今週のお姉ちゃんチェック
コミックマーケット78(夏コミ)まで一か月を切りました。
全姉連の新刊は既に入稿完了しています。
日曜日(3日目)東メ-54bです。
お待ちしております!
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『未亡人 沙苗 「私が初めてでいいの......?」』(CATTLEYA)
3月に開催した姉オンリーイベント「姉魂っ!」にて販売したイベントカタログ(夏コミ時、全姉連のスペースで再販します)に、リアル姉自慢という爆弾原稿(と本作の忍ねーちゃんのカット)をお寄せいただいた、年上女性専業メーカー・CATTLEYAさんの新作です。
舞台は寂れかけた商店街。
年上ウケのいい平凡な学生が、定食屋の未亡人、不動産屋を営む母、酒屋の看板娘、呑み屋の美人女将達に囲まれ、「あこがれのご近所さんに筆を下ろしてもらうADV」。
ストーリーやキャラクター紹介を読む前に、ぜひ開発者の一言を読んで欲しい。
年上好きが作ってます、という姿勢がビンビン伝わってきます。
と同時に、本作がどういうコンセプトのもとに作られたのかもよく分かる紹介文。
魅惑の熟女軍にまぎれ、まるで主人公の姉のような酒屋の看板娘・尾形忍ねーちゃん(CV:紫苑みやび)が登場します。
西熟橋商店街にある 『リカーショップおがた』 の看板娘。
ちゃきちゃきした性格ではっきりしない男が大嫌い。
都会の学園を出て暫くは普通に就職していたが、一年前に
実家を手伝う為に故郷へと戻ってきた。高齢化が進む商店街の住人の中で司の次に若い。
その為、司が子供の頃から自分の家来のように扱っている。
司に対しては常に辛口だが子供の頃からのことなので
悪気はなく、司も本人も特に気にしていない。
司を鍛えるためと称して『リカーショップおがた』で
アルバイトさせている。黙っていれば美人でスタイルも抜群なので
都会にいる時はとにかく男に持てたらしい。
しかし、司にとってはすぐ切れる近所のお姉さんでしかない。
自分の魅力が分からない司を忍は事有るごとに
童貞小僧呼ばわりしてからかっている。
ダウンロードした体験版で忍ねーちゃんにさっそく可愛がっていただいたのですが、まさに上記の通りの性格。
常に主人公の一枚も二枚もうわてで、考えていることはすべてお見通し、本当に男の子ってしょうがないわね...と言いつつ、ちゃんとリードしてくれる頼れるねーちゃん。
忍おねーさまが相手してあげてるのよ、みたいな物言いはするけど嫌味な感じはしない、絶妙のバランスです。
主人公も(忍ねーちゃん相手に限らず)年上大好きっ子な様子なので、感情移入度も問題ありません。
全姉連的な一押しは忍ねーちゃんですが、「こんなおばさんでいいの...?」と年齢で自嘲する萌え熟女ももちろん登場しますので、ご心配なく。
ところで、「姉魂っ!」の打ち上げでディレクターの松井さん(社長)とお話しする機会があったのですが、物腰の柔らかい紳士で、まさにゲーム内のヒロインに可愛がられそうな男性でした。
これでリアル姉持ち。
ああ、勝ち組ってこういう人か...
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ローカルテレビ局の人気のお天気お姉さん二人を姉に持つ、うらやましすぎる弟が主人公。
清楚で癒し系の美雨お姉ちゃんと知性派の美人・夕雨お姉ちゃん。
いずれも視聴者の憧れのお天気お姉さんだが、家では超ものぐさだったりヒキコモリだったり。
そんな姉と弟の、「ハートフルでちょっぴり歪んだ家族愛が大暴走」する話。
長女・水無瀬美雨(みぅ)お姉ちゃん(CV:小日向なつ)。
長女。ローカルTV局のお天気お姉さん。 「お嫁さんにしたい女性」「癒し系清純派」として視聴者に人気がある。 しかし、家の中では超ものぐさでお酒好き。 趣味はゴロゴロすること。晴れ女。 天性のおねだり上手で、にっこり微笑みつつ、弟である主人公のことを上手くコキ使う。 Hは徹底的に甘やかせ系。
外で見せる顔と家で見せる顔が違うお姉ちゃん。
こういう意味でのものぐさお姉ちゃんっていいよね!
家族に対する安心感とかゼロに近い距離感とか。
風呂上がりでも無防備な姿をさらけ出しちゃうようなタイプと見ました。
お酒好きな美雨お姉ちゃんが酔っぱらって「大丈夫よ~、痛くしないから」 と弟に迫るシーンをギャラリーで確認。
次女の夕雨(ゆぅ)お姉ちゃん(CV:藤ノ森秋穂)。
次女。ローカルTV局の新米お天気お姉さん。
「知性派キャスター」「クールな美人」として視聴者の支持を集めることになる。
しかし、家の中では泣き虫でネガティブ系。
趣味はヒキコモリ(押入れに)。雨女。
Hの時にはスイッチが入りチョイSに変身。おずおずと責めてくる。
お姉ちゃんがおずおずと責めてくる......
ハードな責めはきついが、軽くお姉ちゃんにいじられたいライトMの弟くんには打って付けの設定?
知性派らしくメガネ装備。
美雨お姉ちゃんとの息も合っているようで、姉二人に挟まれる大変な生活が待っている予感。
なお、ダウンロード版、パッケージ版とも3000円前後の低価格レーベルです。
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『DCD』第9話配信開始 (田口ケンジ/Webコミック クラブサンデー連載)
前回張り切りすぎてオーバーヒートしてしまったヤミ姉。
クロ君に看病されながら、運命の日のこと、"恥ずかしい"過去、今回のことの発端を語る回となっています。
白日の下にさらされるのは過去ばかりではなくヤミ姉の露わなお姿も...。
頼もしいお姉ちゃんバディにうっとり。
今回もアンケートに五つ星付けさせていただきましたが、お着替えシーン(ぱんつはいてない)があったこととはおそらく関係ありません。
それにしても、上のpixivでのコメント、
■地元の両親が1巻を見て「この娘...ボイン過ぎない?」と感想を述べてきたので、「俺の趣味だ」と返してやりました(身内に言うこと?)。
なんと男らしい返し方。
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EMOTION the Best 『タクティカルロア』 DVD-BOX
2006年1月期放映の姉アニメ『タクティカルロア』もBest版DVD-BOXで今週登場。
amazon価格6061円。
護衛艦「パスカルメイジ」艦長の美咲七波お姉ちゃんと漂介くんの姉弟ラブストーリー。(異論不可)
1クールでまとめるには風呂敷を広げすぎてしまったことが惜しまれる作品ですが、姉目当てで見ている分には楽しい姉アニメでした。
妄想力豊かなアネスキーには、かなり自己補完しがいのあるアニメだと思います。経験者談。
先日は『刀語』で七実お姉ちゃんが活躍、
今週は『タクティカルロア』で七波お姉ちゃんが復活。
いずれも中の人は中原麻衣さん。
名前に七が付いて、中原麻衣さん演じる姉キャラに何かの因縁が?