2010年2月16日

今週のお姉ちゃんチェック

『姉魂っ ~sis-con!~』のサークル参加受付、公式締切が近づいてきました。

『姉魂っ ~sis-con!~』


締切後のロスタイム受付もありますが、確実な参加のためにはお早めに手続きを。

『姉魂っ』は"姉属性ONLYイベント"を掲げていますが、必ずしも兄弟姉妹の「姉」ではなく、年上幼なじみ、先輩、先生などなど、「おねーさん!」と呼びかけたくなるキャラクターであればすべて含まれます。
年上に可愛がられたい、いじられたい、いじめられたい...から、年上を恥じらわせたい、いじめてみたい...まで、あらゆる年上主義者各位のご参加をお待ちしております。

『姉魂っ ~sis-con!~』のチラシ絵師であり、全姉連の発行物の表紙絵も描いていただいたことのある千里きりんさんが原画を描かれた抱き枕カバーが発表。


カバーのデザインはこちら。


ここここここれはー!
総裁のぽんぽこ彼女様に瓜二つでいらっしゃる!
いつもちゅー止まりの関係だったのが、一気に進展してしまうんじゃないのコレ!

婚約の締切は3月28日、新婚初夜は4月30日頃とのこと。

『メイドなお姉さんはいかがですか?』(089タロー著/イラスト:長谷川ユキノ/二次元ドリーム文庫)


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先週のチェック漏れ。

一緒に暮らしてきたお姉ちゃん3人が、ある日を境に弟専属メイドさんになっちゃった!?
姉のパシリにされても喜べるタイプの弟にとって、「姉」と「メイドさん」の融合をどう消化するかはいつも頭を悩ませるところですが、その一人である総裁もこれは楽しめた一冊。
優しい母性型の長女、ツンデレ次女、ロリっ娘三女達による、姉でメイドなハーレム家庭生活が楽しめます。
昨日買ってきたばかりなので、まだ長女編しか読み進めていないのですが(一度に読破するのはもったいなく)、姉モノであることを強く意識して書かれていて、ニヤつきっぱなし。
お姉ちゃんは主人公のことをメイドさんらしく「ご主人様」と呼ぶようになった一方で、興奮するとつい「ユウ君」と呼んでしまうのも良い配慮。

...今にして思えばその最中、確かに天音は優一のことを『ユウ君』と呼び、自分のことを『お姉ちゃん』と言っていたのだ。  悶える様子からして、ついつい本性が出てしまったというのが妥当な考えだろう。そしてそれは、彼女が『メイド』としてではなく『姉』として、また『女』として、自分を愛してくれているのだという安心に繋がった。

姉からメイドさんに転職したのではなく、メイドさんの肩書きがプラスされた、と思って読める姉ノベルでしょう。

『しすたー・すきーむ2』(M de PINK)


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謎の人物から「姉弟で○○をしろ」の脅迫文を送られ、指令がエスカレートしていく中で姉弟の関係にも変化が現れて......というストーリーで、姉ゲーの中でも名作に挙げたい『しすたー・すきーむ』に4年ぶりの続編(新作)が登場。
全姉連会報(第9号)でも推奨作品として記事を書きましたが、これは設定だけみると一見鬼畜なように思えてそうではなく、実は姉と弟の想いが近づいていく過程を描いた良作なんです。
そんなセクハラ的な内容を姉弟で!? と思う指令を、律儀に、大して照れずにこなしていく安城姉弟が変にリアルだったのも印象的でした。

状況設定はそのままに、登場人物は一新した上にお姉ちゃん1人増量しての『しすたー・すきーむ2』が今週発売。

主人公 『梁川潮里 (やながわしおり)』 には二人のお姉ちゃんがいました。 周囲にシスコン呼ばわりされ、このままではいけないと思った彼は、お姉ちゃん依存から脱却しようと決意します。

しかし、そんな矢先、彼の元に差出人不明のメールが届きます。
『お姉さんと学校でキスした写真を送ってください。さもないとあなたの恥ずかしい秘密を公開します』 ......と。


お姉ちゃん依存脱却なんてする必要ないぞー!
と呼びかけたくなるほどのお姉ちゃんが2人登場。
梁川あまねお姉ちゃんと梁川美咲お姉ちゃん。


長女の梁川あまねお姉ちゃん(CV:野々村紗夜)。

主人公の2つ上の姉。 しっかり者で、主人公が甘えてきても、甘やかしすぎない。 本気で怒らせるとお説教タイムに突入するので注意。

甘やかしすぎないお姉ちゃん。
良いです。「厳しい」ではなく「甘やかしすぎない」お姉ちゃん。
思えば最近は糖分を採りすぎていた気がします。弟生活習慣病の予備軍です。
真面目なお姉ちゃんにお説教を受けたい気分が高まってきました。
同時に、そんな真面目なお姉ちゃんとえっちな指令をクリアしたい気分も。

もう一人、次女の梁川美咲お姉ちゃん(CV:織田マリ)。

主人公の1つ上の姉。 年齢が近いせいで、いつも姉弟喧嘩をしている。 ちょっとでも失言があるとゲンコが飛んでくる。

姉弟喧嘩とかゲンコが飛んでくるとか、負け組にとっては憧れですらある言葉が並んでいますが、美咲お姉ちゃんのキャラクターデザインいや正確にはボディーデザインに、いつもと違う方向から弟心を射抜かれました。
お姉ちゃんのゲンコを期待した上で言っちゃうと、この早熟なぽっちゃり感がリアルでたまらんのですよ!
ナイスバディさんばかりが登場する夢と希望の姉ゲーもいいけど、時には等身大の飾らない姉ゲーもプレイしたいのです。
前作の良さがリアル感(あくまで虚構の上での)にあると言いましたが、これを受け継いでいるんじゃないかと思う根拠の一つが美咲お姉ちゃん。
もう、ふかふかですよ?
いいなぁ、抱きつきたくなるお姉ちゃん。多分10年前には持たなかった欲望です。
姉属性とは関係ないけど、私服の「403 Forbidden」Tシャツが気になります。
これ着ている時は、おっぱいアクセス禁止?

『ズブ濡れの義姉・香澄「私の水着にそんな汚いもの、染み込ませないで!」』(オーバードーズ)


『ズブ濡れの義姉 香澄』


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えーと、水に濡れた女性フェチってあったと思うんですが、その方面の姉ゲーでしょうか。
廃部寸前の男子水泳部所属の主人公。
同じ学園に通う水泳部特待生の義理の姉に泣きつくが、冷たくあしらわれてしまい、ある日その義姉の秘密を目撃した主人公は......という話。

正ヒロインの伍藤香澄お姉ちゃん(CV:ももぞの薫)。

主人公に対して冷たい態度をとる義姉。 両親の不仲により1年以上会っていなかった。 発言に歪みがなく、冷静な態度と時折見せる微笑に頼る人は多い。 そのため女子水泳部のキャプテンを勤め、教師たちからの信頼も厚い。

自分にも部員にも厳しい態度をとる鬼教官の一面もあるが、慕う者は多く悪い噂はない。
学園から期待され、特設された特待生専用シャワー室を自由に使える。
潔癖症で、常に清潔さを求める所もある。

義理ではあるが弟の主人公に対しても冷たい態度をとるのには、理由が......?


序盤はかなり冷たく見下される予感。
その分、「高慢な姉を屈服させてみたい」嗜好の姉属性はテンションが上がるハズ。
主人公に対する冷たい態度は、それはもう愛情の裏返しだと信じて疑わないのですが、果たして。


水泳部が舞台だけあって、公式サイトの画像ギャラリーはオール水着シーン。
姉の水着姿が大好きな弟クン達は絶対に見逃せない1本。

『ぴゅあらっ!』(しゃくなげ)


ぴゅあらっ!応援中!

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純愛主義の主人公に迫る貞操の危機? がコンセプトらしい学園モノ。

注目ヒロインその1は、敦丸咲先生(CV:御苑生メイ)


ざっくばらんで適当な年下好きなお姉さん系担任教師。
だがその正体は公安99課偽書調査室所属の調査員。
しかして実は年齢(25)=彼氏いない歴な寿退社を夢見る
乙女(四捨五入で三十路)


いいぞー!
こういう適当に生きてる風のおねーさんが大好きだ!
年齢にまつわる設定やその書き方にビビッと来る。
キャラクター相関図で主人公に向いた矢印の「押し倒して寿退社一直線」が興味をかき立てます。押し倒されたい!押し倒されたい!


もう一人、矢間口美晴ちゃん(CV:成瀬未亜)もチェック。


礼一が住むアパートの住み込み大家の娘で、一つ屋根の下で兄妹然として育ってきた幼馴染みの優等生。
時々お姉さんぶる時も。
密かに礼一に想いを寄せるも、押し掛け組の家事の面倒まで見る羽目に。貧乏くじ系良妻賢母。


年下なのに、面倒見が良すぎてお姉さん化している様子。
他のサイトでは「姉のような幼なじみ」とも紹介されているので、兄妹然しているからといって手を付けないのはもったいないかも。



『コミックPフラート VOL.4』(MAX)


現在発売中の『コミックPフラート VOL.4』に、よこやまなおき先生のあの『発情初姉』が掲載ですと!?
ブラコンをこじらせてネジが飛んだ初姉の新作が読めるとですよ!

同誌には、今月姉コミック『なま・姉』が発売される七瀬瑞穂先生の作品も掲載されていたりして、実に我々向け仕様。


(のんちさん、タレコミ多謝)



『Kiss×sis』のWeb限定グッズ販売が開始。
クリアファイルとお風呂ポスターです。
年末のクリスマスイベントで先行販売されたというグッズ。
行けなくて涙を飲んだ圭ちゃん達はチェック。



もう一つの姉アニメ重要作品『あきそら』のOVA化が決定し、公式サイトがオープン。
年齢制限に関しては一言も触れていないところを見ると、やはり制限無し、しかし実態はゴニョゴニョということに?



世間では、なのはハルヒだと大騒ぎの中、誰からも観に行ったとの話を聞かない『おとうと』を観に行きました。

夫に先立たれ、女手一つで娘を育ててきた真面目な姉・吟子(吉永小百合)と、うだつの上がらない大衆演劇役者の弟・鉄郎(笑福亭鶴瓶)。
若い時からお調子者で、迷惑ばかりかけてきたごんたくれの鉄郎は、親戚からも疎まれ、次第に距離を置くようになっていた。
そんな彼が何か問題を起こしても、姉だけは彼をかばい、叱ってきたが、ある事をきっかけに姉弟はケンカ別れをしてしまう。
それから数年後。弟が倒れて、もはや余命幾ばくもないとの報せを聞いた姉は......。

他人ならば愛想を尽かしてもおかしくないほどの問題児の鉄郎を、それでも姉が見放さないのは、単にそれが家族としての義務だからではない「何か」があるから。
その「何か」(月並みに言えば「姉弟の絆」か)を感じ取ることが姉属性人にとっての目的となるでしょう。


言っときますが、萌えとかはほぼ無理ですし、シスコンやブラコンなどの要素はほぼゼロですからね。
まじめに姉弟愛を考えたい求道者向け。


『男はつらいよ』でさくらが寅さんを「お兄ちゃん!」と呼ぶのを見ると、いい歳して「お兄ちゃん」かよ、と内心ツッコミを入れていたのですが、鶴瓶師匠の「お姉ちゃん!」のセリフは何だか許してしまうのは一体なぜだろう。