ブラコン声優列伝・藤村歩お姉ちゃん編
ブラコン声優名鑑に、藤村歩お姉ちゃんの名前も刻まれることになりました。
きっかけは『ラジオ『空の境界』 the Garden of wanderers』第3回。
藤村さん演じる黒桐鮮花が妹キャラであることにちなんだ「わたしだけのおにいちゃん」コーナー(=「おにーちゃんだいすきーな妹オブ妹・鮮花に言って欲しいセリフを募集します!」)で弟スキーなブラコンが露見する面白い展開に。
ゲストの柿原徹也さんが妹シスコンであることまでネタにされるカオスなトークになっていますが、せっかく全部テキストに起こしたので、そのまま載せます。
メール:妹に言ってもらいたいセリフ「浮気しないで!」
柿原徹也:かっ!
藤村歩:かっ、って!
柿原:これ、妹に言われるんでしょ?実際俺も妹いるんだけどさ。
藤村:大好きなんだよね?
柿原:大好き…(笑)
藤村:鼻、超ふくらみましたよね?
柿原:大好きといえば大好きだし、
藤村:むふんってしました、今、顔が。
柿原:そういうんじゃないんだよ~違うんだけどな…
藤村:そういんじゃないの?そういう、鮮花みたいなマジで好きってことではないんだよね。
柿原:心配、もう。家族愛?
藤村:うーん、でも分かる気がする。私も弟がちっちゃいから、本当に、今は小学校6年生だから、あんまりそういうことは思わないんだけど、昔は、ホント赤ちゃんの頃は、この子が将来、こう今は家庭でね守ってられるけど、そのうちさ、いやでも学校に通わせたりしなきゃいけなくて、外界に触れるんだって思ったら、もう~~、もう~~!ってなるんだよ。
柿原:(笑)
藤村:そういうことじゃなくて?
柿原:そういうことです!(妹が)初めて付き合う異性は、俺が選びたい。
藤村:いくつですか、妹さん。
柿原:22。
藤村:え、もう付き合ったりしてるんじゃない?
柿原:いや、それは…
藤村:(笑) お兄ちゃんには打ち明けてくれてないんだ。
柿原:全然話してくれないし、連絡しても返ってこないんだよ、ホントに。
藤村:さびしいね。連絡しても返ってこない?嫌われてんじゃないの?
柿原:嫌われてない!断じて嫌われておりません!
藤村:可愛がりすぎて、「ちょっとうざい」って思われてんじゃ?
柿原:それも一か月に一回とかだよ、連絡も。それって…
藤村:一緒に暮らしてるんじゃないの?
柿原:一緒に暮らしてはないです。でもやっぱ、家の近くには住んでいるんですけど。
藤村:うざいんじゃない?
柿原:うざくない!全然うざくない!
藤村:過保護すぎちゃって。
柿原:ちょっとそれは…。これ鮮花のコーナーだよね。ま、気持ちは分かるんだよ鮮花の気持ちは。ただ、そういうエスカレートな気持ちじゃなくて、本当に親心だよね。やっぱ日本に一人しかいないからさ、身内が、だから俺がどうにか…そう、あの、保護者的な目で見ておかないとなって思うんだけど、やっぱでもそろそろ妹離れしないといけないのかな、とも。
藤村:多分妹は離れてるんだと。
柿原:(笑) そうだね。
藤村:妹的には、離れたい…離れたい?
柿原:ちっちゃい頃は可愛かったんだよ?「お兄ちゃん、お兄ちゃん」ってくっついてさ。
藤村:今の会話聞いてても思うもん。相当過保護にしてるんだろうなって。
柿原:あの時代がなつかしいな。でもそんな「お兄ちゃん、浮気しないで」って言われたら俺どうなんだろう。
藤村:そうだよ、今のを妹さんに言われたらどうですか?
柿原:俺、これさっきの(読まれたメールの)3つのセリフね、「私は兄さん以外あり得ないんです」、これはちょっとダメね。これはやばい、お前、俺なんかよりもっともっと全然いい男はいっぱいいるって思うので、これはね妹にはお勧めできないんだけど、さっき藤村さんが言った、「お兄ちゃんには、ピンクのそうめん!」、これはいいよ。これ、嬉しくない?
藤村:うーん、ああ、でも…
柿原:弟に言われたらどう?「お姉ちゃんには、ピンクのそうめん!」って。
藤村:いやぁ~~!やっばいね~~!
柿原:やっばいっしょ!?
藤村:やばいね~!これ、やばい。もうグリグリしちゃうね!
柿原:(笑) 分かってんじゃん!そういうことだよ。
藤村:分かる~!もうっ、もう~~!ってなる。
柿原:一番美味しいところをくれるとかさ。
藤村:もう何でも買うたるでぇ~ってなる。
柿原:やっぱ、結構ブラコンなんだね。
藤村:うん。この間、弟におみやげをもらったの、軽井沢かなんかに入ったおみやげをもらって、それだけでもうね、嬉しくて嬉しくて、多分何百円かのキーホルダーなの。でもね、本当に嬉しくて、「何でも欲しい物言え」って、何千円のプレゼントを…
柿原:(笑) 姉ちゃん安いぜ、とかって多分思ってる、弟は。
藤村:何でもいいよって言ったの、でもそれが一番欲しいっていうから…。あ、もうあたしの話ばっかりしてる。
柿原:いやいや、いいんだよ、俺はそういう話を聞くとね、俺は「一人じゃないんだ」って思うね。
藤村:同じだよ。
柿原:だよね。もう妹に俺はメール送るもん。普通に「元気?」っていうので書いてこないんだったら、俺は「最近、ちゃんと美味いもの食ってるか?ごちそうするぞ?」っていう風に送らないと返ってこない…
藤村:(笑)
柿原:そういう物で釣らないと、ちょっとダメになってくるから、弟さんも。
藤村:ホントに?ええ、やだそんなの…
柿原:「姉ちゃんに美味いもの食わせてもらうためには、姉ちゃんがご機嫌になるようなこと言っておこうぜ」みたいな。
藤村:そうなんだぁ。
柿原:「お姉ちゃんこの前の芝居サイコー!」って言い始めるぜ。
藤村:いやだぁ、やだよぅ。
柿原:弟ってそんなもんなんだ。
藤村:抱きしめたりとかすると、すっごく嫌がるの。
柿原:うわぁぁ!
藤村:でもね、でも、物をあげたときは、すごいね、土下座してお礼をしたことがあるの。向こうが、あたしに、「ありがとうございました」って土下座をしたの、土下座って言うのかな?手を付いてね。でも、うにゃー!って抱きしめると、「うえっ!」ってやられるの。
柿原:分かる。俺もそれ小学校5年生で卒業した。妹が小学校2年生のときに。
藤村:そっか。あたし二十歳過ぎてるんだけど…。
柿原:それは歳が離れてるからなっ。
藤村:そっか。はい、ちょっと微妙な気分になったところで。
1982年生まれの藤村歩お姉ちゃん、14歳離れた弟をとても可愛がっている様子が目に浮かびます。
可愛いこの子がいずれ学校のような外界に触れてしまうなんて、と思っちゃうあたり、相当な過保護気質です。たまりません。
抱きしめると弟が嫌がるってのもお姉ちゃんにとっては寂しいことでしょうが、12歳ということを考えると仕方ないと思います。この年頃特有の照れですね。
諦めず、しかし過剰にならずに抱きしめ続けていけば、数年で大人しくなって、どこへ出しても恥ずかしくない立派なシスコンに成長します。間違いない。
藤村歩さんのことをよく知らなかったのでWikipediaで藤村歩を引いてみると、こんなニュースに誘導される。
フリートークでは、煉のような弟がいたらどうか?という問いに、 (中略) 劇中で姉様と呼ばれる藤村さんは、「実際に14才離れた弟がいるので、おなかいっぱいです」との事。
うん、人前でもきちんと弟のことを隠さず言える良いお姉ちゃんだ。
しかし、12歳の弟からすると、14歳年上のお姉ちゃん(年齢構成的には磯野家姉弟の24歳対11歳に近い)と、さらにはもう一人その間にお姉ちゃんがいるってことか…。勝ち組にも程がある。こんな素敵なお姉ちゃんの下に生まれたんだから、これからも姉孝行しろよ!
というわけで、藤村歩お姉ちゃんもブラコン発言監視対象になりましたので、どこかで問題発言をしているのを聞いたら通報よろしくお願いします。
(本郷弥生さん、タレコミ多謝でした)