2015年3月17日

今週のお姉ちゃんチェック

じごくあね 2』(吉田丸悠/月刊サンデーGX連載)


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事故による昏睡状態から目覚めた姉は別人だった!?
の新感覚姉コミック第2巻が今週発売。

私自身は姉コミックとして推すことにためらいはないのですが、姉業界一般的にはどうなんだろうとの不安を拭えていません。
あくまで1巻だけを読む限りでは、お姉ちゃんの体におっさんが乗り移ったんじゃないかと読むのが素直だと思うところ、それでも姉コミックなの? との突っ込みが聞こえてくる気がするのです。
いや、中身の実態がどうであれ、その表面的な行動や言動はとっても素敵なお姉ちゃんで、まさに姉貴と呼びたいタイプゆえ、姉コミックだと声を大にして言いたいんですが。

一風変わった姉コミックではあるものの、意外と「姉とは何か」の問いにも関わるような深い作品になる予感もしています。



弟の赤ちゃんが欲しくない姉なんていません!』(著・秋月耕太/イラスト・神無月ねむ


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フランス書院の黒本では
『危険な同居人 ママと美姉・プライベートレッスン』
『二人のお姉さん【甘く危険なお願い】』
等でお馴染み、年上モノ上手な秋月耕太先生による、待望の美少女文庫での姉系作品第一弾!

幼い頃、とある事件で3人のお姉ちゃん達と生き別れとなった主人公。
長い時を経て再会したお姉ちゃん達はいずれも負けず劣らずの超ブラコンで、会えなかった時間を埋めるかのように濃密な姉弟イチャラブを...というストーリー。
本は早くに確保していたのですが、全編読みきれずに紹介の日となってしまいました、スミマセン。
本編は、序盤から豪快に飛ばしています。
3人の異なる個性のお姉ちゃん達が弟をひたすら可愛がる美少女文庫作品、と聞いて期待する内容にきちんと応えてくれている一冊です。



さて、姉ゲーは1週間前倒しのチェックです。


『姉小路直子と銀色の死神』(みなとカーニバル)



姉小路直子と銀色の死神

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みなとそふとの姉妹ブランド・みなとカーニバルから期待の姉ゲー新作です。
タカヒロ氏が姉ゲーに回帰&白猫参謀先生も参加と、長年の姉ゲーファンにはこれだけで感涙モノ。
どうしようかな~と迷っているなら、まず体験版を落として、最後までプレイ。
本作が単なる「姉も出るゲーム」ではなく、姉好きのために製作された姉ゲーであることが分かります。
最後にOPが流れます。体験版で一通りプレイした後にOP見るのがベストです。

弟の保護者兼良き指導者で、何だかんだで甘やかしタイプのお姉ちゃんは、姉系ローカルアイドルグループの一人。
姉、年上に囲まれて日々を暮らす主人公の学園に、フィンランドから銀髪の美少女留学生が転校してきたことで騒動が巻き起こり...というストーリー。
全姉連での紹介記事は、前月のものを参照してください


『ミライカノジョ』(PULLTOP LATTE)

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現在のカノジョと、時間を超えてやってきたもう1人の同じカノジョと付き合うことになり...という趣向の作品。

いつも軽口を叩き合う悪友系ツンデレな幼馴染みのおねーちゃんが登場。
瀬名乃々華おねーちゃん(CV:月野きいろ)

主人公とは幼馴染。 明るく、気さくなタイプで、運動は学園でトップクラス。 料理も得意。

主人公のことを出来の悪い弟として扱っているが、
好意も持っていて、なんとなく「このままこいつと
結婚するのかな」 とか思っている。
馴染んだ主人公にはつい口より先に手が出てしまうことも
あり、一人の時に後悔してどんよりと落ち込んだりする。

いいねいいねー。
ツンデレ気味で軽口叩き合う仲なのに、漠然と結婚まで意識するような年上幼馴染みおねーちゃん。
出来の悪い弟扱いも大歓迎!

幼馴染みのおねーちゃんは、実姉とはフィールドが異なるとは言え、「望んだ時にはもう手遅れ」という点では共通なのです。
その意味で、幼馴染みおねーちゃんとの日々を疑似体験させてくれる姉ゲーは実姉ゲーと同じく尊い。
幼馴染みすらいない総裁は、強く思うのです。