今週のお姉ちゃんチェック
『鬼滅の刃』が最終回を迎えたそうで、この作品の面白さと人気には小弟も同意するところですが、唯一にして最大の欠点は、禰豆子ちゃんが姉ではないということであります。
禰豆子ちゃんは姉でしょう...
禰豆子ちゃんは姉でしょう...
禰豆子ちゃんは姉でしょう...
これほどまで作品に物申したいのは、『ウィッチクラフトワークス』の綾火さんが先輩ではなく同級生設定だったとき以来ですよ!
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『吸血鬼は僕のために姉になる』(著・景詠一/イラスト・みきさい/ダッシュエックス文庫)
【新人賞作品刊行!】
— ダッシュエックス文庫編集部 (@dx_bunko) April 15, 2020
第8回集英社ライトノベル新人賞《銀賞》
『吸血鬼は僕のために姉になる』
(著:景 詠一/イラスト:みきさい)
5月22日発売決定!
姉を自称する吸血鬼・セナと、彼女に引き取られた少年による温かなラブコメディにご期待ください!https://t.co/HRuCAr3V9H pic.twitter.com/ksLjPRWEdk
今週発売のライトノベル(タレコミ多謝)。
タイトルどおり、吸血鬼のヒロインが主人公の姉となっていく作品の様子。
丘の上の屋敷には、盲目の吸血鬼が住んでいる。そういう噂を聞いたのは、僕がとても小さな頃だ。 唯一の肉親であった祖父を喪った僕は、件の女性、霧雨セナに引き取られた。 彼女の正体は噂通りの吸血鬼。ただし、性格は心配性でおせっかいの姉といった感じで、おまけに物理的な距離が常に近い。 そんな彼女のまわりには、一つ目の怪物、犬の郵便屋など、多種多様な生き物が溢れていて、それらが視える僕には特別な力が宿っているらしい。 未知の世界で新しい家族――吸血鬼・セナをはじめとする人外の存在と絆を深めるラブコメディ。 第8回集英社ライトノベル新人賞《銀賞》受賞作!
吸血お姉ちゃんというと、もはや古典の域『羊のうた』を思い起こしますね。
あちらは実の姉でしたが、こちらは人外の女性と姉弟同様の関係を築いていくようですね。
唯一の肉親を亡くして人外に身を預けられる... これもまた王道の人外姉モノストーリーです。