2012年11月19日

今週のお姉ちゃんチェック

『まほねーず☆とらいあんぐる 3』(著・佐々宮ちるだ/イラスト・白猫参謀一迅社文庫


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「お姉ちゃんが欲しい!」そう願った不幸な身の上の少年に、魔法少女のお姉ちゃんが3人も現れた日から始まる、姉萌え魔法少女ラブコメ第3巻!
前回、ラストで登場した玄羽ゆまの三つ子の姉、えま姉とりま姉が起こす騒動が中心。
クールだがプライドの高いまのん姉さんが挑発に乗ってしまい、弟を巡ってバトルが始まる、との紹介文。

ご覧のとおり、表紙イラストは目に鮮やかなまりあお姉ちゃん(自称19)の魔法少女姿。
姉スキーならば、この表紙を見て手に取らない者はおるまい。

光栄にも後書きでまたもや小弟のお名前を出してくださっているようで、今回本当に何もしていないのに恐縮しきり。
単に縁があるからと言ってお勧めしているわけではありませんよ、念のため。
これは、王道の魔法少女に姉要素を加え、笑いあり姉萌えありで楽しめる良作姉ノベルです。



『姉づくし』結城焔/セラフィンコミックス)


Homura's R comics


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姉びいきの結城焔先生、コミック阿吽で「お姉ちゃん!天国」連載を始められたりとご活躍のところ、

お姉ちゃん天国 第2話 by 結城焔 on pixiv

いよいよ「姉」をタイトルに冠した姉メインの単行本が発売されます。
自然とにじみ出る姉オーラ、そしてはちきれんばかりの重量感のある胸が先生の姉漫画の魅力。
閉じこもった弟を元気づけるお姉ちゃん、弟のクラスメイトの女子に嫉妬するお姉ちゃん、ちっぱいお姉ちゃんが弟を巻き込んでする豊胸作戦等々、お姉ちゃんと弟のじゃれあいをきちんと描きながら、最後は興奮の渦に飲み込まれる姉弟の姿がたっぷり詰め込まれている新刊。
後書きには、姉ものを描ける場所を探して持ち込みを続け、ようやくこの単行本の発行にこぎつけたとのこと。
その姉漫画家魂、全姉連は買いました!
連載中の「お姉ちゃん!天国」のPR漫画とともに次回の単行本の告知もあり、期待はさらに続きます。



『姉はショタを好きになる』(瀬奈陽太郎/富士美コミックス)


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あまり存じ上げていなかった先生ですが、電子コミックで販売されているこちらの『姉はショタを好きになる』のサンプルページをいくつか読んだだけで、姉漫画家と確信しました。
甘えん坊系お姉ちゃん、妄想系お姉ちゃん、ドS風お姉様まで巧みに描かれているのです。
わずかなサンプルページだけでも姉弟関係をきちんと描き出すタイプの先生ということが分かります。



『未来はキミに恋してる』(SweetSugar)
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重度のブラコンお姉ちゃん、見参!

1か月の期間がループしてしまう世界に迷い込んでしまった主人公とヒロイン4人。
この世界から抜け出すには、誰か一人が主人公と結ばれ、かつ、みんなにそれを祝福してもらわなければならなくて......というストーリー。

クラスメイト、幼なじみの後輩、先生が登場する中、トップを飾るヒロインが、主人公の姉・久手神楽お姉ちゃん(CV:民安ともえ)。


『未来はキミに恋してる』(SweetSugar)

主人公の姉であり、自他共に認める重度のブラコン。 とにかく彼を甘やかすだけ甘やかす、だだ甘な姉。

容姿端麗・才色兼備で文武両道であり、スペックだけであれば全ヒロイン中文句なしのナンバー1。
しかし主人公のことになると途端に周りが見えなくなり、ブラコンが過ぎる残念な姉になってしまう。
けれどもそれを気にすることもなく、弟一筋を貫き通している。

また、反面他人に対しては厳しく、特に弟との逢瀬を邪魔する人には容赦しない性格。

「私の弟は誰にも渡さん!」

体験版でも確認しましたが、本格的にヤバいレベルのブラコンです。
姉は弟を愛して当然、弟を愛さない姉などいるものか、という態度で堂々と弟を溺愛し、弟に言い寄る女子を見かけようものなら威嚇するようなお姉ちゃん。
凛としたつり目が似合う人格的には完璧な人間だけに、重度のブラコンの残念さが際立つ。
このお姉ちゃんが正ヒロインであり、またラスボスでもあり、「お姉ちゃんVSその他のヒロイン」の図式が繰り広げられる様子です。

余談。
『鬼うた。』を手がけた泉水いこ先生がここでも原画を手がける作品で、キャラクターデザインとしては明らかに別物なんですが、どうも頭の片隅であの衝撃的なブラコン小春姉がちらつきます。



『倉野くんちのふたご事情』(CUBE)

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双子が3組もいる大家族の一人が主人公。
ある日、両親の離婚話が持ち上がり、母が引き取る主人公と一緒に付いて行ける一人を決めるため、姉と妹の争奪戦が始まった、という話。
真ん中の双子の一人が唯一の男子である主人公。その他はみんな女子。
主人公と対になる双子は姉設定ということで、姉3人と妹2人の構成です。勝った。

まず長女の倉野いずみお姉ちゃん(CV:松田理沙)。

『倉野くんちのふたご事情』応援中!

物腰柔らかで優しい長女。 まじめで礼儀正しい優等生。そのうえ穏やかで愛想が良いため、男女問わず慕われ、学園ではアイドル的な存在になっている。 生徒会長も務め、教師からの信頼も厚い。

しかし、家では和哉に甘えっぱなしのダメダメなお姉ちゃん。
特に料理のセンスと運動神経は壊滅的。
双子の妹である みこと とは性格が真逆で、水と油のような関係。
ただし、目的が同じの時だけは息がピッタリになる。

『アップルパイ』では、ウェイトレス・会計を担当。
アップルパイの経営を支えている功労者。

エッチでは、年上らしく積極的にリードしてくれるタイプ。
主人公争奪戦が始まると、早々にエッチなアプローチを仕掛けてくる。

「うふふ。かずちゃんなら、分かってくれているわよね?」

外面は良いけど家ではダメダメタイプ。
家の外では立派に見えても、家では自分に甘えてくる、そのギャップがいい。
甘えん坊のお姉ちゃんにしては、積極的にリードしてくるとは、またそのギャップもいい。
穏やかそうに見えて結構大胆なお姉ちゃんっぽいですね。


お次は、次女の倉野 みことお姉ちゃん(CV:榊るな)。

『倉野くんちのふたご事情』応援中!

明るく活発でポジティブ思考、慌てんぼうでおっちょこちょいな次女。 裏表がなく、感情がそのまま顔に出てしまうタイプ。 クラスの人気者で、双子の姉である いずみ 同様、人望が厚い。

運動神経が抜群で、スポーツ万能。 部活には所属していないものの、3年生になった現在でも運動部からのスカウトや助っ人の依頼がひっきりなしに舞い込んでくる。
ただし勉強は大の苦手で、テスト前は学年が下の和哉にまで泣きつくほど。
近ごろは、ほぼ諦めの境地に達している。

『アップルパイ』 では、ウェイトレスを担当。
失敗が多いものの、当人の明るい性格と姉妹たちのフォローでお客さんにも受け入れられている。

和哉が大好きなため、エッチにはかなりオープンで積極的。
とても感じやすい敏感な体質。
年上らしくリードしようと頑張るものの、感じすぎて途中から形勢逆転されてしまうこともしばしば。

「カズくんはあたしのなの! ケッテージコーなんだよ!」

長女が文化系ならば、次女は体育会系。
難しいことを考えず、ストレートに好き好き攻撃を仕掛けてくるわかりやすいお姉ちゃん大好きです!
弟との関係だけでなく、双子同士の長女との関係も楽しそう。


そして主人公とは双子の片割れ、三女の倉野智花お姉ちゃん(CV:星咲イリア)。

『倉野くんちのふたご事情』応援中!

常識的で真面目。 気苦労が絶えない、和哉の双子の姉。 強引でツンケンしていて、極度のヤキモチ焼き。 和哉が他の姉妹たちを甘やかすと、ものすごく不機嫌になってしまう。

普段は隠しているものの、実は姉妹の中で一番純粋で、夢見る乙女な思考の持ち主。
ベタな少女マンガのシチュエーションに本気で憧れている。

学園では家庭科部に所属して、家事全般を勉強中。
その理由は、小さい頃和哉と交わした"とある約束"のためなのだが、意地っ張りな性格から言えないでいる。
いつか和哉が気付いてくれるはず、と健気に努力を続けている。

『アップルパイ』 ではウェイトレスとケーキ作りの手伝いを兼任している。
家族以外には基本的に優しいため、愛想の良い接客には定評があるものの、ウェイトレス目当ての男性客には厳しく応対している。

エッチでのスタンスは『最初は拒否するものの、流されてエッチをしてしまう』というもの(これは主人公も同様)。
しかし、主人公争奪戦ではそうも言っていられず、積極的なアプローチに挑戦し始める。

「や、やっぱり双子は一緒にいるべきよ、それが自然だわ」

姉同士で弟争いをさせるストーリーなら、一番下の姉はやっぱりツンデレお姉ちゃん!
「あたしが!」と素直に手を挙げられないけど、だからといって他の姉に取られたくなくて慌てるお姉ちゃん、最高じゃないですか。
自分だけが弟と一緒に生まれた特別な存在という思いが弟独占欲をかきたてている、みたいな想像をしたら一層愛しくなりました。


この他に妹となる双子が登場。
妹も行ける両刀遣いならもう完璧ですが、そうでなくても姉に重心をおいた姉ゲーの匂いがします。



『あねいもNeo Second Sisters』(bootup!)


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bootup!の人気シリーズ『あねいも』最新作。
今度もお姉ちゃんと妹に挟まれる主人公の生活が楽しめます。
幼くして両親を亡くした主人公が引き取られた先には姉妹がいて、本当の家族のように生活していたが、いつまでも世話になっているばかりでは、と叔母の元へ行くことを決意するが......というストーリー。

日向舞お姉ちゃん(CV:遠野そよぎ)。

あねいも Neo

主人公の義姉で八鐘学園3年生。 成績は常に学年でベスト3に入り、水泳部でもエースとして活躍していた。 生真面目な所があり、微妙に近寄りがたい雰囲気を醸し出しているが、根はとても優しく面倒見の良い性格をしている。 (中略) 恋愛ごとはかなり苦手であり、ついつい身構えた態度を取ってしまう。 義弟である主人公の前では、本来の自分で接することが出来ている。 (中略) 妹である七菜とは仲が良く、普段から世話を焼いたりして可愛がっている。 (後略)

「四郎ちゃんは、私と七菜にとって正義のヒーローみたいなものなの」

『あねいも』シリーズのお姉ちゃんは過激なブラコンを出すことはなくて、ただ、一線を越えると情熱的になるので、キャラクター紹介では比較的おとなしくなってしまうもの。
ちょっと淡白に見えるかも知れませんが、このお姉ちゃんも段階を経るごとにびっくりするほど激しいお姉ちゃんに変化するはずです。
あと、ポニテファンの方々おめでとうございます。

姉妹だけでなく、若作りの義母も年上好きの目を引くキャラですが、言及しすぎると全ママ連のヅマキラーが噛み付いてくるので。あちらに譲ります。


一点、少々気になったのは、ストーリー紹介の後半部分。

家族としての気持ちとは別の気持ち―― 秘めていた想い――

3人の間で様々な気持ちが交錯する中、舞と七菜......姉妹との関係はすこしずつ変化を迎えていき、そして――

家族愛から恋へ――
恋から愛へ――
(中略)
姉でも妹でもない。
生涯を誓い合うパートナーとなった『彼女』と、互いの想い、存在を確かめ合うように、毎日のように身体を重ね、求め合い、情熱的に愛しあう。

脱姉弟志向のストーリーを示唆している?
仮にこの予想が合っていたとすると、濃い姉マニアほど納得しがたいものになってしまうのですが、あくまで推測なので、確かめてみたわけではありません。
一応気づいたこととして書き留めておきます。



『ウィッチズガーデン』(ういんどみる)

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城壁で囲まれた観光都市の学園に入学した主人公。
そこで出会う魔女や女騎士達との学園モノ。
姉貴分と先輩が登場。

羽多野莉々子(りりこ)姉さん(CV:さくらはづき)

風城学園の3年生にして、風城騎士団に所属する"騎士"。 洋輔にとっては年上の幼なじみで、姉のような存在。 背は小さいが、世話焼きでしっかり者の『みんなのお母さん』。 度量が大きく誠実な人柄で誰からも一目置かれ、頼りにされている。 剣の達人だが男勝りなところはなく、むしろ女であることを決してさぼらないタイプ。 英国生まれの帰国子女。 時代劇で日本語を覚えたため、言葉遣いは古風。

「うむ、ならばこの姉に任せておくがよい!」

幼なじみにしては姉意識の高い幼なじみさんと見た。
相関図では「姉のような人」「かわいい弟分」でつながれて、準姉弟扱い。

そして、先輩派にはこちら。
柴門水澄(みすみ)先輩(CV:夏野こおり)

洋輔が出会った、三人目の"魔女"。 天使のように優しく清らかな先輩。 おっとりしたお姉さんで、いつも笑顔を絶やさない。 とはいえスローモーなタイプではなく、思慮深く、親切で律義。 そのせいか、学園の先生からやたらと仕事を頼まれる。 清らかな性格に反して、体つきはすこぶる肉感的。 無自覚に体型を強調するような仕草を取ったりするので、ときどき目のやり場に困る。

「ふふっ、わざわざ呼びに来てくれたのね、ありがとう」

年上に求める優しさを兼ね備えた良い先輩じゃないですか。
メインヒロイン達の中でもっとも背が高く、素晴らしい体型の持ち主。

この他にも叔母にあたる下宿先の女店主が登場。
メディア展開が予想されるタイトルなので、アニメ化されるのも楽しみです。



『もっと 姉、ちゃんとしようよっ! 限定ダブルパック』(CandySoft)


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『もっと姉、ちゃんとしようよっ』本編とアフターストーリーの2本同梱パックが発売。
お姉ちゃん5人+隣のお姉ちゃん3人+学園の先輩に囲まれる姉生活!
笑いあり涙あり、ストーリー重視の姉ゲーです。
好きなシーンはいくつもありますが、今も印象的なのは、ケンカするほど仲がいい楓子姉さんとミサお姉様の対照的なコンビの絡み。
言い合いする二人に挟まれてオロオロしたい!

本編をプレイしたなら、アフターストーリーもプレイしない手はないので、当時乗り遅れた貴弟はまたとないチャンス。
本編の序章が楽しめる体験版は今もダウンロード可能なので、ぜひ一度プレイのほど。

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