2025年4月 8日

今週のお姉ちゃんチェック

こじれにこじれた義姉弟の話』(飴降あめり

社会人の姉・六花(りっか)と大学生の弟・凛(りん)。凜は10年以上、美人でしっかり者の姉にこっそり恋をしている。きっと弟としか思われてない、この気持ちは伝えられない...そう思っていたのに、六花と『デートの練習』をすることになり!? 初めて名前で呼んで、手をつないで...恋人の距離感に、積もり積もった「好き」は決壊寸前!? SNSで話題沸騰中! 隠し上手な二人のすれ違い焦れキュンラブ

先日、タレコミをいただいたこちらの作品、一般公開では第2話まで進展しました。
お互いに好き同士でありながら、想いをそっと内に秘め、お姉ちゃんも弟もうわべでは姉弟を装いつつも心の中はラブ一色!
というキュンキュン全開な作品となっています。
平静を装う一面と、一人になったときの悶絶感のギャップが魅力の一つでしょう。

が、
小弟を含め、姉マニアの同志の中には、若干の違和感を持ってしまう人もいるはず。
その理由は、姉弟愛よりも恋愛感が高めな点にあるのではないかと。
義理とはいえ、好きになってはいけない、恋愛対象にしてはいけない相手との禁断の恋を好む層には間違いなくお薦めの作品です。
しかし、姉を姉として、弟を弟として愛している、恋人ではない、恋愛感情ではなく姉弟愛こそ至高と感じる層には、ちょっと違うんだよなぁとの感想を抱いてしまうでしょう。

思春期前後で年が近い関係の姉弟だとわかりにくいのですが、例えば母親が我が子に向ける愛おしい感情の源って、恋愛感情ではなく親子愛ですよね? (特殊な性癖を扱う作品を除く)
それと同様で、姉のことが/弟のことが好き、って姉弟愛に基づくものが小弟は好みです。恋人にしたいんじゃなくて、姉を姉として、弟を弟として、そのまま好きっていうのを尊く感じるのです。
「恋人<姉弟」なのか「恋人>姉弟」なのか。世界は2つに分かれます。

そういう意味で、本作はおそらく全姉連の中でも人を選ぶと思います。
どちらが上とか下とかではなくて、恋愛関係を好むのか、姉弟関係を好むのか、その違いですので誤解なきよう。