『Radio School Days』第25回のスーパー弟タイム
『Radio School Days』第25回のスーパー弟タイム
少々間が開きましたか、スーパー弟タイムの発動。
今回もまた姉ゲーみたいなシチュエーションが現実に。
(14分過ぎから)ハガキ「やはり、姉と弟の関係と、兄と弟の関係というのは違うのでしょうか?そこについて、ぜひキモ河原木さんの意見を聞きたいのですが、よろしくお願いします」
岡嶋「って、もうなんかね、スーパー弟タイムをやってくださいということですね、一言で言うと」
河原木「あ、でも(兄と弟の関係とは)違うと思う。姉・弟って、最初さ、お姉ちゃんの方が力も立場も上じゃん。これ、ある日突然、弟の方が力とかが強くなり、立場が逆転する、というか、なんか、ある部分で、かなわないって思うときがあるわけ」
岡嶋「おお」
河原木「そうすると、なんか、ちょっと意識が変わるよね」
岡嶋「ふぅん」
河原木「なんだろう、弟をすごい下に……『もう、この子しょうがないな』と思っていたものが、『頼りになる…!』って(笑)」
岡嶋「(笑)」
河原木「きゅん♪ みたいな?」
岡嶋「ちょっと胸ときめく瞬間?」
河原木「そう!で、なんかね、ちっちゃかったわけよ、本当に背もちっちゃいし。そんなのが、自分の身長を超してって、背中が広いなって感じたときとか…」
岡嶋「お父さんみたい…」
河原木「お父さんの話じゃないよ!弟の話!で、ほら、あたしはよく弟のパンツをはくわけじゃん。洗濯物のTシャツとかを着て、おっきかったりすると、『はぁ…男になって…』…(笑)」
岡嶋「(笑)」
河原木「って思うわけ、お姉ちゃんとしては。そういう楽しみがある。けど、男だとさ、ずっとこの関係のまま来るじゃん。」
岡嶋「しかも、なんかどっちかって言うと、ライバルみたいな感じになる…」
河原木「もあるだろうね。」
岡嶋「超えられない、お兄ちゃんを超えられないとか、弟に超えられてくやしいとか。そういう闘争心みたいなのが付くから、やっぱり…」
河原木「それは…、うちの弟の素晴らしいところは…」
岡嶋「あー、はいはい」
河原木「言ってもいい?」
岡嶋「言ってもいいよ、弟タイム、十分取るから」
河原木「弟はなぜか私のことを尊敬しているの」
岡嶋「……なぜ?」
河原木「分かんない。これはね、家族の中の七不思議の一つ。何で尊敬してるんだろうあの子、みたいな」
岡嶋「どこがいいんだろう?」
河原木「『やっぱ志穂ちゃんすげえよ』って言ってるんだって」
岡嶋「やっぱりこう落ちてくところがいいのかなぁ」
河原木「あっ、そこかぁ…。なんだ、もっと良いところを言われてるんだと信じて今まで来たのに」
岡嶋「でも、弟から見たら、かなわない相手みたいに思ってる?」
河原木「思ってるらしい」
岡嶋「へぇ~」
河原木「私は弟を尊敬しているんだけどね」
岡嶋「してるね~。って言うか、しほちは弟がないと生きていけないじゃん」
河原木「生きていけない……。無駄にメールとかしちゃって……」
可愛い弟だとばかり思っていたのが、弟の中の「男」をハッと見いだして、異性としても見てしまいキュンとする。
………あるんだ、現実に。
弟の背中が広いな…なんて思ってときめくなんて、作家が僕らを喜ばせるために作ったファンタジーだと思ってたのに!
もう!もう!もう!
ああ、なんて素晴らしいお姉ちゃんなんだ。
やっぱ志穂ちゃんすげえよ!