2009年12月23日

今週のお姉ちゃんチェック

またもや『kiss×sis(キスシス)』イベント(クリスマスパーティー)は抽選漏れしまして、クリスマスイブイブはコミケ準備に終わった総裁です。
あこ姉りこ姉とクリスマスを楽しめた幸せな圭太クンがいたら、どんな様子だったか教えてくださいな。



まず先週のチェック漏れから行きましょうかね(土下座で)。

『あきそら 3(オリジナルアニメDVD付)』

amazon.co.jp


発売を一週間先と勘違いしていて、急に来てびっくり。
アニメの方は期待を裏切らないクオリティで安心しました。
作画良好で、変ないやらしさはなく、上出来だと思います。
河原木さんの声も大変似合ってらっしゃって、心配要素ゼロでした。
本物のブラコンお姉ちゃんがブラコン演じてるよ! と思うと、妙な興奮が走ります。何なんでしょう、これ。




PS3『Final Fantasy XIII』(スクウェア・エニックス)(音声が流れます)

amazon.co.jp


タレコミで教えてもらっていたんですが、実は姉ゲーだったようで。
ということは、今年最も売れた姉ゲーはFF13?
姉ゲーと呼べるものであったなら、ですが。
美味しいシーンなどがあったら通報よろしく!


『Pia♥キャロットへようこそ!!4』(カクテル・ソフト)

amazon.co.jp


シリーズのファンにとっては待望のPiaキャロ新作。

『G.O.』『G.P.』が、どうにも亜流っぽく見えて(ただのイメージであって、実際はどうだったのか知りません。プレイしていないから。)、ほとんど興味が持てなかったのに対し、『4』の番号を背負った今作には原点回帰と本気が感じられ、久々のファミレス勤務に腕が鳴ります。

最注目ヒロインは、もちろん朱美お姉さん(CV:草柳順子)。


Piaキャロット7号店の店長で太一の従姉。
生まれ育った町に新店舗をオープンするということで、
7号店を任されることになった。
主人公に対してお姉さんぶってみせるが、
抜けているのでどこか頼りない。


ちょっと頼りなさげな点は前作のまま。
そんな弱点を補ってあまりある可愛い頑張り屋お姉さんの姿も、きっとそのままのはず。
いちごみるくバージョンで使われている立ち絵のニコニコ顔で今年の年末年始は決まったようなもんです。
このイベントCGのような抱き方を「お姉ちゃん抱き」「姉ハグ」(*1)と勝手に呼んでいるんですが、朱美お姉さんと実によく似合っておられる...!

(*1)弟に夢中になるあまり、発作的に自らの胸に弟の頭を埋めさせる抱き方。姉の独占欲と姉弟の上下関係を象徴する行為。弟に大きな困惑と喜びを与える。


朱美お姉さんの相方とも言える、『3』の夏姫さんのようなクールなマネージャー役が『4』にも登場。
真柴さゆりお姉さま(CV:桃井穂美)。

Piaキャロット7号店のマネージャー兼フロアチーフ。 店長である朱美の右腕で、頼りになるお姉さま。 冷静で正義感が強く、女性には優しいが男性には やや厳しい面も。子供の頃に見た歌劇の影響で、 将来劇団員になることを夢見ている。 可愛い服が好きでコスプレが半ば趣味のようになっている。


冷静で正義感が強く、男性に厳しいのに、可愛い服好き...。
今、このお姉さまを照れさせたい衝動が猛烈に湧きました。


登場ヒロインは、他にも「永遠の19歳」のアリスママが気になったりしますが、お兄ちゃん大好きな妹キャラも含めメインヒロインは総勢8人。
100%姉ゲーではなくても、十分に楽しめそうな一本です。

『にわか姉』(桃色劇場)

amazon.co.jp


ありそうでなかったこのタイトル名。
ある雨の日、幼い頃一緒に暮らしていた姉と再会する。
そこに幼なじみお姉さんも乗り込んできて...というストーリー。


「しっとり濃厚な大人のお色気」
「男性受身」
「お姉さん二人と過ごす甘い生活!」
こんな言葉が踊る、まさに我々向けタイトル。

夏目雨弓お姉ちゃん(CV:花園朱実)。

雨の日にめぐり合った謎の女性。 しかし実は、小さい頃に健二と暮らしていたユキ姉その人だった。 当時高校生だった雨弓は、極度のブラコンで健二のことが好きだった。

家庭の事情で遠くで暮らすようになってからも、その気持ちは消えず、
どうしても他の人を好きになれない。

そんなある日、世話になった養父母から見合い話を持ちかけられる。
弟のことを忘れるためにも一旦はOKするが、
その日が近づいてくるにつれ、健二を思う気持ちがますます強くなる。
結婚が決まる前に、どうしてももう一度健二に会いたくなり、
正体を隠して健二のもとにやって来た。


単なる離ればなれの姉弟の再会ではなく、お姉ちゃんはワケありの密会。
もう一度、愛しい弟と会って気持ちを整理したい姉の気持ちに切なさを感じます。

対抗するのは幼なじみ・諌山ルキお姉ちゃん(CV:逢川奈々)。

近所に住むひとつ年上の幼馴染。 学校も小・中・高と一緒で、健二の母親とも仲が良かった。

性格はクールでちょっぴりシニカル。口は悪いが情にもろい。
自分を戦略家だと思っているが、空回りして玉砕するタイプ。
健二に対しては、背伸びしてお姉さんぶろうとする。

小さな頃からずっと健二の事が好きだったが、
負けず嫌いな性格で素直になれず、何も行動を起こせないでいた。
しかし、雨弓の登場でのんびりしてはいられなくなり、
あの手この手でアプローチを試みるように...。

ブラコンの実姉相手に挑む年上幼なじみ。
現実なら圧倒的に不利な立場のルキお姉ちゃんに勝ち目はあるのか?
勝利の鍵はツンデレかも。


パッケージ版、ダウンロード版ともに約3000円の低価格ソフトです。


『姉のいいなり』(スワンマニア)


amazon.co.jp


『姉 "の" いいなり』と『姉 "が" いいなり』では、一文字違いで大違い。
姉属性全体の約7割が支持すると思われる前者の方が、このタイトルです。

早くに両親を亡くし、姉弟2人で身を寄せた従姉の家。
母親代わりの姉と、2人を温かく迎えてくれた従姉にいつしか挟まれて...というストーリー。

『姉のいいなり』だけあって、
"姉は責めて責めて責めまくり、また、時には焦らしまくる"
と、Mっ弟(こ)に挑発的な宣伝文句が並んでいます。
よーし、そっちがその気なら、やられてやろうじゃん!
(と粋がっておいて、ゴロンと横になるだけなのがカッコつかないというか何というか)

ヒロインは2人。
豊田瑞稀お姉ちゃん。

姉は一流企業に勤めるOLさん。 モデル級のスタイルの良さが自慢で、 脚や足を使ったエッチな悪戯で主人公を からかうのが大好き。弟に対する強気な態度も、 素直になれないツンデレ気質。

脚と足。英語で言うとlegとfoot。両方使える器用な姉。
しかし、性格は不器用なツンデレ、と。

もう一人、従姉の中瀬美音(なかせ みお)お姉ちゃん。

従姉の女子大生。 優しく穏やか、料理上手で家庭的とまさに 理想的なお姉ちゃん! 一方で、巨乳を活かした 思わせぶりな態度で迫って悪戯してくる 小悪魔チックな一面もある。

姓の「中瀬」を変換しようとしたら、最初に「泣かせ」となって、ドキッとしてしまったんですが(なんの「ドキッ」なのかは深く考えないでおく)、天使と小悪魔の両側面を持った姉として楽しめそう。


スワン作品なので、低価格(2940円)。DL版も発売されます。


今週は姉コミックも。

『DCD』田口ケンジWebコミック クラブサンデー連載)

9人の能力者に潜む殺人犯を追う姉弟を描くサスペンス漫画、第2話が更新。
実の姉弟ではない二人が、すっかり姉弟の雰囲気を醸し出して(主にヤミ姉のせい)、より一層姉コミックの様相に。
今回はお姉ちゃん風呂上がりショット、弟押し倒し馬乗りショットも。
異能の力を持ったばかりに世間から距離を置く二人の境遇は、どことなく『羊のうた』とダブります。
姉萌え漫画は既定路線のようなので、次話以降も楽しみにさせていただこうかと。


pixivから貼り付けることを覚えた記念にもう一枚、田口先生によるFF13のライトニング姉さん。

ああ、こんなにカッコイイ感じのイラストになると、姉キャラというのも納得できます。