2006年10月 3日

今週のお姉ちゃんチェック

『個室病室』(アトリエD)


私,幸いにも健康体に恵まれて,入院の経験は一度もなし。
病気も怪我もせず,ベッドの上で看護婦さんに優しくしてもらえる経験は献血ぐらい。
もし登録している骨髄バンクからお呼びがかかったら,人助けも入院生活も出来て一石二鳥…などと,褒められることなのかどうかよく分からない野望(実話)を抱く総裁です。


そんな野望を姉ゲーで発散。
『個室病室』は,「デレアマ系入院生活ADV」のジャンル名通り,病院が舞台。
ヒロインの看護婦さん(かたくなに看護師ではなく看護婦さんと言い続ける全姉連)二人が,どちらも素敵お姉さん!
ナースでお姉さんというと,アトリエかぐやの超名作姉ゲー『ナースにおまかせ』の印象が強烈に残っているわけですが,その期待に応えてくれるのか?

まず,メインヒロインである小池のどか姉さん(CV:榎津まお)は「自称 純ちゃんだけの甘やかせお姉さん」
主人公より2つ年上で,かつての幼なじみお姉さん。

北海道出身の新米ナースさん。日々奮闘中。
ある事件がきっかけで、主人公と偶然の再会を果たす。
主人公より2つ年上だが、まったくそう見えない(ひそかに本人も気にしている)
お姉さんに任せておいて! と言ってくれるものの、あまり頼りにはならなさそう。

ちょっとそそっかしいところもある世話焼きナースお姉さん。
サンプルボイスは,「天下無敵の甘甘お姉さん」で,「純ちゃんだけの甘やかせお姉さん」で,あんなことやこんなことは「初めてだけど…けっぱるからね?」と,お姉さん要素満載だべさ。

お姉さんキャラなのは,のどか姉さんだけにとどまらない。
新米ナースであるのどか姉さんの先輩ナース,尾羽由佳里さん(CV:韮井叶)も素敵な雰囲気。

のどかの先輩ナースさん。
クールでさばさばした性格と口調。
のどかを親身になって世話を焼く一面を持つ姉御肌なお姉さん
主人公とのどかを結びつけるためセクハラまがいの下ネタトークも飛び出す。
おば(尾羽)さんと呼ばれると静かに切れる。
ゆかりさんと呼ばないといけないらしい。

姉御肌好きとして見過ごせないお姉さんなのに,残念ながら攻略不可。
ただし,「エッチシーンはあります~。」とのこと。

ところで,お姉ちゃんに「んもう…○○くんったら,はんかくさい」って言われるのは,弟として萌えですか?>北の大地の弟方



『タクティカルロア コンプリートブック』(ホビージャパン)

発売が延びていたタクティカルロアのビジュアルファンブック。

さらに、今回の目玉として、短編小説の形式による「完結編」や、人気Webラジオ番組特別編「たくろあ航海日誌ファイナル」特別CDを同梱、その他、キャラクターデザイン伊藤岳史、コンセプトスーパーバイザー小倉信也による新規描き下ろしイラスト満載。護衛艦パスカルメイジの徹底解析をはじめ、読み物ページも充実。そして「これを読まなければタクティカルロアは終わらない!」脚本の兵頭一歩による小説をも収録した豪華版。キャラクター、メカニックなど設定解説も充実の内容

CDも付けちゃったりして,えらく気合いの入った一冊?
その気合いを,アニメ本編を26話構成にするなり,あるいは続編を製作するなりして,見せて欲しかった…
そうしてくれれば,七姉×漂介のイチャイチャ・デレデレシーンも増えたろうに。

と,愚痴っているだけでは仕方ないので,七姉・漂介姉弟の脳内補完のお供に一冊。