2010年4月期の姉アニメチェック
全姉連として今さら説明する必要がないくらいの有名作。
たった一度のヤンマガ読み切りがここまで登り詰めました。
初掲載がもう6年も前だから、当時中3だった圭ちゃんも大人になっている年頃ですよ?
作中ではまだ高校1年生ですが。
双子のブラコン姉「あこ姉」と「りこ姉」に挟まれて気の休まらない弟・圭太。
スキあるごとにキスをかまされる圭太は、初めこそうっとうしがっていたものの、最近では......
というのがOVA版での話。
第1話の先行ネット試写会を観られず、秋葉原のゲーマーズで開催されたという試写会にも行けずで、公式サイトの場面写しか見ていないのですが、しかしこれはこれで期待して間違いなしとの確信を得ました。
アニメ化が意識されてか、あこ姉・りこ姉以外にも登場キャラクターが増えてきました。
同級生の三国さん、後輩の三日月ちゃん、そしてお姉ちゃんズの人気を食いかねない桐生先生!
あの桐生先生のムッツリ女教師っぷりは、他ではそうそう見られないキャラクターですからねぇ。
放送はAT-Xのみですが、秋葉原限定で金曜日に上映会が開かれるようで、詳しくは公式サイトの案内の方を。
忘れちゃいけないOVA版の公式予約締切は4月5日。(発売日2010年6月4日)
あと、Webラジオ「『Kiss×sis ~1から始めるお姉ちゃんラジオ~』特番 事前講習2」も更新されています。
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『迷い猫オーバーラン!』(サンテレビ、BS11、アニマックス、アニメイトTV他)
集英社スーパーダッシュ文庫原作。
主人公・都築巧とその義姉・乙女お姉ちゃんが二人で経営するパティスリー「ストレイキャッツ」。
度を超した人助け趣味を持つ姉が、謎の美少女を拾ってきたことから物語が始まる。
義姉と二人暮らしで喫茶店経営なんて、もうゴールインしているような姉弟夫婦だと思うのですが、そこに拾われてきた猫少女って......それは泥棒猫というんじゃありませんの?
でも、お姉ちゃんが拾ってきた子なので、反対はしません。それが弟というもの。
お姉ちゃんがおっとり型のお手本のようなキャラクターデザインなのもさることながら、性格も弟のことが大好きで溺愛しているという設定で、何一つ不満はありません。
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『WORKING!!』(東京MXテレビ他)
ファミレス「ワグナリア」を舞台にしたバイトコメディ。
......と、公式にはそうなっているが、主人公・小鳥遊(たかなし)宗太の4姉妹を愛でる姉弟愛作品だとかつて原作を読んだ時に感じました。
長女・一枝姉はきつい性格の弁護士で逆らえないタイプ。
次女・泉姉は小説家という職業上引きこもり型で弟依存型。
三女・梢姉は年中酔っぱらいの護身術講師。
四女・なずなちゃんはお兄ちゃん子の妹だがしっかり者。
それぞれ個性的で、姉妹間のつながりも楽しめる漫画だった覚えがあります。
お姉ちゃんそれぞれみんな愛したいけれど、三女・梢姉に特に惹かれてしまうのは、酔っぱらいキャラで遠慮がなさそうな付き合いやすい姉というのと、あとは中の人が静様だから...というのは否定しがたい事実。
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Hへの興味旺盛な美少女主人公・山田が、平凡な男子・小須田崇に果敢にアタックするが...というストーリー。
男側の主人公・崇が実姉持ちとの設定で、姉属性的にはこちらが正ヒロイン。
その姉・香月お姉ちゃんは、幼少から男っぽい性格で、弟扱いに関してもいじり系・からかい系。
しかし、弟思いの面をしっかり持ち合わせているので、シスコンの貴弟も安心して見ていられるお姉ちゃん。
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『裏切りは僕の名前を知っている』(U局系)
聞いたことのない作品名で、公式サイトのキャラクター紹介ページが野郎ばっかりだったのを見て、ああ女の子向けかと思いサクッと閉じようとしたところ、何の気無しにクリックした女性キャラの「気は強いが心優しく、弟の九十九を溺愛している」の一文ですべてひっくり返りました。
天涯孤独で、人とは違う能力を持った主人公が、悪魔との戦いに巻き込まれて云々というややこしい設定(総裁は込み入ったストーリーを持つ作品が苦手です)で、正確なところは公式サイトなどを見ていただきたいのですが、ともかく
「姉想いで、甘いもの好きのマイペースな性格」を持つ弟・九十九と、
「気は強いが心優しく、弟の九十九を溺愛している 」姉・十瑚(とおこ)が、
ペアを組んで悪魔と戦うんだとか。
姉が攻撃役で、弟が守備役との設定も、強い姉好きにはたまらん要素。
ただ、女性向け作品だけに、弟が福山潤声のイケメン男子なところが感情移入しづらそう...というどうでもいい心配もあり。
まあ、スカした感じの男が姉思いの面を見せたりすると、途端に友達になれそうな親近感が湧くんですがね。
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『けいおん!!』(TBS系28局ネット)
全姉連上ではあまり声高に叫んでいませんでしたが、りっちゃん隊員の弟持ち姉設定が発覚してからというもの、私の中ではりっちゃん隊員は隊長に昇格、そして自分はりっちゃん隊に入隊して忠誠を誓ったのでありますよ隊長!
「姉でなくても勝手に姉妄想」技能を取得した小弟には、唯ちゃんからあずにゃんまで姉妄想するくらいは余裕だったのが、やはり公式設定は強い。その妄想が確固たる想像に変化しました。
だから、二期を見る時の視点は、「りっちゃん隊長の軽音部での活動を"弟"の目を通して見る」ことになりました。
唯ちゃん憂ちゃんのイチャイチャ姉妹を楽しむ視点も維持しますが、やはりメインは隊長の姿を追う方向で。
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『おおきく振りかぶって~夏の大会編~』(TBS系)
いくらモモカンのカッコイイ監督要素を説いたとしても、一言「おっぱいでしょ?」と突っ込まれたら、Googleやpixivで「モモカン」検索して悦に入っている自分は反論できない。
そんなおお振りの二期。
それと、モモカンは弟持ちの姉設定あるからね!