありますが、どうやら結構な量の描き下ろしページ付きとのことで、お姉ちゃん分ぱつんぱつんの予感。
どれくらいかというと、上に貼った田口先生ご本人の告知イラスト、第6話用のこのサムネイル、このセルベリアさん...

これくらいぱつんぱつんの予感。
この記事を書いていてはっきり自覚したのは、ワタクシ、服を着ている状態でのおっきなお胸がたまらなく好きなようです。
水着とか、ましてポロリしているよりも、服を着ていても迫力があるお胸の方が想像力をかき立てられて興奮しませんか? ねぇ??
(総裁は不安になっている模様)

そんな個人的な嗜好で賞賛される田口先生には申し訳ないと思いつつ、しかし漫画の方は強くてカッコイイお姉さんキャラ全開のヤミ姉が一転ピンチ!? な展開に。
物語の核心をちらつかせつつ、コミックス発売日に同時更新予定の第7話へ続くのでした。


そんでね、服の上に出来た谷間、ああ、谷間と言っても服を着ている訳だから、そんなに深い谷間じゃないんだけど、そこにネクタイが引っかかっていた日にはもう本当にありがとうございます! ってことになるし、女性のワイシャツ姿にグッと来る性癖は以前から自覚していたんだけど、ワイシャツとネクタイがああ今つながったと自分の中で発見したり、そういえばタマ姉の制服姿も胸の谷間にあるスカーフの結び目が潜在意識を強烈に刺激していたんじゃないかなとか、(長くなるので以下カット)

『あねぼく お姉ちゃんは美人3姉妹』(TinkerBell)


あねぼく 応援中!


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今まで父と二人暮らしだった主人公。
その父の再婚により、突然3人の義理の姉ができてしまった!
両親が新婚旅行に出掛けている間、主人公は3人の姉さん達と良い姉弟関係を築くことができるのか...?

負け組の弟なら誰もが一度は夢見る、「親の再婚によってできた新しい姉」。
空から姉が降って来る話よりはあり得るこの設定も、現実にはかなりレアケースな訳で。
いいんだ、もう。夢物語はリアルに求めない!

グチはさておき、魅惑の3姉妹はいずれも主人公のことを可愛がってくれる姉揃い。
突然できたタイプの姉なので、まだ実姉のように気心が通じ合った仲ではありませんが、そのハンデを埋めるのはお姉ちゃん達の性格。
お姉ちゃん達はいずれも弟が欲しかったと思っていたり、面倒見が良くて子ども好きだったりして、新たにできた弟(=主人公)を歓迎して受け入れてくれる様子。

長女・美咲お姉ちゃん(CV:伊東サラ)。

あねぼく  応援中!

かわいいもの好きの不器用な姉

 夏目家の長女。
 家では奔放で明るく可愛いもの好き。
 表現も抱きついたりするなど、過激な表現をして周囲を困らせたりする事もある。
 弟が欲しいと思っていたので、なにかと宏人にスキンシップをしてくる。
 家事などは殆ど出来ないほど不器用。

三姉妹の長女は天然おっとり型が主流の感がありますが(あるいは逆にクール型)、比較的しっかり者の予感。
あとの2人との関係でも、ムードメーカーっぽい位置づけがありそうな気がします。
最大のポイントは「弟が欲しいと思っていた」の部分でしょ!
これだけで姉好きにはたまらん要素。
現実にもこういう「弟が欲しかった」お姉さんはきっと多いはずで、そして「姉が欲しかった」弟がここにはわんさといるんだから、そういう人たちを結びつける姉弟専門マッチングサービスとかないものだろうか......と思い至ったところで、それはその手の怪しいサイトになってしまうのかと気付いた次第。
お、ならばそういう姉弟募集サイトを舞台にした姉ゲーとか面白いんじゃないだろうか。
(と素人が考えるくらいだから、どこかのメーカーで既に企画は生まれ、そして没になっているんだろう...)


続いて次女・優菜お姉ちゃん(CV:咲町マチカ)

あねぼく  応援中!

しっかり者の世話焼きな姉。

夏目家の次女。
家事全般を引き受け、殆ど家にいる。
子供が好きで、将来は「保育士」になる為、勉強中。
恋愛に関しては過去に失恋した事が原因で苦手意識を持っている。
世話好きで新しい生活に戸惑っている宏人には母親のようにいい相談相手になってくれる。
しかし、少々天然気味で抜けている部分もある。


天然お姉ちゃんは次女に配置されました。
弟がいなかったばかりに恋愛に走ってしまった経歴持ちですが、大丈夫、これから僕が弟です! 弟彼氏です!
子ども好き、保育士志望ってことは、母性豊かな性格が予想されるわけで、サンプルボイスを聞いているとうっかり「お母さん!」と呼んでしまいそうな、そんなお姉ちゃん。

三女・恵理お姉ちゃん(CV:金松由花)。

あねぼく  応援中!

お姉さん風を吹かせる意地っ張りな姉。

 夏目家の三女。
 将来「パティシエ」になることが夢で、お菓子中心の生活を送っている。
 男の子に関しては興味津々だが、意地を張って友達の前では「お菓子が恋人」とごまかしている。
 素直になりたいのについ意地を張ってしまい、後で後悔してしまう事もしばしば。
 末っ子だったので弟がほしいと思っていたが、いざ出来ると戸惑ってしまっている。

ツンデレだ!
ツンデレ姉だ!
ブラコン表現は、ストレートにされるも良し、照れて裏返しにされるも良し。
可愛さ余ってのツンお姉ちゃんは、辛抱たまらなくなった時の破壊力がデカい。
「末っ子だったので弟がほしいと思っていた」彼女の気持ちは、「長子だったので姉がほしいと思っていた」自分にもよーく分かります。

3人のお姉ちゃん設定は十分魅力的。
あとは、"ある日突然型"のお姉ちゃんなので、「他人だった女性」から「家族としての姉」へと変化していくストーリーがきちんと出来ていれば文句なしの姉ゲーになるでしょう。



『ノーブレスオブリージュ』(CLOCKUP)


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今週のアパート管理人さん(ただし未亡人ではない)はこちら。

ある日突然主人公の元に派遣されてきた、最高位のメイド・サーヴァント2人が巻き起こす波乱の日々...といったストーリーのようです。
メインヒロインとなるのは、そのメイド関係者達ですが、主人公が住むアパート「緋翼荘」の管理人が響子さんタイプ。
その名は柊ゆかりお姉さん(CV:北都南)。

 煌司が住んでいるアパート 『緋翼荘』 の管理人。  煌司の祖母に恩があり、その縁から主人公を弟の様に可愛がっている。  煌司にとっては、少し年の離れた頼れるお姉さん。  その積極的なスキンシップを巧みな技で躱すも、内心まんざらでもない様子。

 突然現れた遊莉亜や依莉沙の存在に気が気でないものの、煌司が受け入れてしまったことで、なし的に同居を認めてしまう。
 それでも管理人権限で部屋を分ける事だけは譲らなかった裏には、煌司に対する譲れない想いが見え隠れしている為。
 本人は無意識、また気付いてもそうだとは中々認めないが、かなりのやきもち焼き。

血縁関係は無くても、アパート管理人は第二の母であり第二の姉。
キャラクター相関図でも、ゆかりさんから見る主人公は「手のかかるやんちゃな弟」扱い。
自己紹介ムービーで、管理人らしさは十二分に伝わって参りました。
が、サンプルボイス3番で、見てはいけない一面を見たような気が。

こんなに素敵な姉ヒロインなのに、ゆかりさんのバナーは用意されていませんでした。分かってないよ!



『ココロの住処』(Yatagarasu)


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ほとんど家に帰らない天才科学者の両親のもと、主人公は姉と妹との3人暮らし。
ある日、久々に帰ってきた父が連れてきたのは、美少女アンドロイド「ココロ」だった、というお話。

美少女アンドロイドが云々の前に、姉弟妹の3人の関係が珍しい。

主人公は妹が好き。その妹は姉が好き。その姉は弟が好き。その弟は(以下ループ)

見事な三すくみのトライアングル状態。
全姉連としては、どうして主人公は姉に目を向けないんだよ! と憤慨せざるを得ない一方で、弟大好きなブラコンお姉ちゃんにはデレデレです。

もっとも、主人公にとっての姉は「守るべき姉」との認識らしく(相関図参照)、そんなに悪い奴じゃない様子。

ともあれ、弟大好きなブラコンの茉梨(まつり)お姉ちゃん(CV:雪村とあ)。

Yatagarasuデビュー作「ココロの住処」2010年4月23日発売予定



天然系、ほえほえ感120%な姉。
胸は結構ある。のんびりした雰囲気を醸し出し、家事全般をそつなくこなす。

でも、本心はよくわからなかったりすることも。

弟である智尋大好きで、いつも智尋にべったりである。
妹の璃奈のことも大切に思っており、仲良し姉妹ということになっている。

妹好きな智尋の気を引く為にいろいろ行動を起こすことも......


のんびり屋のお姉ちゃんってことで、癒し系。
それでいて、妹に目が向いている弟に妬いている節もあり、可愛らしいお姉ちゃんの気配。
妹の璃奈がこの姉に対して「ひどいシスコン」らしいので、いっそ妹に自分を投影してみるのもあり?


『お姉コレ』柚木N'TENMAコミックス

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「春、姉爛漫」
お待たせ!
最近ますますパワーを充実させ 「きれいでヌケるエロ漫画」を完成させた感のある柚木N'の最新単行本がついに登場です! 今回は年上お姉さんを中心とした作品集となっております。
優しくてきれいでかわいくて甘くてけなげで愛おしい、あなただけのお姉ちゃんをた~っぷりご用意しました。
きっと貴方好みのお姉さんがみつかりますよv

先週の記事で話に出た「真・姉アンソロジー」企画にぜひお呼びしたい姉作家・柚木N'先生の新刊。
前回『めちゃ姉!』で姉漫画の腕は確認済み。
大まかな傾向として、姉がやや攻め型。
お姉ちゃんにいじられたい、もてあそばれたい趣味の弟クンには一層の良作。
後書きで姉好きも公言されている先生なので、今度の新刊の書名も『お姉コレ』と来れば、安心して買わせていただきます。



『ひめ恋セレクション 溺レルカラダ。姉×弟』(小豆夜 桃のん/祥伝社)


コミック新刊リストを眺めていて気付いたこの漫画。
ネット上の情報を総合すると、ケータイ☆まんが王国内の女性向け(成年?)「ひめ恋」内の漫画だそうで。
Yahoo!コミック内の「ひめ恋」立ち読みコーナーにたどり着き、5巻を立ち読みしてみると、そこにはイケメンで小生意気な弟がお姉ちゃんを脅す姿が......!
何たる無礼者。
一方のお姉ちゃんは満更でもない表情。


こ、これが男性読者と女性読者の越えられない壁か!?


いや、これ一つで決め付ける気なんて毛頭無いのですが、少なくともこの展開は男性向けでは滅多にない。姉属性向けならばなおさら。
我ら弟界隈でのS派はおよそ3割で、それも「普段偉そうにしている姉貴をやり込めたい」的な願望が多いと聞くので、上の漫画のように初めっから弟が主導権を握るタイプはごく少数派のはず。

こういう弟主導型が女性には受けるのか?
それとも、姉弟モノに限らず、一般に女性は受け身になる方が読者受けが良いのか?
僕らMっ弟(こ)が大好きな、姉が弟をいじるタイプの話は受けないのか?

そこのリアル姉持ちのアナタ、ちょっち隣の部屋に行って聞いてきてよ!

2010-04-13 23:56

今週のお姉ちゃんチェック

「姉魂っ」の打ち上げ会場での話。

某有名姉漫画家さんと話をしていて、
「適当に漫画家を掻き集めて描かせた姉アンソロジーはもう御免だ。本当に好きで姉モノを描く漫画家だけを募って、真の姉アンソロジーを作りたい!」
という計画が持ち上がりました。

いや、計画と言うほど具体的なものじゃないんですが、中長期的な野望として。

同人誌でもいいし(やれと言われれば企画・編集します)、商業誌でもいい(気概のある出版社様のご連絡お待ちしております)。
姉漫画家の描く姉コミックの競演。
夢のようじゃありませんか!


今週は、そんな姉漫画家の候補となる有望な先生方の新刊から。



『ぼくだって姉とセックスしてみたい!』狩野蒼穹/久保書店ワールドコミックススペシャル)


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他に真似のできない、姉漫画界オンリーワンのゆるゆる姉弟漫画を描き続ける大ヴェテラン・狩野蒼穹先生の最新刊。

単行本に流れる空気は、ほぼいつも通り。
倫理観・価値観が人とはちょっとずれてるダメお姉ちゃんと、冷静で常識的な弟くんが、ゆる~い雰囲気の中で戯れているうちにいつの間にか合体しちゃっていたりします。
お姉ちゃんの匂いにこだわる姿勢も健在です。

とある全姉連の同志(実姉持ち)と話をしていたところ、数ある姉系漫画家さん達の中で、狩野先生の漫画の姉描写がもっともリアルに感じるんだとか。


<関連リンク>
おそらく初リンク。
成年コミックのレビューサイトでは世界一だと信じる「酒とエロ漫画の日々。」さん。
褒めスタイルを基本にしながら弱点も的確に指摘する批評の素晴らしさはもちろんのこと、その軽妙洒脱な文章は憧れを通り越して、もはや雲の上の存在。
『ぼくだって姉とセックスしてみたい!』のレビューについても、一分の隙もない的を射たレビューで、まったくその通り。
小弟の頭の中でモヤモヤして上手く表現できなかったことを、

ボケ担当姉ちゃん&ツッコミ担当弟の夫婦善哉


と一言でばっさり。
これをスラスラっと書ける日本語力が羨ましい。

姉コミックに限らず、気になる黄色い楕円があったら、まず「酒とエロ漫画の日々。」さんにお伺いを立ててみるのをお勧めします。

『姉様淫香』東磨樹富士美コミックス


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お初にお目にかかります。
東磨 樹(とうま いつき)先生の初単行本とのことで、オール姉作品と聞きつけ拝読したところ、事実その通りの姉コミックでございました。

全編に渡って姉&弟一色の漫画。
我々の軽蔑すべき「姉と自称する女が、年下の男とシているだけ」漫画ではありません。
どの話も姉弟二人の関係、心の動きを丹念に追ったもので、成年コミックにおいてもストーリーを重視する貴弟に自信を持ってお薦めできる一冊です。

特徴として、ブラコンお姉ちゃんの甘甘オンリーな展開はほとんど無く、ほろ苦い感傷から、苦みの効いたダークストーリーが中心、ということでしょうか。
姉ゲーで言えば、ノーマルエンドないしバッドエンド的な雰囲気がメインです。
これは決して悪い意味ではなく。
一日だけの恋人ごっこがエスカレートして一線を越えてしまった話も、
「こうして姉弟二人は真の愛情を確かめ合って、さらに仲良くなるのでした。めでたしめでたし」
で終わってもよいものを、「日付が変わったら恋人ごっこはおしまい」で、姉は一人になった後「なんで弟......なのかなァ......」とため息をつく切ないシーン。
トゥルーエンドとは違うこの独特の余韻が印象深く残ります。

登場するお姉ちゃんはすべて実姉。
普段は実姉・義姉にこだわらない小弟ですが、実姉であることの意味が重要な話ばかりなので、実姉至上主義派ならばなおさらチェックしておくべき。

実用面でも、ねっとり濃い描写で、だいたい和8陵2くらいの割合。
パターン化されていなく、飽きも来ません。


初単行本から堂々姉オンリーの一冊で、完全に姉作家としての色が付いてしまったと思うのですが、もちろんそれは覚悟の上なんでしょう。
そんな姉作家を全姉連は応援します。



『完璧お姉さま御子神沙耶の無人島孕ませ修行』(Norn)

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今月のNornさんの1本。
いつものように子作り第一のゲームですが、今回は幼馴染みお姉さんのご登場となれば、全姉連の管轄。

ある日、主人公の不甲斐ない姿を見たヒロイン・御子神沙耶 (みこがみ さや)姉さんは、彼の根性をたたき直すとの名目で無人島へ修行に出掛ける。
修行中、互いに愛する気持ちを知った二人は...というお話。
沙耶お姉さんの紹介文。

大学生。 財閥のお嬢様にして洋介の幼馴染。 才色兼備で家伝の剣術にも長けている。

洋介とは同じ学校出身の生徒会長で、憧れの的だった。
伝説的な生徒として語り継がれている。

洋介の姉代わりとして何かと世話を焼いているが、怒っても懲りない洋介をなんとか鍛え直そうと思っている。
恋愛関係には初心で洋介に惹かれながらも今まで彼に告白できていない。


剣士のお姉さんということで、武道家の精神を宿す硬派なタイプと見ましたが、こういうお姉さんが弟に骨抜きにされる姿は容易に想像できるわけで。
ま、要するにいつものようないちゃラブを楽しむ気楽な作品ではないかと。

「姉魂っ」当日レポート追加。
サークル参加されていたゲンマイさんのレポート
飲み会での実姉主義の主張が熱い。
敢えて実姉でなくてはダメだ、という主張に納得するものがありました。

だがしかし、個人的な感情論からすると、こちとら実姉でも義姉でも贅沢言えない立場なんで、ああとにかく姉が欲しい、身近にいて優しく構ってくれるお姉ちゃんなら誰でも文句言わない、ちょっとくらいこき使われてもお姉ちゃんになら尽くします、ってレベルな故に、実姉主義というのはエリートの議論って先入観が未だにぬぐえないのです。
嗚呼悲しき負け犬根性。
このわだかまりを捨て去ることが、悟りを開くことにつながるんだと思います。

2010-04-07 23:56

今週のお姉ちゃんチェック

もう1週間以上も経ってしまいましたが、姉オンリーイベント『姉魂っ』は、主催の一人としてまだ祭りの余韻と反省が抜けきらない日々。
各サークルさん、一般参加者さんの感想をちょくちょく見つけては、当日を思い起こしてます。

赤川瑠璃さん
かまくら&はなみがわさん
神無文葉月さん
青橋由高先生
佐々宮ちるだ先生
KAZUさん
キモウトとキモ姉について書き綴るブログさん
喜一妄言日記さん
Vino!さん
ゲンマイ@玄米屋さん

(レポート書いていただいたのに、捕捉しきれていない所もあると思います。申し訳ない。)

多くの方が好意的に書いてくださって恐れ入る限り。
事前告知(特にサークルリストやカタログ関連)の遅さ、会場でのいろいろな不手際は本当にすみませんでした。


今になって言える裏話その1。
トークライブは、事前の打ち合わせは有って無いようなレベルで、実はぶっつけ本番でした。(先生方すみません)
にも関わらずトークが続いたのは、やはりお三方の話の上手さのおかげ。
クリエイティブな人たちは、アドリブでも面白いことがしゃべれるものなんですなぁ...。
こちらはもう何を口走ったのか正確に覚えていないし、会場の反応も耳に入ってこないし、いまだにあれでよかったんだろうかと頭を抱えたくなることも。

その2。
実はもう一人、スペシャルゲストのご招待を計画していました。
全姉連に集う誰もが期待する、あの声優さん。
そうです、業界一のブラコン声優であるあの方ですよ!
意を決して出演交渉に踏み出そうとしたその時、彼女が同じ日に開催される東京国際アニメフェア2010にご出演されるとブログで告知がされ、計画は破れました......。

先日、RENNOSのキョルノフ卿から、「電撃ラブプラス寧々さん版が目の前で売られているのだが、うらやましかろう?」との嫌がらせ電話があり、泣く泣く頭を下げて確保してもらったのです。
その場は勢いでお願いしたものの、彼のせいで寧々さんが傷物にされてしまうのではないかと気が気でなく。
そんな矢先、iPhoneでラブプラスのアプリが出るとの情報。
彼が寧々さんと秋子さん(CV:皆口裕子)をダブらせて欲情してしまうと危機感を抱いたら案の定......!


PSP用ソフト『Monochrome(モノクローム)』(サイバーフロント)


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2004年に発売されたPS2版同名タイトルの移植。
両親を事故で亡くし、過去の記憶も失った主人公・大輝は桐丘家に養子として引き取られ、義姉・千歳姉が学院長を務める学院寮で二人で過ごしていた。
という状況設定で始まるストーリー。
この後、地上に舞い降りた見習い天使との出会いがあるようですが、まあそんなことはこの際どうでも良くて、義理とは言えお姉ちゃんと二人暮らしの生活が我々にとっては全て。
どんなお姉ちゃんかな~、学院長というくらいだからそれはもう妙齢のお姉さま......かと思えば、ロリ姉でした。
個人的にはちょっと予想が外れましたが、ちっちゃいお姉ちゃんファンには貴重なヒロイン。
桐丘千歳お姉ちゃん(CV:田村ゆかり)は、過去の事故の後遺症で成長が小学生のまま止まってしまっているという、見た目は子ども・頭脳は大人タイプ。
見た目云々よりも「義弟の大輝を、目に入れても痛くないほどに溺愛している」って部分が何百倍も大事なんですがね。
これで中の人が弟の新婚旅行について行きたがる小姑・田村ゆかりお姉ちゃんだというから、妄想にも弾みがつくというもの。



姉漫画家・田口ケンジ先生の読み切りを含めた全作品が4月26日まで期間限定公開中です。
いつか単行本化されるものと期待していますが、それまではこちらで。


今期の姉アニメチェック、ピエールノトーシローノートさん版がアップされているので、あわせてご覧あれ。

2010-04-04 02:36

2010年4月期の姉アニメチェック

『kiss × sis(キスシス)』(AT-X)

全姉連として今さら説明する必要がないくらいの有名作。
たった一度のヤンマガ読み切りがここまで登り詰めました。
初掲載がもう6年も前だから、当時中3だった圭ちゃんも大人になっている年頃ですよ?
作中ではまだ高校1年生ですが。

双子のブラコン姉「あこ姉」と「りこ姉」に挟まれて気の休まらない弟・圭太。
スキあるごとにキスをかまされる圭太は、初めこそうっとうしがっていたものの、最近では......
というのがOVA版での話。
第1話の先行ネット試写会を観られず、秋葉原のゲーマーズで開催されたという試写会にも行けずで、公式サイトの場面写しか見ていないのですが、しかしこれはこれで期待して間違いなしとの確信を得ました。

アニメ化が意識されてか、あこ姉・りこ姉以外にも登場キャラクターが増えてきました。
同級生の三国さん、後輩の三日月ちゃん、そしてお姉ちゃんズの人気を食いかねない桐生先生!
あの桐生先生のムッツリ女教師っぷりは、他ではそうそう見られないキャラクターですからねぇ。

放送はAT-Xのみですが、秋葉原限定で金曜日に上映会が開かれるようで、詳しくは公式サイトの案内の方を。


忘れちゃいけないOVA版の公式予約締切は4月5日。(発売日2010年6月4日)

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あと、Webラジオ「『Kiss×sis ~1から始めるお姉ちゃんラジオ~』特番 事前講習2」も更新されています。


『迷い猫オーバーラン!』(サンテレビ、BS11、アニマックス、アニメイトTV他)


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集英社スーパーダッシュ文庫原作。
主人公・都築巧とその義姉・乙女お姉ちゃんが二人で経営するパティスリー「ストレイキャッツ」。
度を超した人助け趣味を持つ姉が、謎の美少女を拾ってきたことから物語が始まる。

義姉と二人暮らしで喫茶店経営なんて、もうゴールインしているような姉弟夫婦だと思うのですが、そこに拾われてきた猫少女って......それは泥棒猫というんじゃありませんの?
でも、お姉ちゃんが拾ってきた子なので、反対はしません。それが弟というもの。

お姉ちゃんがおっとり型のお手本のようなキャラクターデザインなのもさることながら、性格も弟のことが大好きで溺愛しているという設定で、何一つ不満はありません。


『WORKING!!』(東京MXテレビ他)

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ファミレス「ワグナリア」を舞台にしたバイトコメディ。
......と、公式にはそうなっているが、主人公・小鳥遊(たかなし)宗太の4姉妹を愛でる姉弟愛作品だとかつて原作を読んだ時に感じました。

長女・一枝姉はきつい性格の弁護士で逆らえないタイプ。
次女・泉姉は小説家という職業上引きこもり型で弟依存型。
三女・梢姉は年中酔っぱらいの護身術講師。
四女・なずなちゃんはお兄ちゃん子の妹だがしっかり者。

それぞれ個性的で、姉妹間のつながりも楽しめる漫画だった覚えがあります。
お姉ちゃんそれぞれみんな愛したいけれど、三女・梢姉に特に惹かれてしまうのは、酔っぱらいキャラで遠慮がなさそうな付き合いやすい姉というのと、あとは中の人が静様だから...というのは否定しがたい事実。


『B型H系』(U局系、AT-X、アニメワン


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Hへの興味旺盛な美少女主人公・山田が、平凡な男子・小須田崇に果敢にアタックするが...というストーリー。
男側の主人公・崇が実姉持ちとの設定で、姉属性的にはこちらが正ヒロイン。
その姉・香月お姉ちゃんは、幼少から男っぽい性格で、弟扱いに関してもいじり系・からかい系。
しかし、弟思いの面をしっかり持ち合わせているので、シスコンの貴弟も安心して見ていられるお姉ちゃん。



『裏切りは僕の名前を知っている』(U局系)


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聞いたことのない作品名で、公式サイトのキャラクター紹介ページが野郎ばっかりだったのを見て、ああ女の子向けかと思いサクッと閉じようとしたところ、何の気無しにクリックした女性キャラの「気は強いが心優しく、弟の九十九を溺愛している」の一文ですべてひっくり返りました。

天涯孤独で、人とは違う能力を持った主人公が、悪魔との戦いに巻き込まれて云々というややこしい設定(総裁は込み入ったストーリーを持つ作品が苦手です)で、正確なところは公式サイトなどを見ていただきたいのですが、ともかく
「姉想いで、甘いもの好きのマイペースな性格」を持つ弟・九十九と、
「気は強いが心優しく、弟の九十九を溺愛している 」姉・十瑚(とおこ)が、
ペアを組んで悪魔と戦うんだとか。
姉が攻撃役で、弟が守備役との設定も、強い姉好きにはたまらん要素。

ただ、女性向け作品だけに、弟が福山潤声のイケメン男子なところが感情移入しづらそう...というどうでもいい心配もあり。
まあ、スカした感じの男が姉思いの面を見せたりすると、途端に友達になれそうな親近感が湧くんですがね。

『けいおん!!』(TBS系28局ネット)


全姉連上ではあまり声高に叫んでいませんでしたが、りっちゃん隊員の弟持ち姉設定が発覚してからというもの、私の中ではりっちゃん隊員は隊長に昇格、そして自分はりっちゃん隊に入隊して忠誠を誓ったのでありますよ隊長!
「姉でなくても勝手に姉妄想」技能を取得した小弟には、唯ちゃんからあずにゃんまで姉妄想するくらいは余裕だったのが、やはり公式設定は強い。その妄想が確固たる想像に変化しました。
だから、二期を見る時の視点は、「りっちゃん隊長の軽音部での活動を"弟"の目を通して見る」ことになりました。
唯ちゃん憂ちゃんのイチャイチャ姉妹を楽しむ視点も維持しますが、やはりメインは隊長の姿を追う方向で。


キャラかさコレクション けいおん! 田井中律
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『おおきく振りかぶって~夏の大会編~』(TBS系)


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いくらモモカンのカッコイイ監督要素を説いたとしても、一言「おっぱいでしょ?」と突っ込まれたら、Googleやpixivで「モモカン」検索して悦に入っている自分は反論できない。
そんなおお振りの二期。
それと、モモカンは弟持ちの姉設定あるからね!

2010-04-01 01:11

今週のお姉ちゃんチェック

姉属性ONLYイベント
『もっと姉魂っ ~MOTTO sis-con!~』
開催決定!!


早くも姉属性ONLYイベント第2回の開催が決定しました!
詳細は後日!





......ぐらいのことを言わないといけませんか、今日は。

思えば、2006年の今日、姉ONLYイベント開催決定の報をでっち上げて、それがいつの間にか実現しちゃって今日に至るわけですが、当時の構想(妄想)で既にトークショーをするとか何とか言っていたことを発見して二度吃驚。
2006年の時点では、タカヒロ氏ははるか遠い世界の方でした。
人生一体何がどう転ぶか分かりません。


『姉魂っ』第2回について、こればかりは自分一人でどうにかなるものではないので、今は全くの白紙です。
先日のイベントが良い感じで成功したことの達成感が大きくて、しばらくは動くこともないでしょう。
(ところで、イベントの翌日から目的達成後の虚脱感が大きくて、今週はどことなくぼーっとし続けてます)
まあ、本当に再始動したら今度は早めに告知しますので、その時はまたご協力の程。


あと、今日で全姉連は創立9周年を迎えました。



『あねどきっ 3』(河下水希/ジャンプコミックス)


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「姉魂っ」では、『あねどきっ』を毎回丁寧に考察したブログ管理人の神無文葉月さんにも参加していただいたり、楽屋裏でも『あねどきっ』に関して話題に上がるほどだったりと、いろいろな意味で注目度の高い作品ではありました。
打ち切りとなった失敗作と認めることを恐れず、その原因を研究するのが前向きな洸太としてのあるべき姿なのかな、と。



『電撃ラブプラス Vol.3 姉ヶ崎寧々』に関しては、アマゾン頼みのローカル生活者には為す術もなく、完全にいじけモードに入ったので、存在を無かったことにしました。ちぇー。