2019年12月22日

今週のお姉ちゃんチェック

日本姉大賞2019の発表はもうまもなくです。
しばしお待ちください。

週末のコミックマーケット97(冬コミ)は、
1日目(土曜日)南ケ25a「IKOず」
にて、全姉連の既刊を委託で置かせてもらいます。
総裁自身も売り子でいる時間帯があります。
前回夏コミの新刊をはじめ、既刊をお求めの方はぜひお越しください。

全姉連総会は12月30日の夕方から、大井町にて開催します。
参加ご希望の方、12月26日頃までに、twitter、メール等で事前にご連絡ください。
初参加でも大丈夫です。
たいてい十数人が集まるオタク忘年会です。

わるいあね』(三輪まこと

わるいあね

久々ではないでしょうか。
シリアス系の姉弟漫画が今週発売。

かつて私は、実の弟を誘拐した。

植物館の職員として隠れるように生活していた
大森日向子のもとに、突然、弟の夏樹が姿を現した。
七年ぶりの再会により、胸に蘇る耐えがたき痛み。
私はかつて、この弟を誘拐したーー

あの時抱いた、甘く危険な感情。
少年ではなく「男」になった弟。
私たちは、禁忌を前に立ちすくむ。

新鋭が繊細に描き出す、情念と愛の物語。

こちらで第6話まで配信されているのでぜひ読んでみてもらいたいのですが、明るい萌え要素はありません。
若くして近親愛の禁忌を犯し離れ離れとなった姉弟が、数年の時を経て再会し...というストーリー。
周囲の登場人物を含め、重い雰囲気が漂うこの姉コミック、近親関係をテーマにしたシリアス系を好む層には絶対にチェックしておきたい一作でしょう。
かつて姉弟で過ちを犯してもなお引きずる姉弟愛の深さ、業の深さが印象的。
たまにこういった作品を読むと、背筋が伸びる感じがしますね。