2007年10月16日

今月スタートの姉アニメは…

2007年10月スタートの姉アニメは、先月末にチェックした通り、

『D.C.II ~ダ・カーポII~』

『キミキス pure rouge』

『ご愁傷さま二ノ宮くん』

以上の3本に注目していました。
(ちなみに、どの作品も原作ゲーム・原作本がありますが、総裁は全て未プレイ・未読です)


まず、『D.C.II ~ダ・カーポII~』
幼なじみらしき同級生に告白され、音姉という人がありながらOKする主人公にぼう然としてしまいましたが、ま、音姉のブラコン度合いが落ちるものじゃなし、その一事をもって見捨てるほどコドモではないので見続けたワケですよ。
しかし、その後の「いてもいなくても同じ」な扱いには正直凹みまして。
例えば、弟クンが女の子を家に連れてきたら、お姉ちゃんとして取るべきリアクションはいくつかあるでしょ?
それなのに、アニメ版の音姉は微妙にはっきりしない態度で、画面のこっち側の弟クンは少々がっかり。
ただ、このお姉ちゃんは本気を出したら凄そうだ、ということは確かに伝わって来ました。
報われない予感はしても見続けますよ?

『キミキス pure rouge』
1話目から、人によっては既に黒歴史だ封印だと全否定されてしまう可哀想な作品ですが、総裁個人としては、動き、喋る摩央姉ちゃんが初めてなのと、実に姉的ヒロインらしい立ち居振る舞いを目にして、口元がゆるんでおります。
どの辺が受け容れられない設定なのか、聞いた話では分かっていても、原作知らずの強みとして、これからどうなって行くのか見守りたいところ。
原作では年上の幼なじみとして慕われたヒロインを同級生とくっつけるというあからさまな愚行が今どきあるとは思えませんから。
あれは…咬ませ犬です。そう、咬ませ犬。

『ご愁傷さま二ノ宮くん』
あ~、お姉ちゃん、トラブルメーカー止まりかぁ…。
弟を引っかき回し、困らせるのはいい。
でも、もうちょっと姉弟愛的な要素をにじませてくれてもいいような気はします。
このままだと、ただの変な人、で終わっちゃいそう。
本線のヒロイン2人が強いだけに、「姉として」の強力な存在感を出してくれなければ…。

3つの作品とも素材は良いはずなのに、どれも扱い方がイマイチなのが不安材料。
お姉ちゃんは悪くない!

最後まで見なければ分からないと『sola』で得た教訓もありますし、希望は捨てず追いかけて行きます。


<関連リンク>
全作品のチェックをされているピエールノトーシローノートさん