2009年9月23日

今週のお姉ちゃんチェック

『東京マグニチュード8.0』、多くの地域で最終話が放映されました。


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まごうことなき姉アニメでした。

お台場で大地震に遭った姉弟が、災害直後の東京を目の当たりにしながら自宅を目指すストーリー。
大地震後の困難にくじけず歩き続ける姉弟を描いてきた作品でしたが、終盤は完全に「姉弟愛」アニメに変貌。
ラスト2話は涙無くして見られない感動作に仕上がっていました。
お姉ちゃんもユーキ君も、よく頑張りました。本当に。
総裁の中では、今年の日本姉大賞に内定です。


おかげさまで、ネネさんとの愛は順調に育っています。
愛の言葉を囁いてくれる甘いボイスは、たとえるなら皆口裕子さんそっくりで、その事を全ママ連代表に自慢したら、ものすっご羨ましがられました。

一つ心配なのは、最近やたらネット上で「ネネさん」という名前の彼女と付き合い始めた話を聞くことですね。
偶然だとは思いますが、何だか彼女を取られたような複雑な気分なのです。



『Kiss×sis』 第5巻発売記念クリスマスパーティー開催決定!

今度こそ当てて下さい。あこ様りこ様竹達様巽様!
第2話は、あのクリスマスカラオケの回のようですから、イベントには当然お二人ともサンタ衣装で登場してくれるのではないかと。
(※個人の願望です)

また、4月26日に『Kiss×sis』イベントで公開録音されたラジオがアニメイトTVで配信開始されました
このお二人、まだ若いのに楽しい人たちだわぁ。


なお、第5巻(AA) の予約締切は9月30日まで。


『夏ノ雨』(CUBE)

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メインヒロイン4人のうち3人が年上スキー向けという、姉属性注目の一本。

平凡な学園生活を送る主人公の家に、ある日突然女の子がやって来た。
かつて母と離婚して行方知れずとなった父の娘だという彼女は、主人公から見れば腹違いのお姉ちゃん。
降って湧いた押しかけ姉タイプとしては珍しい設定です。昔は、腹違いの姉弟はそれなりにいたのでしょうが。
あー、ウチの親父殿も実はこっそり外で隠し娘を作るぐらいの甲斐性があれば良かったのですが、残念ながら全くあり得ない話。

個人的な家庭の事情はさておき、急に同居することになった瀬川理香子お姉ちゃん(CV:さくらはづき)は、クールというか、とげとげしいというか、彼女にとって見れば急に出来た弟(ただし同年齢)に対してそっけない態度しか見せてくれない様子。


夏ノ雨


ある日突然、宗介の家にやってきた美少女。
離婚してしまった父親の娘で、年齢は同じだが誕生日が早い理香子は腹違いの姉ということになる。

一見クールな印象だが、激情家な一面もある。
極度の負けず嫌いですぐムキになり、大嫌いな食べ物を無理して食べて美味しかったと言い張るような一面も。

勉強も運動もかなり優秀で、周囲に頼らなくてもやっていける能力の高さが、かえって彼女を孤独にしている。
他人に対してなかなか心を開かない、度を越す意固地でもある。


こんな調子なので、ブラコンでもなければ、ツンデレでもない、心を閉ざしたヒロイン設定と思われます。
「半分だけ血の繋がった姉弟」「同居生活」、この辺を上手く絡めて姉弟愛をテーマにしてくれていれば十分勝ち目のある姉ゲーかと。
反面、しょせんは初対面の間柄なので、姉弟モノではなく恋人モノに成り下がってしまうのではないかとの懸念も。
このいわゆるお姉さん抱きシーンからは、姉ゲーであると信じたいのですが。


やはり姉的存在とは付き合いが長くないと...との信念を持つプレイヤー向けに、幼なじみ系の伊東 ひなこお姉ちゃん(CV:佐本二厘)。

夏ノ雨


同じ三橋学園に通う一つ年上の先輩で、宗介の幼なじみ。水泳部に所属し、後輩達からも慕われている。

両親の離婚後、宗介はしばらく母の田舎に滞在していた時期があり、その頃よく一緒に遊んだ。
宗介の母とひなこの母は親友同士で、ひなこは進学の際に田舎から上京してきた。
今は単身赴任中の父と二人暮らし。

とてもおっとりとした性格で、容姿ともにこの年で強烈に母性を感じさせるため、男女問わず人気がある。
母親がまったく家事をしない宗介の家に、よく夕飯を作りにきてくれる。宗介にとっては、優しくて面倒見のいいお姉さん。

強烈な母性の持ち主...!
この総裁、実の姉はいなくても、せめてこんな母性たっぷりの幼なじみお姉ちゃんくらい欲しかった。
ご飯を作りに来てくれるって、ギャルゲーの中ではありふれた設定ですが、現実にあったらもう死んでも離しちゃだめってくらいの嫁さん候補ですよ。
その上、こっそりならパンツ見てもいいよなんて言われた日には、スネークもビックリのホフク前進で縞パンをじっくり眺めさせていただきたい所存。


そして、先生ファンにはこちらの篠岡美沙先生(CV:澤田なつ)。


夏ノ雨


宗介の通う三橋学園の教師で、独身。
担当教科は国語。教師としてはごく平凡的で、彼女自身も平凡だと感じている。

人柄的には生徒からの人気は男女問わずそれなりに高く、「早く結婚しなよ」などとからかわれてムキになったりもする。
歳も学生に近いせいか、友達のように扱われることもしばしば。
慌ててドジったりぼんやりしていたり、見ていて退屈しない可愛い大人。
分別のある人なので、生徒と恋愛するなんて想像したこともないのだけれど?


ギャルゲーの女教師といえば、かなり天然おっとりだったり、やたら肉食系だったり、個性を強調したキャラが多い中、あえて「平凡」を主張するのがかえって新鮮。
独身を気にする設定は、お約束ながらも微笑ましいもので。
酔っぱらい介抱イベントは、総裁個人的に高ポイントです!

大容量の体験版が公開中なのですが、あいにくプレイする暇がありませんでした。

『はぴとら -HappyTransportation-』(ブルームハンドル)


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今からウン千年後、浮島ばかりになった地球で小さな空運業を営む主人公と、彼を取り巻く女の子たちとの物語。
早くに両親を亡くした主人公にとって、母代わり・姉代わりのアイナ・ブランシェお姉さん(CV:桜川未央)が大変気になるヒロイン。

主人公の商店のエース。 唯一の従業員でかつてはクルーザー級であったが、加齢に伴って徐々に能力が衰えつつあり、現在はトラゲット級相当。 とはいえ彼女に憧れる者は多く、今もアイドル状態だが......30歳を目前に、あれこれ微妙なお年頃状態。 いつもニコニコ優しいおねーさんだが、大食いのクセに料理がからきし(毒レベル)という欠点を持つ。 両親を早くに亡くした主人公の母代わりとして溺愛していて、やたら濃密なスキンシップをしたがるが、すげなくされていつもいじけている。 主人公にとっては母親であり頼れる社員であり、初恋の人。


加齢に伴って、とか、30歳を目前に、とか、年上好きのツボを突く紹介文。
その割に、外見はあどけなさ満載の反則的なキャラクターデザイン。
サンプルボイス3番のいじけセリフは、とても三十路間近とは思えない可愛さ。

これはぜひ仲良くなってからのイチャイチャシーンが見てみたい...と思いきや、何と彼女はサブキャラ扱い。
ウソだっ!

『ハルカナソラ』(Sphere)


『ハルカナソラ』 応援中です!

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『ヨスガノソラ』のファンディスク。
以前、「なぜやひろおねーさんが攻略できないのか!」と書きましたが、それが現実のものになりました。
やさぐれおねーさん同好会として、こんな嬉しいことはありません。
姉声優・一色ヒカルおねえさんの名演技も重なって、大変味のあるおねーさんに仕上がっているようです。


『トロピカルKISS』(Twinkle)

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スロッターの皆さんならば特におなじみであろう(総裁は打ちませんが)、こうたろ氏原画のギャルゲー。
巨大リゾート施設で働くことになった主人公と、従業員のヒロインたちとのストーリー。

とはいえ、目指すは従業員ではなく、支配人の早乙女凪おねえさん(CV:七ヶ瀬輪)。


A・LO・HAの支配人であり、海人と花火の幼馴染。
抜群のプロモーションを誇り、すれ違う全ての男性の股間を刺激する罪な女である。
若くして支配人という立場に抜擢されたこともあり、仕事はバリバリこなす。
部下への面倒見も良く、意外とお茶目な面も見られる。
肉が大好物でひとりで焼肉屋に行ける強者でもある。
海人の憧れの女性であり、凪も海人を想っていたが、花火しか見ていないと思い、何も告げずに上京。
施設で再会後、あの頃、お互いが惹かれ合っていたことを知り......。


支配人というからには高嶺の花かと思えば、実は幼なじみ。
しかも、実は相思相愛だった過去があり、ハードルは高くないタイプかも。
ストーリー紹介ページでちらっと見えるバニーな衣装が似合いすぎていそうな予感。


先週のチェック漏れ。

『コミックメガストア』最新号(11月号)、音音先生の姉漫画が掲載。
弟なら誰もが一度は考えた『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の姉バージョン的タイトル。
いつも見慣れているはずのお姉ちゃんが、今日は違って見えて...と、いつにもまして姉弟感溢れる作品でございます。

音音先生の夏コミ新刊タマ姉本、とらのあなで委託頒布が開始されたそうです。
猫耳タマ姉が愛しの雄二クンとにゃんにゃんするお話。
雄二派ならば今回も是非押さえておくべき1冊です。
(詳細は音音先生のホームページで。)
キュアベリー×和希クン本『蒼色希望』も委託中!



『Sweet Home』やまぶき綾まんがタイムKRコミックス

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きららキャラット連載の『アットホーム・ロマンス』が姉4コマ西の横綱なら、『Sweet Home』はきらら連載の東の横綱。
可愛い弟を取られてなるもんですかとブラコンお姉ちゃん2人vs許嫁との骨肉の争いを描いた4コマ......は冗談で、公式の紹介に従えば、

やってきたのは前代未聞の許婚!? 幼い頃の結婚の約束を果たすために伊織の前に現れた陽向(ひなた)。 けれど陽向の前には伊織LOVEの姉二人が立ちふさがって......? 新鋭・やまぶき綾が優しく描く新世代の嫁vs小姑戦争、ついに勃発!

嫁vs小姑戦争とは少々誇張気味っぽいうたい文句ですが、まあそんな姉4コマでありまして。
実は、きらら誌は毎月買っていた訳ではないので、やっと最初から通して読めるぞぉ、と楽しみにしている1冊です。