2007年8月22日

全姉連・2007夏コミ参加報告

サークル、一般問わず、参加された皆さまおつかれさまでした!

とにかく熱かった!
暑いなんてもんじゃなかった。熱い。
人の多さで最後まで風通しが悪かったのもありますが、自分のカッコも熱さに拍車をかけました。


例年通り、ギャルゲージャンルは3日目。
前日の晩、もはや罰ゲーム的なイベントに付き合ったせいで遅く帰り、当日は寝不足・栄養不足状態で会場へ。
疲れ気味の中のハイテンション、ってありますよね?
あの状態でした。ゆる~く酔った感じとも言えます。
まあ、そのお陰でボケ連発でした。
午前中に買いに来てくれた方が、午後に再び来てくれたとき「お久しぶりです」なんて言うのは、天然おねえちゃんだけが許されるボケなのです。

話が逸れました。

8時半をとっくに過ぎて入場し(サークル入場は9時まで)、大あわてで準備。
キョルノフさんチルヲ先生は既にスペースで作業されていました。

そう!
今回は全ママ連と合体スペースなのです!
しかも、Q-46は中央の大通りに面したお誕生日席。
島中では最もありがたいスペースなのです。
配置スタッフさん、ありがとう!

机の下に納品されていた新刊とご対面。
うわっ、やっぱりウチのねーちゃんはキャワイイ!
そのねーちゃんを描いてくれたチル先生に改めて敬礼!

佐々宮ちるだ先生からの委託本である姉しょ番外編の同人誌も届けられていました。
おお、ここにちるだ先生がわざわざお見えになったのですね!(少々わざとらしいですか?)


あまり感慨にふける間もなく準備を続行。
何とか間に合いました。
スペースの前で記念撮影。

C72・3日目開会直前

左がシスコン、右がマザコン、真ん中は両刀遣いです。
業が深いぜ!名付けてゴウフカトリオ!語呂悪っ。
見てお分かりの通り、私はその日・上杉錬その人になりました。
鳩ねぇ(=新刊)が何十人何百人と目の前にいるのに、錬ちゃんがいなかったら寂しがると思ったので!
ちょっとくらいの暑さは何のその。(でも午後はくじけ気味)
チル先生は上杉巌コスということで見てもらっても間違いじゃないですな。


何とか準備は完了。
スペース写真その1 スペース写真その2

そして、開会の10時。

我々のスペースの前に、特殊なオーラを放ちつつ向かってこられる方が一人。
うはっ、『パルフェ』『ままらぶ』等々でおなじみの丸戸史明先生じゃありませんか!
N-010
以前から、先生お知り合いのサークルが全姉連のスペース近くに配置されていたこともあり、何度もご挨拶くださっていたのですが(全姉連が挨拶に行くべき方だろ普通!)、今回も来てくださったことに感激なのでした。
さらには、丸戸先生の新刊を紙袋付きで差し出してくださったり!
いいえ先生、もう私は昨日しっかりと押さえていたのであります。
『めもらるクーク』は、ライトノベルに関して好き嫌い・食わず嫌いが多い総裁が、しゃぶりつくように一気に読み込んだ1冊なのです。
姉要素が少ないためにここでは紹介していなかったのですが、普段ライトノベルを読まないような人でもオススメの本なのですよ隊長!
そんなことを思いつつ、隣ではキョルノフ氏が「新作でママを出せ、人妻を書け。書かんと押し倒す」みたいな勢いで甘噛み中。
丸戸先生は「いやぁ……」と押されていましたが、ママスキー同士で気持ちは伝わっていた模様。

今回は早い時間からチルヲ先生の委託新刊を求めて来る人が予想されたので、早めに行ってしまおうと、キョルノフ氏を引き連れてつつみあかり先生のスペースへ。
サークル入場特権として、これだけは甘えることをお許し願いたい。
入稿締切大幅オーバーを承知でぎりぎりまで描かれたというお姉ちゃんキャラ特集本。
モノクロの表紙がむしろ執念さえ感じさせます。
(この新刊が、どえりゃーえーもん過ぎて悶絶したのですが、その話はまた後日…)
残念ながらつつみ先生ご自身は直接参加はされていないとのこと。
「こっ、これ渡してください!」と、女子中学生のラブレター的なノリで新刊を託し、自スペースへ戻る。

案の定、速いペースで回り出したので、早々に対応モード。
チルヲ先生の新刊が1000円ということもあって、ドル箱に次々とお札が。
大手サークルでしか見たことのない状況と、いつもなら11時頃からクライマックスに突入するのに今日は早すぎることで頭が付いていってないなーと冷静に見ている自分がいる中で、個人的にその日一番のビッグイベントが。
2~3か月前から計画し、直前にはあざといとも言える手段で(でも純粋な気持ちの方が強かったんですよ!)おびき寄せのためのワナをセットし、もしお忍びだったとしてもこちらは見抜いてしまおうと思っていたターゲットがご来訪!
あまり公に名前や顔を出さない主義の方かも知れないので、ネット上ではここまで。
全姉連としての野望を一つ達成したといえば、バレたも同然でしょうけど。



今夏の3日目は特に人が多かったそうですが、それは全姉連も例外ではなく、合体スペース効果・地形効果・表紙効果・委託効果その他諸々で、サークル参加史上もっとも忙しい1日でした。
チルヲ先生は純粋に売り子戦力化。
全ママ連目当てのお客さんに「やーい、マザコン」とヤジって、「なんだとこのシスコン!」と返されるようなプレイも出来ず、全姉連目当てのシスコン相手にシスコンがテンパる混沌とした場になっていました。


ご自身のサークルの頒布物や差し入れを下さった皆々様、本当にありがとうございます。
スペースまでほとんどご挨拶にいけない状況だったので非常に嬉しくて、差し入れはどれもこれも見事にツボを刺激する品ばかり。
そして、本をお買い上げ下さる時に色々と声をかけて下さった皆さまもありがとうございます!
サイト運営もサークル参加も楽しくてやめられない、最も大きな理由です!

机上の九龍さん、猛暑の中をお越し下さり、ありがとうございました。
1年越しでようやく献本することができました。

千里きりんさん、今号もゲスト原稿ありがとうございました!
頭を下げるのはこちらの方です!

我林さん、遠路はるばるありがとうございました。
帰りがけの鎌倉も楽しまれたようで!



微熱が下がらないような感覚で、気付けば閉会時刻。
アナウンスと、会場に響く拍手で一瞬放心。
出た新刊の数も、通常の約3割増でした。ありがとうございます。
既刊は13時過ぎには尽きてしまってすみませんでした。

片付けるかぁ…と動き出したところへ、ご挨拶に来られた方が。
聞けば、先日の週間チェックで紹介した音音先生じゃありませんか!
cocon!

実は、先日の記事を書いた後、音音先生からメールが届いていたのです(ビックリ)。
スペース位置が近いこともあり、午後にこそっと買い出しに行ってヨーコさん本は手に入れたのですが、先生ご本人はスペースにいらっしゃらず、またの機会と思っていた矢先のこと。
時間も時間だったために姉談義は交わせませんでしたが、いつか語り合わないといけない先生ではないかとの思いを胸に、その場を後にしました。

ウチのコミケは、総会(打ち上げ)までがコミケです。
会場である大井町へ、もしかしたら団体料金で乗れるんじゃないかという人数で集団移動。
恒例の店に上がり、途中からの参加者も集う中、瞬間最大参加者数が20人を数える総会となりました。
そう大きくない店なので、座敷は貸し切り状態。
だからといって「この中でMは手を挙げてー!」みたいなことは、次からは自重すべきかなと思いながら、倒れるほど美味いビールと共に姉談義やらオタ談義やら。

上座、上座とおだてられ、座ったチル先生の周辺ではシスコン・マザコン発表会。
内容?
あの疲れとテンションとアルコールで、克明な記憶を残せる人間がいると思って?
ただ一点、チル先生が凄い遍歴の持ち主であるということだけは覚えております。
『アットホーム・ロマンス』のように、ある意味特殊な性癖向けへの4コマを描くには。これくらいの過去がないとダメなのです。
そういうこと。

チルヲ先生の他にも、ちょこちょこと場所を変えては話をさせてもらいました。
『リトルバスターズ』関係者!?
『sola』は続編なりゲーム化なりが義務です!
実写版『ネギま!』、観させていただきますよ!
『タマ姉記念』『藤枝涼子杯』のような冠協賛レース、ネタ次第でまた開催しましょう!


時間も深まり、次第に参加者が減る中、チルヲ先生が壊れ始めました
22時過ぎの最終の新幹線を「もういいや!飲む!」と言い放って諦め、「今日は腹をくくった。だから総裁も腹をくくれ」といった趣旨の発言を繰り返し、「ボ、ボクは仕事が」「いいじゃん!」のやり取り。
チル先生、実は2日前の集まりでは「姉プレイ」について同業さん達と語りたかったのに誰も話に乗ってくれず、前日のカラオケでは「ねぇ、…しようよ!」を熱唱している所を女店員にガン見され凹んでいたらしく、反面、それら全部を受け止められる全姉連の集会ではしゃいでしまったのが原因じゃないかと総裁は思ったわけです。

いずれにしても、今のチル先生を野に放つのは危険。
明日がきつくなるのは目に見えているが、面白そうなのも事実。
どこへ行くとも決めないまま、23時過ぎに店を出て、とりあえず電車に乗ったのです。
一応論理的な会話が出来る状態だったものの体調面でかなり不安が残るため、何とか無事に朝を迎えるのが先決と考え、でもどうしようかなー状態で考えていたら、どうやら諦めていたウチへの終電が間に合いそうな計算。

「今夜はウチで休んでいきなよ」

男相手にこれ以上空しいセリフがありますか?(一部の女性には大受けだとか言わないソコ!)

車内では、こみ上げるものを押さえるのに必死だったという先生を引き連れて、何とか自分の部屋へ。
布団に横になったら、即ばたんきゅー。
相当お疲れだった模様。
やれやれ、大きな赤ちゃんでちゅねー。
そんな微笑ましい光景を横目にパソコンに向かっていたら、先生寝ながらズボン脱ぎ脱ぎしてるし!
ああっ、真っ赤なバラの描かれた上着が意味深に見える!
チル先生、ウチのジャンルはBLじゃないんです!


お腹まで見えたその瞬間、漫画家・風華チルヲはリアルバブーに堕ちました。



と、以上が2007年・夏のサークル参加報告。
色々なことが多すぎて、いつにもまして濃い1日でした。

冬コミももちろん申込みします。合体です。
無事当選できたら、大みそかにお会いしましょう。