今週の姉しよ2
タイトルの「今週の」という部分には、もう意味はありません。慣習的に。
◆
『姉、ちゃんとしようよっ!番外編2 嵐を呼ぶバレンタイン』(ソフトガレージ)
待ちかねていた番外編ノベルの第2巻。
1巻目の『夢見るクリスマス』よりもぐっと奔放・大胆になった感じで、
まさに「番外編」の名にふさわしく、1巻に比べてギャグの質・量もアップ。
楽しめると思います。
「俺とお姉ちゃんと南の島」
空也と翔を追いかけて南の島へやってきた海お姉ちゃん、サバイバル要員のねぇねぇ、
巻き込まれ体質故に連れられてきた姉貴。
海お姉ちゃん視点から繰り広げられるB級映画のノリのストーリーで進行。楽しい~。
「俺とお姉さまと乙女の園」
勘の良い弟なら、おそらくその予想通り。舞台はあれのパロディです。
もともとがパロディを上手く取り込んでいる原作のこと、こんな話もよく合います。
パロディといっても、舞台設定がそれなだけで、内容はいかにも姉しよ。
お姉ちゃんズ総出演ながら、綺麗にまとまっていますね。4話中、一番笑いました。
「俺とモトカノと冬の海」
出ました、ゲーム本編では本当にちょい役だった京(みやこ)が登場する話。
従ってオリジナルキャラとなるわけですが、個性的でおもしろく動いています。
ストーリー展開は、もしかしたら賛否が分かれるかも知れないんですが、
私はアリだと思いますよ。なぜって、あれ、非常に「空也」らしいから。
「俺とみんなと嵐を呼ぶバレンタインデー」
お姉ちゃんの愛を一心に受ける空也のバレンタインデーの一日。
お姉ちゃんそれぞれによく特徴が出ているんですが、もしかして時間切れだったとか…?
ちょっと煮詰まってないように感じてしまいました。だとしたら惜しい。
と、久々にレビューっぽく書いてみました。
姉しよファンなら買ってソンのない1冊。
ただし、全く「姉しよ」を知らない場合は、ゲーム本編かパラダイムノベル版を読んでから
手を付けることを推奨します。
あとがきに、姉祭りでのチャット(第4回)の話かなと思われるメッセージあり。
こちらこそ、あの時は楽しかったです。ありがとうございました。
第3巻も是非出して欲しいので、ちゃんとアンケート葉書出しておきます。
◆
ねーたんのムービーが公開されています。
カットインが印象的。
テスト版は「来週辺りで一旦公開終了」らしいですよ。
◆
<2月26日追記>
姉しよのインターハートが送る、β版無料公開中のオンライン麻雀「ま~じゃん王国」で、
閑古鳥が泣き叫びまくっています。
金曜の夜でさえ4人集まらず、AIプレーヤーを入れないと打てない有様。
そこで、我ら弟一団が場を乗っ取って、勝手に大会を開きたいと思ってます。
大会と言っても、優勝や順位を決めるわけでもなく、単に集まって打つだけです。
4人集まれば決行。
時間は、今晩(土曜)の日付が変わる頃ぐらいからでどうでしょう。
ロビー=チャットルームも当然完備しているので、チャットだけの目的でも
楽しいかも知れません。
◆
なお、ちょうどその頃から、HATATIさんが姉しよラジオを始めるそうです。
コメント[2]
前略
この度は拙作へのご丁寧なレビューをお寄せ頂き、ありがとうご
ざいました。
果たして、総裁さんをはじめみなさんのご期待に沿えた作品に
なったでしょうか。
ご指摘のあった第四話の散漫な印象はおそらく、個々のお姉ち
ゃんたちとのエピソードを羅列しただけの形になってしまい、それ
らを結ぶ展開をきちんと描ききれなかったのが原因ではないかと
思います。この点は大いに反省しております。ちなみにこのエピ
ソード自体は、実は第一巻用に用意していたものでしたが、発売
時期の関係で二巻に回したものです。
実は個人的には、総裁さんが一番気に入っていただけたという
第二話の方がもっと煮詰めたかった作品でした。ご指摘のように
あの作品のパスティーシュを目指して書いたものの、途中から
すっかり「うる●やつら」になってしまったのが、未だに謎です。
第三巻はあるのか? ということですが、実はすでにソフトガレー
ジさんのウェブサイトにゴニョゴニョ……、というわけで、近々鎌倉に
ロケハンに行ってくる予定です。
末文となりましたが、前回、そして今回とみなさんからお寄せい
ただいたご意見ご感想や、温かい励ましのお言葉が執筆に際し
て本当に心強い味方になってくれました。ありがとうございます。
改めて御礼申し上げますとともに、今後ともどうぞよろしくお願い
申し上げます。
以上、長々と失礼しました。ごめんください。
草々
Posted by 佐々宮ちるだ at 2005年2月27日 20:33
丁寧なご挨拶、ありがとうございます。
僭越ながら、思ったまま素直に感想書かせてもらいました。
お世辞でもなく、1巻に比べて一層面白くなっているように
感じました。
佐々宮さんも、ぐっと姉しよの世界がなじんできたように
お感じではないでしょうか。
第二話のように、多人数がお互いにドタバタするストーリー
は楽しいですね。書く方は大変だと思いますが。
言われてみれば、確かに途中から友引高校…(笑)
こちらの方こそ、ファンとの交流を持っていただいて
嬉しく思います。
第3巻は5月半ばとなると、これから大変そうですね。
全姉連をはじめ、弟一同応援しています。
機会があれば、また各所のチャットでお会いしましょう。
Posted by 全姉連総裁 at 2005年2月28日 02:43