コミックマーケット79（冬コミ）、当選しました。

金曜日（12月31日）西地区 "に"ブロック－05a に配置されました。

昨年の冬も西でしたが、またも、西......！
しかし、壁です。壁配置です。
壁「しか見えない」配置です。

寒くないといいなぁ...。

ということで、全姉連会報第14号、鋭意制作中です。
頑張って出しますが、ちょっと薄くなるかも！

『ToHeart2 XRATED 向坂環~Mariage (マリアージュ) ~』

神々しいまでの美しさ...！
幸せな気持ちを静かにたたえるその表情。
タマ姉のイメージカラーとも言える紅色と純白のウェディングドレスのコントラストがまた印象的。
実物はかなり大きいようですが、きちんと完全キャストオフ対応だとか！

◆

『ToHeart2 向坂環 メイドビキニ』（アルファマックス）

そして今月２体目のタマ姉フィギュア。
いつもの、弟を誘惑して困らせる小悪魔チックなタマ姉です。
お色は黒と白の二種類。
本当にこの姉貴は黒と白がよく似合う。
黒は黒で大人の色気、白は白で清純お姉さまの色気。

こちらも当然キャストオフ対応。

◆

『溺レルカラダ。姉×弟 2』（小豆夜桃のん／『ケータイ★まんが王国』連載）

「私のご主人様は弟――」
血のつながらない弟・浅希と、誰にも言えない秘密の関係を持つ美冬。
いけないことだと知りながら、弟から支配され、抱かれることを望み、愛という名の快楽に溺れてしまう。
激しく求め合うほどにつのる罪悪感。
美冬の支えは"本当の姉弟でない"ということだけ......。
しかし二人の出生には秘密があった――。
（第1巻裏表紙より）

姉を支配する弟、弟に支配されることを望む姉。
そんな関係認められません！
弟はお姉ちゃんの所有物（もの）なのです！

という個人的な姉属性ポリシーが邪魔をして第1巻は傍観の構えだったのですが、夏コミ新刊の表紙でお世話になった姉月さんが、表紙案でこの作品の姉弟を候補に挙げられていたので、それほどならば...と注文して読んでみたのです。

基本的に女性向けのケータイコミック作品なので、美冬お姉ちゃんは可愛いのはともかく、弟は長身で、ムカつくほどクールな美形男子という、およそオタク男子には感情移入しがたいキャラクター。
弟の分際で姉の弱みを握り、夜は部屋に呼びつけて「脱げよ」と命じるような外道なのです。
弟がご主人様、姉が下僕なんて主従関係は不健全です。いけませーん！

と全姉連風紀委員会が有害図書指定をかけようと思ったのですが、美冬お姉ちゃんが幸せそうに抱かれているのを見て、「お姉ちゃんが満足なら...」と様子を見ることに。

思いこみで気持ちがすれ違ったり、ドキドキ家族旅行を経て姉弟の仲が深まったり、お姉ちゃんに言い寄る悪い虫が逆に二人の愛情を再確認することになったり......と展開する中で、次第にこの姉弟がブラコン×シスコンのバカップルであることが明らかになります。

美冬お姉ちゃんは照れ屋さんでちょっと泣き虫で、弟のことを愛しているがあまり、強く求められると断れないタイプ。
一方の弟・浅希は、先に紹介したとおりで、同性から見るとキザったらしい生意気なイケメン。
お前なんぞに可愛いお姉ちゃんは任せられん！と憤慨するところ...なんですが、表面的な態度はどうあれ、姉を愛する気持ちは固い様子なので、許してしまいました。
許した理由はもう一つありまして。
この弟、事あるごとにお姉ちゃんをペロペロするペロリストなのです。
おまけにお姉ちゃんのおっぱいをちゅうちゅう吸うのが大好き。
「助けを呼んでも無駄だがな」とクールに台詞をキめても、数コマ後にはお姉ぱいをちゅうちゅう。
カッコつけても、ただのシスコンじゃん！
とツボに入ってしまい、もう何もかも許してしまいました。

1巻の後半では軽くドロついた話になるところが女性向けっぽいなあと思わせるのですが、姉コミック大好きな男子にも案外読める作品ではないかと。
ストーリー漫画なので、読む際は第1巻からどうぞ。

◆

『Sacred†Vampire』（SilverBullet Automatic）

実は吸血鬼の主人公は、カソリック系の学園に入学する。
吸血鬼に似合わずヒューマニストな主人公が出会うヒロイン達とのストーリー。

主人公には義理のお姉ちゃんが一人。
桐生霧お姉ちゃん（CV：御苑生メイ）。

主人公の義理の姉。
幼い頃、吸血鬼夫婦だった主人公の両親に引き取られる。
超越系な性格で、いつもぼんやりと眠たげな顔をしているが、心の底には熱い情熱を秘めている。
低血圧体質で、毎朝主人公に起こされている。
だだ甘姉系で、いつも主人公に世話を焼かれている。
主人公に恋慕の情を抱いているが、
いつかは別れなくてはいけないと思い込んでいる （主人公のために）。
密かにピアノの名手であり、
一度弾いた楽曲は暗譜ですらすら弾きこなす。

左のバナーを見れば分かるとおり、眠たげな顔が印象的で、ああ世話の焼ける姉ちゃんなんだなという予感がするわけですが、実は弟の方も姉へ精神的に依存していたことに気付く...なんて想像を勝手に繰り広げたり。（※あくまで想像です。念のため。）
霧お姉ちゃんの紹介内のサンプルボイス３番目で、チラッと小姑魂が見えてしまったような気がするけど、個人的には腹黒姉ちゃん大歓迎。

公式サイトでは発売前人気投票が開催されていて、先日の中間発表では2位を引き離して1位独走中だそうですよ？
どうやら体験版効果だそうで、そう言われてしまっては早速ダウンロードして可愛がってもらうしかないのかも。

◆

『恋神 -ラブカミ- 』（PULLTOP）

この日本とほとんど同じだが、"カミサマ"が存在する未来の日本が舞台。
少子化対策として"カミサマ"をクラスメイトに送り込む『カミサマ教育法』が実施され、主人公の家にカミサマがホームステイでやってきた...というお話。

騒動の発端となるカミサマが正ヒロインの位置にいるものの、人間側のヒロインのトップは幼馴染みの佐久沙いつきお姉ちゃん（CV：優希芹果）。

人間。八重垣神社の巫女。 主人公とは幼馴染であり、気心の知れた関係。 同い年であるが何故か主人公のことを弟扱いし、やたらと世話を焼きたがる。 他の人とは違い、昔から神様が見えていて、本人曰く、色々とトラブルに巻き込まれていたとのこと。 その影響であまり神様のことは快く思っておらず、カミサマ教育法に関しても面倒なことになった......というのが正直な感想。 ただ、基本的に人間、神様問わず困っている姿は放っておけず、文句を言いつつも主人公達を助けてしまう。

「まったくもう......世話が焼けるんだから、この弟は」

身内ではない幼馴染み、年齢も同い年。
「主人公のことを弟扱い」と書かれているところで、お姉ちゃんぶるヒロインなのかなと思いきや、紹介ムービーの33秒辺りで完全な姉の立ち位置にいるヒロインとお見受けいたした。

「趣味は弟の面倒を見ることで、 生き甲斐も弟の面倒を見ることです」

感心した！
こうまではっきり言われては、姉と認めざるを得ない。
体験版ダウンロードも可能なので、一足先にお姉ちゃんに面倒を見てもらいたい。

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『フレーミングサマー』（WAVESTAR） [全年齢向けPCソフト]

カメラサークルを舞台に、流星群の撮影のために動き出す部員、顧問教師との日々を描く作品。
コミックマーケット78で先行販売された商品の全国販売版。

サークルの顧問の先生が主人公にとって従姉にあたるとか。
姫田ひより先生（CV：今井麻美）

新任の高校教師。 鳴沢高校カメラサークル顧問 萩山こうの従姉弟

町で1年間研修の後、担任として赴任してきた。
カメラサークルのお陰で校長、教頭をはじめ生徒指導の先生からも目を付けられることになる。
猫があまり好きではない。

「いつもみたいに先生のお話聞いてよ～」

ひより先生と聞いて真っ先に思い起こした先生がいて、キャラクター的にも似た傾向で苦笑してしまったり。くしゅー。
生徒に振り回されて苦労する新任教師の図、がよく似合いそう。

◆

『普通じゃないッ!! 』（ALL-TiME）

幼い頃、父親の転勤の関係で離れた土地に帰ってきて、名門の学園に入学した主人公。
しかし、学園で出会ったのは一癖も二癖もある、普通じゃない女の子ばかりで...！　というストーリー。

主人公が、かつて住んでいた土地に戻ってきたのは、「離れ離れになった憧れのお姉さんに会うため」との設定で、いきなり主人公に親近感が湧きます。
そのお姉さんは、橘しおりお姉さん（CV：茶谷やすら）。

「いくつになっても祐ちゃんは祐ちゃんでしょ。他の呼び方なんてしてあげないんだから」

主人公のいるクラスの担任教師。
幼い頃に近所に住んでたお姉ちゃん的存在で、
美人で優しくて、主人公にとっては憧れの人。
一人暮らしの主人公になにかと構ってくれる。
真性のM女で、日夜、
自分の身体をいたぶらせている。

えむえむっ！なお姉さん先生でございましたか。
小弟はどちらかといえば、いえ、はっきりと、お姉さんにはいじられたい方の人間ですが、お姉さんがいたぶられたいとご所望なら、勇気を振り絞っていたぶります。
弟は姉の幸せと悦びのために生きております。

主要ヒロインは学園の生徒３人で、うち２人が３年生で生徒会長と副会長。
先輩スキーにもありがたい仕様となっています。

◆

『お嫁さん候補があらわれた！コマンドは？』（SugarPot+）

普通の学園生活を送る主人公の前に突然現れた見知らぬ３姉妹。
彼女らは主人公のお嫁さん候補だと言い、夏休みの間、主人公宅に住み込むことになった...というストーリー。

押しかけ型のヒロインですが、３姉妹モノは姉ゲーと互換性がある場合が多くて、今回も準姉ゲーとして採用です。

登場ヒロインの年齢関係は明記されていませんが、姉系と思われるのは長女と二女のお二人。

長女、桐生美琴お姉さん（CV：岬友美）。

明るく、さっぱりとした性格で異性にも同性にも好かれるタイプ。
ずっと女子校生活を送っていたため「男子との学園生活」に憧れており、年下の男の子、しかもだんな様候補とあって、当初から溺愛する。

あらあら、こういう陽気そうなお姉さん大好きですよ？
当方、「ずっと男子校生活を送っていたため「女子との学園生活」に憧れており、年上の女の子、しかもお嫁様候補とあって、当初から溺愛されたい」者です。
どうぞよろしくお願いします。

二女の桐生七花お姉さん（CV：澄白キヨカ）。

穏やかな性格で、暴走する長女と三女のストッパー役。 三姉妹の中で唯一の常識人（？）で、姉と妹が主人公に失礼なことをしてないかと、オロオロしている。 一応お嫁さん候補として加わっているが、姉と妹が幸せになるのなら身を引こうとも考えている。

物腰の柔らかそうな大和撫子お姉さんですね。
姉女房は身代の薬、ということわざがありますが、こういうお姉さんと結婚することを言うのでしょうねぇ。

体験版まで手が回らなかったのですが、三女の桐生雪姫ちゃん（CV：民安ともえ）は年下らしいので省略。

で、ある意味ラスボスとも言えるヒロインがもう一人。
ツンデレ幼なじみの涼乃葉月ちゃんの母・涼乃あやかママ（CV：ももぞの薫）。

葉月の母親であり、現在は主人公の母親がわり。
毎朝主人公におっぱい押しつけながら起こしにくる。
おっとり天然マイペースで、淫獣。
お嫁さんをもらうには、「女性を悦ばす術を知りませんと」 と教授してくれる。

幼なじみが起こしに来てくれるのではなく、幼なじみのママがおっぱい押しつけて起こしに来るとか、時代は進んだな...。
その立ち位置、キャラクターデザインで、全ママ連の大好物であることはもう明白でありまして、こちらはもう手が出せない状態。

◆

『キサラギGOLD★STAR』（SAGAPLANETS）

6軒長屋の「秋桜荘」に住む幼なじみ6人組を中心にした世界を描く作品。
幼なじみの中にはお姉さん役らしき紹介は見当たらず、近所の喫茶店の娘・蓬田奈々子おねーさん（CV：田中美智）が姉的立場にいる様子。
何となく頼りなさげな、もしかしてドジっ子お姉さん風味？
攻略対象ヒロインかどうかは不明でした。

『DCD』第１２話配信開始 （田口ケンジ／Webコミック クラブサンデー連載）

クラブサンデー満足度ランキング１位
人気急上昇（注目度）ランキング１位 （2010年10月15日更新分）
おめでとうございます！
公開24時間ビュー数ランキングは惜しくも２位。
ということで、同じ読むならお早めに＆アンケート回答。

今月は異能力バトルシーンの連続。
緊迫した戦いの最中、クロ君はヤミ姉の尻に敷かれ（物理的に）、何かに目覚めてしまった様子。羨ましい。

『ラブプラス ねんどろいど 姉ヶ崎寧々』（グッドスマイルカンパニー）

愛でて良し、
撫でて良し、
キス......は程々で。（参考リンク：グッスマ ミカタンブログ紹介記事）
ラブプラス3DSでネネさんが画面から飛び出すのを待ちきれない間はこれで我慢。

ムービー第2弾はネネさんかリンコ姉さんと信じていますよ！

◆

『姉として！ドラマCD付特装版』（東雲太郎／TENMAコミックスRiN）

東雲太郎先生（twitter）の姉単行本がいよいよ降臨！
姉コミック好きにはバイブルと崇める読者もいる『Swing Out Sisters』（なんとブルーレイ化だとか！）

原作ゲームとは独自色を見せながら原作の魅力を引き出した『キミキス-various heroines』（特に摩央姉ちゃん編）

どちらから入った東雲先生のファンにも、この一冊は絶対に外せない。
もちろん、新規の貴弟も『姉として！』のタイトル名だけで買ってしまって問題なし。
「姉もの」純度100%の期待作です。

今回、特筆すべきは付録のドラマCD。
コミック本編の内容をボイスドラマ化したもののようですが、表題作「姉として！」のお姉ちゃん役が柚木かなめ姉さんですよ！
代表作『School Days』の西園寺世界役の！
これが意図的なキャスティングなのかはさておき、柚木さんの弟気分を味わえる願ってもないチャンス到来でございます。

◆

『青春ポップ！（２）』（北河トウタ／ヤングチャンピオン烈コミックス）

注：表紙の子はお姉ちゃんではなく、同級生ヒロインです。

憧れのインディーズバンド。
その美少女ボーカルは、生き別れた実の姉だった！
というストーリー。
姉弟２人を中心に、バンドのメンバーや同級生達との青春を描きます。
青春ポップ！第１巻の紹介はこちら。
詩織お姉ちゃんを狙う悪い虫がいるかと思えば、朔太も同級生の子に狙われたりして全く油断できない展開。
なかなか姉弟二人っきりになれないもどかしさもまた本作の魅力でもあるのですが、やはりお姉ちゃんと仲良しシーンをたっぷり読みたいのが弟心というもので。

『俺の姉がこんなに可愛いわけがない』
よりも、
『私の弟がこんなに可愛いわけがない』
の方が見てみたい。
そして、このセリフが最も似合うのはタマ姉であることは今さら言うまでもない。
『姉、ちゃんとしようよっ』のディスクを見つけ、雄二の姉萌え属性を告白され、赤面してテンパるタマ姉が見てみたい。

そんなことを考えながら、第一話を見ていました。
夏コミ時、ラブプラスのすれ違い通信で伏見つかさ先生の名刺が舞い込んでいたのですが、先生はネネカレでした。
証拠。

先生に関して誤解がありました。すみません。
新シリーズはぜひ『俺の姉がこんなに可愛いわけがない』でお願いします。

◆

今週は目立った姉作品は見つからなかったので（敢えて挙げれば『メモリーズオフ6 Next Relation』のPSP版か）、穴埋めに先日アメリカで実行してきたエクストリームラブプラスの真似事の写真をペタペタと。

アメリカの自由の女神と、総裁の姉の女神。
ネネさんは何故かスクール水着姿。

中野じゃない方のブロードウェイ。
タイムズスクエアは人が多すぎて、なかなかスキンシップがとれない状態。

ロックフェラーから眺めるエンパイア・ステート・ビルの夜景でいいムードに......
周り、誰もいなくなったみたいだよ？

こんな感じでイチャついて来たのでした。

『鬼灯さん家のアネキ (2)』（五十嵐藍／角川コミックス・エース）

弟への悪戯大好きなアネキと、アネキの悪戯が大好きな弟の、イチャイチャ４コマ第2巻。
お姉ちゃんの笑い方と言えば「あらあら、うふふ」か「ほれほれ、うりうり」のどちらかと決まっていましたが、「くすくす、ニヤニヤ」という第三の地平を開拓したすごいアネキ。
俺、アネキが喜んでくれるなら、どんな悪戯でも引っかかるよ！

第2巻はえらく大々的に売られているようで、しかも一般に受け入れられているとか。
「姉に悪戯されて喜んでしまうドＭ系シスコン男子の間で密かなブーム」みたいな次元をとっくに越えてしまいました。
メディア展開の正式発表はまだでしょうか？
......ああ、作品が作品だけに、ギリギリまでじらされる放置プレイってことですか。
この、与えられそうで与えてくれないお預け感がたまらない。

そして今、総裁はamazonの「通常1~3週間以内に発送します。」表示の前でリアル放置プレイ中。
この場合、安易に別のネット書店で注文するのはアネキの弟として負けな気がする。

◆

OVA『たまゆら』
聖地イベント「たまゆらの日」 10月10日（日）開催

瀬戸内海に面した町・広島県竹原市を舞台に、写真大好きな高校１年生・沢渡楓ちゃんと、彼女の友人たちとの日常を描いたOVA『たまゆら』。

主人公の楓ちゃんには弟が一人。
従って、身長は145cmでも立派なお姉ちゃん、なのです。

OVAは11月26日発売予定ですが、先週末からAT-Xの放映（10月9日（土）19:00－19:40再放送）やネット配信などがあり、10月10日（日）には舞台となっている竹島市で声優・監督のトークショーなどのイベントが開催されます。
現地アドバイザーとして、全姉連関係のイベントではおなじみ・武庫川氏が一枚かんでいるとか。
トークイベントは事前応募当選者のほか、当日整理券も予定されているそうですが、不確定要素が多いらしく、満杯だったらごめんなさいとのこと。
上映会や常設写真展もあるそうなので、行って何もないってことはないようです。
見てみたいのは「痛フェリー」。
車、バイク、自転車、電車、バス......痛い乗り物は数々見てきましたが、ついに痛フェリーまで。

三連休なので、思い切って広島に......と行きたいところなんですが、外せない先約があるため今回は断念。
広島近辺の同志よ、任せた。

◆

10月期の姉アニメ、徐々に放映が始まっています。
姉アニメ好き仲間・ピエールノトーシローノートさんの｢１０'１０月からのアニメ新番組｣姉度予想も公開されましたので、あわせてチェック。

『ネコあね。』（奈良一平／別冊少年マガジン連載）

（初出時、タイトルのカナ表記を誤りました。正しくは『ネコあね。』です。ごめんなさい。）

既に９月発売済みのコミックスですが、取り上げ損ねたことを猛省しております。
初動に貢献できなかった反省文代わりにレビュー書きます。

主人公・御堂銀ノ介は、祖母と二人暮らしの中学生。
ある日、目が覚めると布団の上に載っていたのは、飼い猫の杏子が猫又として変身した女の子だった......！
というお話。
（公式サイトに試し読みページあり）

人間に化けられるようになった杏子お姉ちゃんが、不器用ながらも精一杯に弟のお姉ちゃんであろうとする姿をコメディかつハートフルに描いた、素敵な姉漫画なのですよ！
先週末に届いてから、毎晩寝る前に読み返してしまうほどの大ブーム中。

『ねこあね。』の姉要素的な魅力は、杏子お姉ちゃんがお姉ちゃんたろうとする健気な姿にあり。
人間化した杏子お姉ちゃんは、自分のことを「お姉ちゃん」と呼んで、銀ちゃんこと銀ノ介に構うのですが、それは当然、猫としての年齢は銀ノ介より上だから。
ただ、それ以上に杏子お姉ちゃんが姉でいようとするのは、まだ猫だった頃からずっと銀ノ介のことを見守っていたという自負があるからなのです。
銀ノ介を見守っていたのにはきちんとした理由があるのですが、それは本編を読んでいただくとして。

人間になれた（※自分の意思で猫の姿にも戻れる）とはいえ、まだ人間生活に慣れなかったり、猫の習性が抜けきらなかったりして空回りや失敗するところが可愛くて和む一方で、「私は銀ちゃんのお姉ちゃんだから」という意識は作品の中でも非常に強く表れていて、姉属性の読者の心をズッッキューーンと撃ち抜きます。
第2話以降とても良いエピソードが続くので、公式サイトの試し読みで終わらず、ぜひ単行本で味わっていただきたい！

さらに読み進めていくと、良いお姉ちゃんになろうと奮闘する杏子お姉ちゃんを「頑張れ～」と応援したくなるのですが、そんな上から目線は実はおこがましくて、弟を思う姉の愛はさらに上を行っていることを思い知らされるハズです。

猫から突然人間に変身した姉なので、いわゆる「降って湧いた姉」タイプに分類されるものの、飼い猫の時代からずっと見守ってきた姉ということで、全く他人の姉とは言えない特殊型です。
いきなり現れた姉だけど、ずっと一緒に暮らしてきた姉。ちょっと不思議な感覚。
リアル姉がいない男子諸君の「お姉ちゃんが欲しい」の"お姉ちゃん"とは、自分のことを昔からよく知ってくれているお姉ちゃん、という叶わぬ夢を指すのですが、杏子お姉ちゃんはまさにそんな存在。
その意味で、『ねこあね。』は、「目の前にお姉ちゃんが現れたら...」の妄想で心の隙間を満たす負け組男子こそ楽しめる姉漫画なのではないかと思うわけです。

作品の中心テーマが杏子お姉ちゃんと弟の銀ノ介の姉弟関係にあって、今後も間違いなく姉属性を楽しませてくれる漫画になります。
作者の奈良一平先生は、こちらがデビュー作だそうで、初打席いきなりホームラン。
大変有望な姉漫画家様とお見受けしました。
こんなシーンが自然に出てくることとかね！

てことで、未読ならば書店かamazonに弟まっしぐら！

『まません』（ういろうそふと） 2010年冬発売（2010/12/24発売？）

精力的にママゲーを制作されているういろうそふとさんと言えば、「姉魂っ」のカタログページに寄稿していただいたりと姉にも大変理解のあるソフトメーカー。
そして、千里きりん先生は、過去に全姉連の表紙を手がけてくださったり、「姉魂っ」ではチラシからカタログ表紙まですべてお任せしてしまって、頭の上がらない先生だったりするのですが、この度、その両者が手を取り合って新作が生まれることが判明しました！

いやもう驚き。夢のタッグ実現、といった感じですよ。
『まません』のタイトル名からママ専ゲームなのかと思えば、ママ＋姉2人の構成ってことで、十二分に姉ゲー。
真の漢を目指して山ごもりしていたために女性という存在を知らなかった主人公が、父親の再婚相手の義母と義姉2人に囲まれて、さらには女子学園に通うことになってしまう......というストーリーの様子。

学園の理事長である義母についてはその手のマザコン諸氏に譲るとして、気になるお姉ちゃん二人は、ともに学園の先生。

上の姉・凛花お姉ちゃんはキリッと引き締まったカッコイイ数学教師で、下の姉・早苗お姉ちゃんはぽやんとした天然系国語教師。
対照的なお姉ちゃん二人に囲まれる生活が味わえるというワケですね！

他にも、いかにもプライドが高そうな英語教師とか、思わず「お母さん」と呼んでしまいそうな保健の先生とかきちんと配置されていて、隙がありません。
いかにもオカシハジメ先生の作品らしい設定と、千里きりん先生らしいキャラクターデザイン。
これは期待しない方がおかしいってもんです。

オカシハジメ先生の制作日記によれば、「ママスキーはもちろん、そうでない方にも楽しんでいただけるように」とのことなので、"マママニア以外お断り"のような極端にマニアックな作品ではない様子。
まあ、そういう風にお客を呼び込んでおいて、最後にはママ属性に取り込もうという魂胆であることは見え見えですが、敢えて罠にかかってみるのも楽しいもの。人生楽しむなら、多くの属性を持った方が得。

「先行販売ホール付きドラマCD」なんて商品も企画されているようで、気になる弟クン、お子さんは今後要チェック。